ボブ・ディラン、未発表音源371曲収録の39枚組ボックス・セット『ローリング・サンダー・レヴュー:1976年の記録』本日発売。作品解説動画も公開

ボブ・ディラン伝説のツアー「ローリング・サンダー・レヴュー」。1976年に行われたツアー第二期の現存するライヴ音源を集大成した39枚組CDボックス・セット『ローリング・サンダー・レヴュー:1976年の記録』が、本日11月6日に全世界同時発売された。発売にあわせて、作品解説動画も公開されている。
●『ローリング・サンダー・レヴュー:1976年の記録』作品解説動画
動画ナレーション日本語訳
「1975年、ボブ・ディランはそれまでの自身のツアーとは一線を画す実験的なツアー〈ローリング・サンダー・レヴュー〉をスタートさせる。アルバム『欲望(Desire)』の発売から3か月後、第2弾となるツアーはフロリダからユタへ。38日間にわたり、ディランはジョーン・バエズ、ミック・ロンソン、T・ボーン・バーネットらとともにアメリカ南部から西部を巡り、キャリアを代表する数々の名演を生み出した。
そして1976年5月23日、コロラド州立大学ヒューズ・スタジアム公演(フォートコリンズ公演)でツアーはクライマックスを迎える。この日の模様は映像に収められ、後に伝説的なテレビ特番『激しい雨(Hard Rain)』として世に送り出されることとなった。
音楽ジャーナリストのミカル・ギルモアは、『激しい雨(Hard Rain)』での「愚かな風(Idiot Wind)」のパフォーマンスを、「ディランがカメラの前で繰り広げたパフォーマンスの中でも、最も凄絶で、最も素晴らしいもののひとつ」と評している。
『ローリング・サンダー・レヴュー:1976年の記録』39枚組CDボックス・セットは11月6日発売。さらに、フォートワース公演完全版を収録した3枚組LP/2枚組CD『ライヴ・アット・フォートワース 1976』も単独発売される(2枚組CDは12月18日発売)。ローリング・サンダー・レヴューの軌跡を収めた決定版コレクションを、ぜひ体験してほしい。」
各国メディアからも絶賛の声が寄せられている。
<MOJO>
「膨大なスケールのボックス・セットであり、その中に収められたステージ演奏は驚異的だ。本作は、一部のディラン・ファンから過小評価されてきたこのツアーの真価を力強く証明している。」
<UNCUT>
「ディランは1975年の魔法を再現しようと試み、その結果としてまったく異なる種類の稲妻を封じ込めることに成功した。このボックスは単に半世紀前のツアーを記録した作品ではない。ひとつの完全な冒険そのものなのだ。」
★★★★☆(9/10)
<LOUDER>
「途方もないスケールの作品だ。世界中のディラン・ファンがこの発売を待ち望んでいたと言っても、なお控えめな表現だろう。ディラン自らが率いる“旅する音楽サーカス”の、荒々しくも輝かしい姿を捉えた素晴らしいライヴ・コレクションである。」
★★★★★
ローリング・サンダー・レヴューは1975年と1976年の二期にわたって行われ、1976年4月18日のフロリダ州レイクランド公演(Disc 1)から5月25日のユタ州ソルトレイクシティ公演(本ボックス未収録)まで、22都市・全27公演が開催された。
『ローリング・サンダー・レヴュー:1976年の記録』には、現存する1976年ツアーのライヴ音源をすべて収録。CD39枚組、全381トラックのうち371曲が未発表音源となるほか、貴重な写真を掲載した40ページのオリジナル・ブックレットを同梱した輸入盤国内仕様、音楽ジャーナリストのマイケル・ギルモアによる英文ライナーノーツの完全翻訳(翻訳:菅野ヘッケル)、萩原健太による全曲解説、中川五郎による歌詞・対訳を収録した日本版ブックレットを付属する。
*詳細はこちらの特設サイトで: https://www.110107.com/dylan_RTR_1976
●『ローリング・サンダー・レヴュー:1976年の記録』開封動画
また、オリジナル・マルチトラック・テープから新たにリミックスされた1976年5月16日のテキサス州フォートワース公演の完全版を収録した2枚組CD『ライヴ・アット・フォートワース 1976』が、12月18日に単独発売されることも決定している。日本盤のみ高品質Blu-spec CD2仕様で、解説・歌詞・対訳付。
*詳細はこちらの特設サイトで:https://www.110107.com/dylan_Fortworth_1976
●「ゴーイング・ゴーイング・ゴーン」(1976年5月16日フォートワース公演)
さらに、テレビ特番『激しい雨(Hard Rain)』が収録された、1976年5月23日のコロラド州フォートコリンズ公演(コロラド州立大学ヒューズ・スタジアム)の完全版ライヴ音源が、『The Rolling Thunder Revue 1976: Fort Collins Colorado, May 23rd』として配信中。
*ストリーミング再生・ダウンロード購入はこちら: https://BobDylanJP.lnk.to/TRTR1976FortCollins
●「愚かな風」 (1976年5月23日フォートコリンズ公演)
ボブ・ディランのキャリアの中でも特に伝説的な時期を象徴するツアーとして知られるローリング・サンダー・レヴュー。第1期の祝祭的な雰囲気から一転し、第2期ではより緊張感に満ちたステージへと変貌を遂げた。ディランは楽曲を大胆に再構築し、ときには歌詞の変更も交えながら既存曲に新たな生命を吹き込み、その表現はツアーを重ねるごとに激しさを増していく。情念を燃やすような歌唱と迫力あふれる演奏によって生み出されたパフォーマンスは、1970年代ディランの創造力が頂点に達した瞬間を克明に記録している。34歳のディランが見せた比類なき表現力と、その時代の熱気を体感できる決定的なアーカイヴといえるだろう。
ツアーに参加したT・ボーン・バーネットは当時をこう振り返っている。
「ローリング・サンダー・レヴューは全米初のパンク・ロック・ツアーだったのだろう。このツアーが、ザ・クラッシュ、エルヴィス・コステロ、ザ・ラモーンズ、セックス・ピストルズなど、次々と現れる新しい音楽の激しい爆発へとつながる扉を開いたのだ。ディランはまたしても成し遂げた。彼は、他の誰にも見えない扉、人々が壁だと思っている場所にある扉を見つけてくぐり抜けるのが得意なのだ」
なお、ボブ・ディランは11月4日、バチカンでローマ教皇レオ14世と面会したことでも話題を集めた。会見ではディランが自伝『Chronicles: Volume One』を贈呈し、教皇からはロザリオが贈られている。
プロダクツ概要
<39枚組CD BOX>
ボブ・ディラン『ローリング・サンダー・レヴュー:1976年の記録』
BOB DYLAN / The Rolling Thunder Revue: The 1976 Live Recordings

