アラバマ・シェイクスのブリタニー・ハワード、初のソロ・アルバムから第3弾シングル&映像公開。
アラバマ・シェイクスのリード・ヴォーカル/ギタリストのブリタニー・ハワード、初のソロ・アルバム『ジェイミー』が世界に先駆け日本で9月18日先行発売となる。本日、アルバムからの第3弾シングル「ヒー・ラヴス・ミー」が演奏映像とともに公開された。
この映像は、アメリカ音楽の聖地ナッシュビルにあるサウンド・エンポリアム・スタジオで撮影された。自らの体験をもとに、神の無償の愛をテーマに歌われるこの曲にはブリタニーがYouTubeで見つけたヒューストン在住のテリー・K・アンダーソン牧師による説教の一部がサンプリングされ、次元を超えた不思議な音空間が展開される。
「この曲はアルバムの中で、とても重要な意味をもっているの。神を愛し、また愛されるという事は人によってその形は様々だということを伝えたかった。姉が亡くなった時、私の家族は悲しみに打ちひしがれた。通っていた教会からも遠ざかったし、神様は私たちを傷つけ罰しようとしてるとすら思った。でも後に私は音楽の中に神を見出し、自分の声の中に神を見つけた。神様は私自身と家族にいつもプランを用意していたんだって気が付いたの。その体験をこの曲で表現しているの。神様は決して私を見捨てはしないということが最大の気づきだったから。この数年挫折した時でも神様の絶対的な愛とゆるしを私は感じていた」とブリタニーは語っている。アラバマ・シェイクスの盟友ザック・コックレルがベース、今回初共演となったネイト・スミスがドラムスで参加している。撮影監督はブリタニーの友人のダニー・クリンチ。
ブリタニーのソロ・デビューとなる本作のタイトル“ジェイミー”は、ブリタニーの姉の名前から付けられている。ピアノの手ほどきや詩の書き方を教えてくれた4歳年上だった姉ジェイミーは、病気のため13歳の若さでこの世を去った。6月25日に公開された新譜からの第1弾シングル「ヒストリー・リピーツ」のジャケット(添付写真参照)には、幼少時のブリタニーとジェイミー姉妹の写真が使われている。バンド・メンバーにはアラバマ・シェイクスの盟友ベーシスト=ザック・コックレル、現代ジャズ・シーンを牽引するロバート・グラスパーと凄腕ドラマー=ネイト・スミスという最強メンバーが名を連ねる。また、アラバマ・シェイクスのサポート鍵盤奏者ロイド・ブキャナンやポール・ホートン、ボン・イヴェールのロブ・ムース、トラック5にはノラ・ジョーンズやマデリン・ペルー、メイシオ・パーカーやジョン・スコフィールド等信頼あついキーボーディスト、ラリー・ゴールディングスが参加。ミックスは『サウンド&カラー』でグラミー賞を受賞したショーン・エヴェレットが手掛けている。
またソロ・デビューとなる新作をひっさげての北米・ヨーロッパ・ツアーがいよいよ今週末8月17日(土)から約2か月にわたって行われる。ロンドン、アムステルダム、パリ、トロント、シカゴ、ニューヨークのビーコン・シアター、ボストン、ロサンゼルス等を回り10月13日にはアトランタで開催されるアフロパンク・フェスティヴァルへの出演が発表された。未来にむかって新たな1歩を踏み出したブリタニーの心揺さぶる魂の歌唱が世界に解き放たれる。
国内盤は初回盤のみデジパック仕様となりジャケット写真(アルバム、シングル2種類、ロゴ)のステッカー封入特典付。
|商品情報|
『ジェイミー』(Jaime)
2019年9月18日国内盤先行発売
CD: SICP6199 / 定価\2400+税
<収録曲>
- ヒストリー・リピーツ (第1弾シングル公開中)
- ヒー・ラヴス・ミー(本日公開)
- ジョージア
- ステイ・ハイ(第2弾シングル公開中)
- トゥモロー
- ショート&スウィート
- 13 th センチュリー・メタル
- ベイビー
- ゴート・ヘッド
- プレゼンス
- ラン・トゥ・ミー
◎『ジェイミー』試聴・購入はこちら
第1弾シングル「ヒストリー・リピーツ」公開中
第2弾シングル「ステイ・ハイ」 7/16公開