ボブ・ディラン 2014年4月9日Zepp DiverCity第8夜ライヴレポート by菅野ヘッケル
2014.04.10
INFO
菅野ヘッケルさんからの昨日の4/9東京第8夜ライヴレポートです!!
【ボブ・ディラン、2014年4月9日Zepp DiverCity8日目ライヴ・レポート】
ボブ・ディラン
2014年4月9日
Zepp DiverCity
会場の明かりが消え、7時3分チャイムが2回鳴ると同時にスチュがアコースティックギターで弾くいつものリフが流れはじめる。暗闇のステージにバンドメンバー、最後にボブが現れ所定の位置に着く。頭上の照明が点灯され、ドラムがビートを叩き出す。1曲目「シングス・ハヴ・チェンジド」がスタートした。バンドは黒いスーツ、ボブはズボンの両サイドに刺繍の入った白のカントリースーツ、帽子をかぶっている。やや落ち着かない様子で、客席に視線を送る。ジェットコースターライドのようだった昨夜の混乱から一夜明けた今夜は、落ち着いた雰囲気ではじまった。ボブはアップシングを取り入れながら、ていねいに、やさしく歌う。ビシッとシャープなエンディングが決まっている。今夜も「シー・ビロングズ・トゥ・ミー」で途中にハーモニカ・ブレークを取り入れる。アップシングと対比する低音が、今夜はとくにいいようだ。「ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシン」ではジョージがときおりダブルビートを効果的に叩き出し、チャーリーが切ないメロディのリードを弾く。ボブの心を込めたやさしいヴォーカル・デリヴァリーは変らない。今夜はテンダー・ヴォーカル・ナイトなのかな?
「ホワット・グッド・アム・アイ」で確信した。ニュアンス豊かに、魅力的な低音を聞かせてくれる。マイクスタンドを右手で持って歌うボブは、熟練した最高のヴォーカリストだ。曲の終わりはハーモニカで締める。「ウィティング・フォー・ユー」でも別れた恋人を待ちわびる苦しみや切なさが切々と伝わってくる。ムードは一変して軽快なジャズナンバーのような「デュケーン・ホイッスル」に移る。トニーがスタンドアップベースで刻むリズムが列車を一定のスピードで走らせているようだ。数年前までのコンサートの定番曲だった「サマー・デイズ」とおなじように軽やかなジャムが繰り広げられる。
「ペイ・イン・ブラッド」はプロテストソングなのか? 「わたしは血で支払う/でもわたしの血ではない」いったい、だれを責めているんだろう。それにしても、強い決意が伝わってくる。ギャング団に狙われたような、怖さを感じるのはぼくだけか。歌詞の一部が書き換えられたこの歌を歌うボブは、わずかにヘッドバンギングをするように見える。熱心なファン以外の人は、続く代表曲「ブルーにこんがらがって」の登場にほっとするかもしれない。今夜は長めのハーモニカのイントロではじまり、歌の出だしからボブは完璧なヴォーカルで歌いだす。ボブのタイミングの取り方とリズム感は、だれにも真似することはできない。まして代表曲だから、歌詞を覚えているからといって、いっしょに歌うなんてとうてい無理だ。1部の最後「ラヴ・シック」でボブはステージ中央に立ち、ハンドマイクでポーズを決めまくりながら歌う。「きみといっしょにいられるというのなら/わたしは何もかも投げ出してしまうよ」長く引き延ばしたヴォーカルで1部が終わった。
「アリガトウ。サンキュー、すこしの間いなくなるよ。すぐに戻ってくる」休憩を告げるとき、3日前から日本語で「アリガトウ」と言いはじめた。日本が好きだと言われているボブの、精一杯のファン・サービスなんだろう。
2部もチャイムが鳴り、スチュがエレクトリックギターで弾くリフに続けて「ハイ・ウォーター」ではじまった。今夜も帽子を脱いできた。絶え間なく響くバンジョーに乗せて、ボブは語るように歌う。この歌には「チャーリー・パットンに捧げる」というサブタイトルがついている。1920、30年代に活躍したキング・オブ・デルタ・ブルースと称されたブルースマンだ。次はハーモニカのイントロで「運命のひとひねり」がはじまる。今夜はじつに低音が魅力的に聞こえる夜だ。ときおりアップシングを取り入れ、すばらしいハーモニカも聞かせてくれたこの歌を聞きながら、説得力あふれるボブのパフォーマンスに酔いしれる。ぼくは今夜をテンダー・ヴォーカル・ナイトと決定した。
