『ピアノ・マン』 リリース50周年&来日記念。
超希少“4chサラウンド・ミックス”を世界初収録したSACDマルチ・ハイブリッド盤に、世界初CD化音源と世界初DVD化映像多数収録のボーナス・ディスク2枚を追加した、
日本独自企画の豪華3枚組 『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』 が、本日2月28日(水)発売!
先日1月24日(水)に16年振り、一夜限りの東京ドーム公演を行ったビリー・ジョエル。2月1日には17年ぶりとなる新曲 「ターン・ザ・ライツ・バック・オン」 を発表、同じ週の現地時間2月4日には第66回グラミー賞授賞式に出演して新曲を生披露するなど、来日公演の余韻と共に大きな話題を振りまいている。
『ピアノ・マン』 リリース 50周年と来日を記念して、超希少“4chサラウンド・ミックス”を世界初収録したSACDマルチ・ハイブリッド盤に、世界初CD化音源と世界初DVD化映像を多数収録のボーナス・ディスク2枚を追加した、日本独自企画の3枚組 『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』 (SACD+CD+DVD) が、本日2月28日(水)に発売となった。
ビリー・ジョエルの<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様> が登場するのは、『ストレンジャー 40周年記念デラックス・エディション』、『ニューヨーク52番街 40周年記念デラックス・エディション』 (共に2018年リリース) に次いで3タイトル目となる。
『ピアノ・マン』 は、1973年11月9日にリリースされた、ビリーのプレイ・スタイルの挨拶であり、象徴でもあり、そのまま代名詞にもなった重要な出世作。自らを取り巻く世界へのパーソナルな想いを、複雑に、繊細に、同時にたっぷりのウィットとユーモアを交えて描き出した詞世界、リズミカルにメロディーを紡ぐ鍵盤と変幻自在に弾ける歌声、そしてそれを支える豪華ミュージシャン陣による西海岸サウンドのセンティメントと、聴きどころ満載のソロ2作目アルバムだ。
豪華3枚組となった今回のデラックス・エディションのDISC 1(SACDマルチ4chハイブリッド盤)では、1974年に発表された幻のクアドラフォニック(4ch)・ミックスを世界で初めてSACD化。更に通常のステレオ・ミックスも2023年最新DSDマスタリングにてSACD層とCD層に収録してある。
DISC 2(高品質Blu-Spec CD2仕様)には 『ピアノ・マン』 期のデモ音源やライヴ音源など、可能な限りの 『ピアノ・マン』 に関連する音源を最新リマスターで収録(16曲中7曲が世界初CD化)。『MY LIVES』 のiTunes版のみでリリースされていた 「ジョセフィン/Josephine (Demo)」 と 「さよなら、アイク牧師/So Long, Reverend Ike」 、そして2021年にリリースされたアナログ盤ボックス・セット 『The Vinyl Collection, Vol. 1』 (輸入盤のみ)で初登場した未発表ライヴ盤 『Live at The Great American Music Hall 1975』 からの5曲を加えた7曲が、このたび世界初CD化が実現した貴重な音源だ。
DISC 3 (DVD) にも 『ピアノ・マン』 に関連する貴重な映像が盛り沢山だ(11曲中8曲が世界初DVD化)。1974年に撮影されたオリジナルの 「ピアノ・マン」 MVのほか、1977年に当時VHSでリリースされたビリー初の映像作品 『BILLY JOEL TONIGHT』 からの4曲など、充実の内容。ファミリー・プロダクション時代の1971年に撮影された最初期のレアな 「エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ」 のボーナス収録も今回実現している。
その他盛りだくさんの収録内容に加えて、50年前にUSメディア向けに配布されたプレス・キット復刻レプリカや 「ピアノ・マン」 日本盤7インチ・シングル・ジャケットの復刻レプリカといった貴重なメモラビリアも多数封入されているのも嬉しい。
クアドラフォニック (4ch) ・ミックスについて
~The Quadraphonic Mix sounds like a carnival!(まるでカーニバルのようなサウンド!)~
世界初のSACD化が実現したクアドラフォニック・ミックスが放つサウンドを言葉で表すと、この 「ピアノ・マン」 の一節を借りた表現がまさにピッタリだろう。通常のステレオ・ミックスの制限から解き放たれた音の一つ一つが各々の主張の場を与えられて、前後4つのスピーカーを舞台に、いい意味で暴れまくっている。その華やかな音像はまさにカーニバル状態。ただでさえ壮大だったオーケストレーションがさらに迫力を増した 「さすらいのビリー・ザ・キッド」、教会音楽風の厳かなキーボード・サウンドがスケールアップして鳴り響く 「キャプテン・ジャック」、3本のアコースティック・ギターによるアルペジオの波に包まれる 「僕の故郷」、ドラムを強調したミックスでロックな一面を覗かせる 「ピアノ・マン」 などなど、全曲の一秒一秒が聴きどころと断言できるほど、リスナーを異次元のサウンド体験に誘ってくれる。こんなに凄い“音のお宝”が50年近くも埋もれていたとは、ただただ驚きの一言に尽きる。ビリー・ジョエル・ファンにとっては、ツタンカーメンの黄金マスクの発掘に値するほどの歴史的事件である。
(デラックス・エディション:最新ライナーノーツより抜粋)
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』 【3枚組:SACD+CD+DVD】 は、本日2月28日(水)発売。
なお、半世紀に及ぶキャリアを各年代の名演で一望できる、まさに文字通りライヴ版 “ビリー・ザ・ベスト” ともいうべき最新作 『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!』 が現在絶賛発売/配信中。本作で先日開催された来日公演の余韻に浸りたい。
