1991年、ボブ・ジェームス、リー・リトナー、ハーヴィ・メイソン、ネーザン・イーストというスーパー・ミュージシャン達によって結成され、デビュー作「フォープレイ」はビルボード誌コンテンポラリー・ジャズ・チャート33週連続1位を記録。93年の「ビトゥイーン・ザ・シーツ」もチャート1位を獲得するほか、その年のグラミー賞にもノミネートされた。95年に発表した「エリクシール」は同じくコンテンポラリー・ジャズ・チャートで92週（！）連続1位にランクされ、再びグラミー賞にノミネートされた。ギタリストがリー・リトナーからラリー・カールトンに変わった4作目「4」、翌年には初のホリデイ・アルバム「スノーバウンド」、そして最新作「イエス・プリーズ」もチャート1位を獲得するなど、常にスムース・ジャズ・シーンを引っ張り続けている。
ボブ・ジェームス (key)
1939年生まれ。フュージョン系キーボード奏者としてだけでなく、作編曲者/アレンジャー/ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰサーとして第一人者。NYを拠点に活動し、すでに30余枚のアルバムをリリース、グラミー賞も受賞している。
ラリー・カールトン（g）
1948年生まれ。クルセイダーズのメンバーとして一世を風靡し、3回のグラミー賞を受賞、100枚以上のゴールド・ディスクに参加しているスーパー・ギタリスト。98年からリー・リトナーに代わってフォープレイに参加。
ネーザン・イースト（b、vo）
1955年生まれ。80年代ウエスト・コースト・ミュージック・シーンで頭角を現し、クラプトン、フィル・コリンズ、B.B.キングなどのトップ・アーチストから絶大な信頼を得ているベーシスト。最近はR＆B系アーチストの仕事も多い。
ハーヴィ・メイソン（ds）
1947年生まれ。ハービー・ハンコックのヘッドハンターズ参加で注目を浴び、西海岸フュージョン・シーンを代表するドラマー。アリスタ・レーベルにも数多くのリーダー作を残しており、映画音楽アルバムへの参加も多い。