ヘヴィーなブルース「アーリー・ローマン・キング」でボブがピアノで得意の3連音のリフを叩き出す。やさしさから激しさまで、充実したパフォーマンスが持続する。テンダー・ヴォーカル・ナイトの頂点が「フォーゲットフル・ハート」で訪れた。いつも以上にボブのヴォーカルがオンに聞こえる。バランスを調整したのかな? 細部にいたるまで、細かいニュアンスを込めて歌う。ことばがすべて明瞭に聞き手に伝わる。ハーモニカが嘆きの調べを奏でる。まるで部屋のそばで歌ってくれているような錯覚におちいった。すばらしい。
一変して軽快なジャズナンバーのような「スピリット・オン・ザ・ウォーター」では、例のダミ声も交えて歌う。最後に「わたしたちはとんでもなく素晴らしい時をいっしょに過ごせるよ」とボブが歌う。その通り。観客が賛同の歓声を上げる。感動の夜は続く。大好きな「スカーレット・タウン」がはじまる。ハンドマイクで歌うボブは、セクシーだ。右手でマイクスタンドを握り、左手を曲げて腰に当ててポーズを決める。チャーリーが絶妙なギターを弾く。どこにあるのか定かではないが、世界の七不思議が集まるスカーレット・タウンに終末が迫りくる。ストーリーテラーのボブに引き込まれる。
甘いポップスの調べに乗せて「スーン・アフター・ミッドナイト」が歌われるが、真夜中を過ぎたばかり、殺人事件は起きたのだろうか? 謎の残る歌だ。2部を締めくくるのは定番曲となった「ロング・アンド・ウェイステッド・イヤーズ」。ようやく一般的な明るさに照らされたステージで、ボブが短い9小節に乗せて吠えるようにことばを吐き出す。
「シェキナベイビー、ツイスト・アンド・シャウト。何のことだかわかるだろう」ボブが吠える。観客が大歓声で応える。最後は、「どうだ」とドヤ顔を決め込んで終わる。
アンコールはいつもとおなじ。今夜は「見張り塔からずっと」ですばらしいピアノを聞かせてくれた。静から動へ一気に盛り上げていくアレンジも決まっている。1974年1月3日、ザ・バンドをバックにライヴ演奏して以来、この歌は2200回以上ライヴで歌われている。ボブのコンサートに欠かせない歌だが、決してマンネリにおちいることはない。ツアーごとにアレンジが変わり、パフォーマンスも変る。だから、何回、何十回と聞いても飽きることはない。聞くたびに新鮮な魅力を感じる。ボブのコンサートはレコードで慣れ親しんだ歌を聞きに行くのではない。その場。その瞬間にボブが創り出すパフォーマンスを見に行くのだ、とぼくは思っている。たまたま、知っている歌が歌われる夜があるかもしれない。逆に曲名さえも思い出せない夜があるかもしれない。ノスタルジーを確認するのではなく、その瞬間に生まれる作品を、あるいは芸術空間を共有するのだ。最後は「風に吹かれて」。アップシングを取り入れ、「ブローイン・イーーーーン・ザ・ウィンド」と引き延ばして歌う。観客も満足感で笑顔を浮かべているように見える。
最後は整列でコンサートが終わる。以前はジョージを除いた全員が横一列に整然と並んだが、最近はややバラバラになっている。ボブは観客の反応を確かめるべく、視線を送る。やがて最前列のファンが差し出す花束を見つけると、前に出て受け取った。めずらしい光景が、日本ツアーで見られる。ボブも気分よくコンサートを終えた満足感に浸っているのだろうか。こうして4夜連続の過密スケジュールの3日目が終わった。明日は9回連続公演という新記録を打ち立てた東京公演の最終日だ。ますます期待が高まる。(菅野ヘッケル)
Bob Dylan
April 9, 2014
Zepp DiverCity
1.Things Have Changed シングス・ハヴ・チェンジド
(『Wonder Boys"(OST)』 2001/『DYLAN(2007)』他)
2.She Belongs to Me シー・ビロングズ・トゥ・ミー
(『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム/Bringing It All Back Home』 1965)
3.Beyond Here Lies Nothin' ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング
(『トゥゲザー・スルー・ライフ/Together Through Life』2009)
4.What Good Am I? ホワット・グッド・アム・アイ?
