Cake

CAKE :

Vince DiFiore - trumpet and keyboards

John McCrea - vocals, acoustic guitar

Xan McCurdy - electric guitar

Pete McNeal - drums and percussion

Gabriel Nelson - bass guitar



1991年アメリカ、カルフォルニア州サクラメント。ここで、この10年の間様々なバンドを渡り歩いたソングライター、ジョン・マクレイ(vocals/guitar)、そのマクレーに見出されたフランク・フレンチ(drums)、グレッグ・ブラウン(guitar)、ヴィンセント・ディ・フィオーレ(trumpet/vocals)、ショーン・マクフェッセル(bass)によってこのバンドは結成され、後にベーシストはガブリエル・ネルソンに代わった。1993年にシングルを出した後、セルフプロデュースのデビューアルバム「Motorcade Of Generosity」を制作し、何のディストリビューション・バックアップもないまま売っていた。その後カプリコーン・レコーズと契約、フレンチとネルソンは、トッド・ローパーとヴィクター・ダミアニとに代わった。Cakeは1995年に、「ロックンロール・ライフスタイル」によって初めてチャート入りした。その機知に富んだ「音楽業界の塹壕からの視点」によりこの曲はすぐに彼らの代名詞的存在となった。しかしこのシングルは、Butthole SurfersやBeckといったオルタナティヴ・ロックとハンク・ウイリアムズやジョージ・ジョーンズといったカントリー・クラシックを融合させた彼らのスタイルのほんの一片を見せただけにすぎなかった。セルフプロデュースのセカンドアルバム「ファッション・ナゲット」にはオリジナルに加え'Sad Songs And Waltzes' (Willie Nelson)や、'I Will Survive' (Gloria Gaynor/Donna Summer)といったカヴァーも収録している。リードシングルの「The Distance」は誌面でのレヴューやラジオでの反響も良かった。1997年半ばにはネルソンがバンドに復帰し、ダミアニと入れ代わった。1998年1月、サードアルバムの録音中にブラウンが脱退。同年9月に発売された「プロロンギング・ザ・マジック」にはこのバンド最大のヒット「ネヴァー・ゼア」が入っている。そのアルバムのリリース後、ツアーメンバーにギタリストのザン・マッカーディを迎え、今作『Confort Eagle』で正式メンバーに。レコーディング終了後トッド・ローパーが正式に脱退。ピーター・マクニールが新ドラマーとして加入。