2026年11月6日発売
完全生産限定盤(輸入盤国内仕様) ★SICP 6826~64 (CD39枚組) ★定価\33,000(税抜価格\30,000) ★解説:マイケル・ギルモア、萩原健太 解説翻訳:菅野ヘッケル ★歌詞・対訳:中川五郎
*39CD全収録曲他詳細はこちら: https://www.110107.com/dylan_RTR_1976
試聴・ご予約はこちら: https://bobdylanjp.lnk.to/TRTR1976CD
<2枚組CD>
●ボブ・ディラン 『ライヴ・アット・フォートワース 1976』
Bob Dylan / The Rolling Thunder Review 1976: Fort Worth Texas, May 16th

2026年12月18日発売 ★SICP-31894〜5(2枚組CD) ★日本盤のみ高品質Blu-spec CD2 ★定価\3,960(税抜価格¥3,600) ★解説・歌詞・対訳付
*2CD全収録曲他詳細はこちら:https://www.110107.com/dylan_Fortworth_1976
試聴・ご予約はこちら: https://bobdylanjp.lnk.to/TRTR1976FortWorth2CDVer
<デジタル配信>
●Bob Dylan『The Rolling Thunder Revue 1976: Fort Collins Colorado, May 23rd』
2026年10月30日発売 ★デジタル配信
*全収録曲他詳細はこちら:https://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/588118
*ストリーミング再生・ダウンロード購入はこちら:https://BobDylanJP.lnk.to/TRTR1976FortCollins