ジョイス
ブラジル、リオデジャネイロ生まれ



1967年、リオの国際歌謡祭でシンガー・ソングライターとしてデビュー



 ブラジルに新しい音楽の風を運んだボサノヴァの発展とともに育ち、自らもアントニオ・カルロス・ジョビン、ヴィニシウスらと交流。68年、アルバム「Joyce」でデビュー。ちょうどブラジル音楽は激動期(MPB:ジョイスも含め“ボサノヴァの子供達”による他ジャンルとの融合運動への参加、トロピカリズモ<ビートルズの影響を受けた音楽>の政治への影響等を体験.)にあたり、JOYCEはMPBの中心的存在として活動を続ける



70年代前半、結婚生活に入り沈黙するが、周囲の強力なプッシュにより第一線に復帰。精力的に活動を再開



 79年に名歌手エリス・レジーナが彼女の「或る女」を歌いヒット。男性社会であった自国の音楽界に旋風を巻き起こす



80年に代表作となるアルバム「Feminina」をリリース



90年初頭になって、「Feminina」がロンドンのアシッド・ジャズ・シーンでヒットし、それを契機にJoyceの音楽が世界中に蔓延



アメリカのレーベル、ヴァーブ・フォアキャストから「Linguas&Amores」をリリース。ジャズフュージョン的なアプローチを行う



その後も精力的なリリースを行い今作は20枚目のオリジナル作品となる