(『オー・マーシー/Oh Mercy』1989) ...
5.Waiting for you
(『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 Divine Secrets of the Ya-Ya Sisterhood)
6.Duquesne Whistle デューケイン・ホイッスル
(『テンペスト/Tempest』 2012)
7.Pay in Blood ペイ・イン・ブラッド
(『テンペスト/Tempest』 2012)
8.Tangled Up in Blue ブルーにこんがらがって
(『血の轍/Blood on the Tracks』1975)
9.Love Sick ラヴ・シック
(『タイム・アウト・オブ・マインド/Time Out of Mind』 1997)
休憩
10.High Water (For Charley Patton) ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パットン) (『ラヴ・アンド・セフト/Love and Theft』2001)
11.Simple Twist of Fate 運命のひとひねり
(『血の轍/Blood on the Tracks』1975)
12.Early Roman Kings アーリー・ローマン・キングズ
(『テンペスト/Tempest』 2012)
13.Forgetful Heart フォゲットフル・ハート
(『トゥゲザー・スルー・ライフ/Together Through Life』2009)
14.Spirit on the Water スピリット・オン・ザ・ウォーター
(『モダン・タイムス/Modern Times』2006)
15.Scarlet Town スカーレット・タウン
(『テンペスト/Tempest』 2012)
16.Soon after Midnight スーン・アフター・ミッドナイト
(『テンペスト/Tempest』 2012)
17.Long and Wasted Years ロング・アンド・ウェイステッド・イヤーズ
(『テンペスト/Tempest』 2012)
Encore:
18.All Along the Watchtower 見張塔からずっと
(『ジョン・ウェズリー・ハーディング/John Wesley Harding』1967年)
19.Blowin in the wind/風に吹かれて
(『フリーホイーリン・ボブ・ディラン
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【ボブ・ディラン、2014年4月9日Zepp DiverCity8日目ライヴ・レポート】
ボブ・ディラン
2014年4月9日
Zepp DiverCity
会場の明かりが消え、7時3分チャイムが2回鳴ると同時にスチュがアコースティックギターで弾くいつものリフが流れはじめる。暗闇のステージにバンドメンバー、最後にボブが現れ所定の位置に着く。頭上の照明が点灯され、ドラムがビートを叩き出す。1曲目「シングス・ハヴ・チェンジド」がスタートした。バンドは黒いスーツ、ボブはズボンの両サイドに刺繍の入った白のカントリースーツ、帽子をかぶっている。やや落ち着かない様子で、客席に視線を送る。ジェットコースターライドのようだった昨夜の混乱から一夜明けた今夜は、落ち着いた雰囲気ではじまった。ボブはアップシングを取り入れながら、ていねいに、やさしく歌う。ビシッとシャープなエンディングが決まっている。今夜も「シー・ビロングズ・トゥ・ミー」で途中にハーモニカ・ブレークを取り入れる。アップシングと対比する低音が、今夜はとくにいいようだ。「ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシン」ではジョージがときおりダブルビートを効果的に叩き出し、チャーリーが切ないメロディのリードを弾く。ボブの心を込めたやさしいヴォーカル・デリヴァリーは変らない。今夜はテンダー・ヴォーカル・ナイトなのかな?
「ホワット・グッド・アム・アイ」で確信した。ニュアンス豊かに、魅力的な低音を聞かせてくれる。マイクスタンドを右手で持って歌うボブは、熟練した最高のヴォーカリストだ。曲の終わりはハーモニカで締める。「ウィティング・フォー・ユー」でも別れた恋人を待ちわびる苦しみや切なさが切々と伝わってくる。ムードは一変して軽快なジャズナンバーのような「デュケーン・ホイッスル」に移る。トニーがスタンドアップベースで刻むリズムが列車を一定のスピードで走らせているようだ。数年前までのコンサートの定番曲だった「サマー・デイズ」とおなじように軽やかなジャムが繰り広げられる。
「ペイ・イン・ブラッド」はプロテストソングなのか? 「わたしは血で支払う/でもわたしの血ではない」いったい、だれを責めているんだろう。それにしても、強い決意が伝わってくる。ギャング団に狙われたような、怖さを感じるのはぼくだけか。歌詞の一部が書き換えられたこの歌を歌うボブは、わずかにヘッドバンギングをするように見える。熱心なファン以外の人は、続く代表曲「ブルーにこんがらがって」の登場にほっとするかもしれない。今夜は長めのハーモニカのイントロではじまり、歌の出だしからボブは完璧なヴォーカルで歌いだす。ボブのタイミングの取り方とリズム感は、だれにも真似することはできない。まして代表曲だから、歌詞を覚えているからといって、いっしょに歌うなんてとうてい無理だ。1部の最後「ラヴ・シック」でボブはステージ中央に立ち、ハンドマイクでポーズを決めまくりながら歌う。「きみといっしょにいられるというのなら/わたしは何もかも投げ出してしまうよ」長く引き延ばしたヴォーカルで1部が終わった。
「アリガトウ。サンキュー、すこしの間いなくなるよ。すぐに戻ってくる」休憩を告げるとき、3日前から日本語で「アリガトウ」と言いはじめた。日本が好きだと言われているボブの、精一杯のファン・サービスなんだろう。
2部もチャイムが鳴り、スチュがエレクトリックギターで弾くリフに続けて「ハイ・ウォーター」ではじまった。今夜も帽子を脱いできた。絶え間なく響くバンジョーに乗せて、ボブは語るように歌う。この歌には「チャーリー・パットンに捧げる」というサブタイトルがついている。1920、30年代に活躍したキング・オブ・デルタ・ブルースと称されたブルースマンだ。次はハーモニカのイントロで「運命のひとひねり」がはじまる。今夜はじつに低音が魅力的に聞こえる夜だ。ときおりアップシングを取り入れ、すばらしいハーモニカも聞かせてくれたこの歌を聞きながら、説得力あふれるボブのパフォーマンスに酔いしれる。ぼくは今夜をテンダー・ヴォーカル・ナイトと決定した。
ヘヴィーなブルース「アーリー・ローマン・キング」でボブがピアノで得意の3連音のリフを叩き出す。やさしさから激しさまで、充実したパフォーマンスが持続する。テンダー・ヴォーカル・ナイトの頂点が「フォーゲットフル・ハート」で訪れた。いつも以上にボブのヴォーカルがオンに聞こえる。バランスを調整したのかな? 細部にいたるまで、細かいニュアンスを込めて歌う。ことばがすべて明瞭に聞き手に伝わる。ハーモニカが嘆きの調べを奏でる。まるで部屋のそばで歌ってくれているような錯覚におちいった。すばらしい。
一変して軽快なジャズナンバーのような「スピリット・オン・ザ・ウォーター」では、例のダミ声も交えて歌う。最後に「わたしたちはとんでもなく素晴らしい時をいっしょに過ごせるよ」とボブが歌う。その通り。観客が賛同の歓声を上げる。感動の夜は続く。大好きな「スカーレット・タウン」がはじまる。ハンドマイクで歌うボブは、セクシーだ。右手でマイクスタンドを握り、左手を曲げて腰に当ててポーズを決める。チャーリーが絶妙なギターを弾く。どこにあるのか定かではないが、世界の七不思議が集まるスカーレット・タウンに終末が迫りくる。ストーリーテラーのボブに引き込まれる。
甘いポップスの調べに乗せて「スーン・アフター・ミッドナイト」が歌われるが、真夜中を過ぎたばかり、殺人事件は起きたのだろうか? 謎の残る歌だ。2部を締めくくるのは定番曲となった「ロング・アンド・ウェイステッド・イヤーズ」。ようやく一般的な明るさに照らされたステージで、ボブが短い9小節に乗せて吠えるようにことばを吐き出す。
「シェキナベイビー、ツイスト・アンド・シャウト。何のことだかわかるだろう」ボブが吠える。観客が大歓声で応える。最後は、「どうだ」とドヤ顔を決め込んで終わる。
アンコールはいつもとおなじ。今夜は「見張り塔からずっと」ですばらしいピアノを聞かせてくれた。静から動へ一気に盛り上げていくアレンジも決まっている。1974年1月3日、ザ・バンドをバックにライヴ演奏して以来、この歌は2200回以上ライヴで歌われている。ボブのコンサートに欠かせない歌だが、決してマンネリにおちいることはない。ツアーごとにアレンジが変わり、パフォーマンスも変る。だから、何回、何十回と聞いても飽きることはない。聞くたびに新鮮な魅力を感じる。ボブのコンサートはレコードで慣れ親しんだ歌を聞きに行くのではない。その場。その瞬間にボブが創り出すパフォーマンスを見に行くのだ、とぼくは思っている。たまたま、知っている歌が歌われる夜があるかもしれない。逆に曲名さえも思い出せない夜があるかもしれない。ノスタルジーを確認するのではなく、その瞬間に生まれる作品を、あるいは芸術空間を共有するのだ。最後は「風に吹かれて」。アップシングを取り入れ、「ブローイン・イーーーーン・ザ・ウィンド」と引き延ばして歌う。観客も満足感で笑顔を浮かべているように見える。
最後は整列でコンサートが終わる。以前はジョージを除いた全員が横一列に整然と並んだが、最近はややバラバラになっている。ボブは観客の反応を確かめるべく、視線を送る。やがて最前列のファンが差し出す花束を見つけると、前に出て受け取った。めずらしい光景が、日本ツアーで見られる。ボブも気分よくコンサートを終えた満足感に浸っているのだろうか。こうして4夜連続の過密スケジュールの3日目が終わった。明日は9回連続公演という新記録を打ち立てた東京公演の最終日だ。ますます期待が高まる。(菅野ヘッケル)
Bob Dylan
April 9, 2014
Zepp DiverCity
1.Things Have Changed シングス・ハヴ・チェンジド
(『Wonder Boys"(OST)』 2001/『DYLAN(2007)』他)
2.She Belongs to Me シー・ビロングズ・トゥ・ミー
(『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム/Bringing It All Back Home』 1965)
3.Beyond Here Lies Nothin' ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング
(『トゥゲザー・スルー・ライフ/Together Through Life』2009)
4.What Good Am I? ホワット・グッド・アム・アイ?
(『オー・マーシー/Oh Mercy』1989) ...
5.Waiting for you
(『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 Divine Secrets of the Ya-Ya Sisterhood)
6.Duquesne Whistle デューケイン・ホイッスル
(『テンペスト/Tempest』 2012)
7.Pay in Blood ペイ・イン・ブラッド
(『テンペスト/Tempest』 2012)
8.Tangled Up in Blue ブルーにこんがらがって
(『血の轍/Blood on the Tracks』1975)
9.Love Sick ラヴ・シック
(『タイム・アウト・オブ・マインド/Time Out of Mind』 1997)
休憩
10.High Water (For Charley Patton) ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パットン) (『ラヴ・アンド・セフト/Love and Theft』2001)
11.Simple Twist of Fate 運命のひとひねり
(『血の轍/Blood on the Tracks』1975)
12.Early Roman Kings アーリー・ローマン・キングズ
(『テンペスト/Tempest』 2012)
13.Forgetful Heart フォゲットフル・ハート
(『トゥゲザー・スルー・ライフ/Together Through Life』2009)
14.Spirit on the Water スピリット・オン・ザ・ウォーター
(『モダン・タイムス/Modern Times』2006)
15.Scarlet Town スカーレット・タウン
(『テンペスト/Tempest』 2012)
16.Soon after Midnight スーン・アフター・ミッドナイト
(『テンペスト/Tempest』 2012)
17.Long and Wasted Years ロング・アンド・ウェイステッド・イヤーズ
(『テンペスト/Tempest』 2012)
Encore:
18.All Along the Watchtower 見張塔からずっと
(『ジョン・ウェズリー・ハーディング/John Wesley Harding』1967年)
19.Blowin in the wind/風に吹かれて
(『フリーホイーリン・ボブ・ディラン
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