最新リリース情報
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』(3枚組:SACD+CD+DVD)【完全生産限定盤】
SICP10151-4 税込¥6,600(税抜¥6,000)
DISC1 (SACD)|『ピアノ・マン』 オリジナル・アルバム 【SACDマルチ4chハイブリッド・ディスク仕様】
▶SACD層 (全10曲) Multi 4ch|Stereo 2ch
4chミックス世界初SACD化 2023年DSDマスタリング(クアドラフォニックLP 4chミックス・マスターより)
▶CD層 (全10曲) Stereo 2ch 2023年DSDマスタリング
01. 流れ者の祈り
02. ピアノ・マン
03. 悪くはないさ
04. 僕の故郷
05. さすらいのビリー・ザ・キッド
06. 陽気な放浪者
07. ネバダ・コネクション
08. 愛する言葉に託して
09. 小雨降るパリ
10. キャプテン・ジャック
DISC2 (CD)|レア・トラックス(ライヴ&デモ) 【高品質Blu-spec CD2仕様】
全16曲(うち7曲が世界初CD化)2023年デジタル・リマスター
01. ピアノ・マン(シングル・エディット)
02. 流れ者の祈り(ライヴ - 1972)
03. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1972)
04. キャプテン・ジャック(ライヴ - 1972)
05. ジョセフィン(デモ - 1972)★
06. オイスター・ベイ(デモ - 1973)
07. ピアノ・マン(デモ – 1973)
08. ザ・ジークフリード・ライン(デモ - 1973)
09. ニュー・メキシコ(デモ - 1973)
10. クロス・トゥ・ベアー(デモ - 1974)
11. さよなら、アイク牧師 ★
12. 小雨降るパリ(ライヴ - 1975)★
13. 僕の故郷(ライヴ - 1975)★
14. 流れ者の祈り(ライヴ - 1975)★
15. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1975)★
16. 悪くはないさ(ライヴ - 1975)★
M2, 3, 4:Live At Sigma Sound Studios, April 15, 1972,
WMMR Radio, Philadelphia, PA
M12, 13, 14, 15:Live at the Great American Music Hall, 1975
★世界初CD化
DISC3 (DVD)|レア・ビデオズ
全11曲(うち8曲が世界初DVD化)
01. ピアノ・マン(1973 オリジナル・ミュージック・ビデオ)●
02. ピアノ・マン(オフィシャル・ミュージック・ビデオ)
03. ピアノ・マン(ライヴ - 1976)●
04. 僕の故郷(ライヴ - 1976)●
05. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1976)●
06. キャプテン・ジャック(ライヴ - 1976)●
07. 悪くはないさ(ライヴ・フロム・オールド・グレイ・ホイッスル・テスト1978)
08. 僕の故郷(ライヴ・アット・スパークス1981)●
09. ピアノ・マン(ライヴ・フロム・ロング・アイランド:ナッソー・コロシアム 1982)●
10. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ・フロム “リヴァー・オブ・ドリームス” ツアー 1994)
11. エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ(オフィシャル・ビデオ 1971)bonus feature ●
M3, 4, 5, 6:Live from ”Billy Joel Tonight” - Connecticut 1976
●世界初DVD化
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豪華仕様と封入特典
■US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのアートワークを初復刻した7インチ紙ジャケット
■US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのゴールド・レーベルを再現
■1973年アルバム発売時に米コロムビア・レコードが作成したメディア配布用プレス・キットを復刻(リサイズ)
■オリジナルLP(US初版)内袋復刻
■日本盤LPの初版帯を含む4種の帯を復刻(リサイズ)
■日本盤LP初版封入の2つ折りブックレット(リサイズ)
■「ピアノ・マン」 日本盤7インチ・シングル・ジャケット復刻(実寸大)
■『ピアノ・マン』 レガシー・エディション(2011年)カラー24Pブックレット
■モノクロ日本語ブックレット
●2024年新規ライナーノーツ
●2021年のビリー本人による 『ピアノ・マン』 セルフ・ライナーノーツ翻訳
●2011年レガシー・エディション・ブックレット翻訳
●1973年USプレス・キット翻訳
●1973年日本盤初回発売時ライナーノーツ
●歌詞・対訳
関連リリース情報
「ターン・ザ・ライツ・バック・オン|Turn The Lights Back On」 ※ 17年振りの新曲
▶「Turn The Lights Back On」 を今すぐ聴く
「Turn The Lights Back On」 (Official Music Video)
https://youtu.be/UOf6CMbHPuA?si=VABxl1kNTKj4F_QQ
『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』
■高品質Blu-spec CD2仕様
■2枚組全32曲収録(うち世界初CD化13曲、日本初CD化6曲)
■2023年最新マスタリング
■歌詞・対訳・解説付
NOW AVAILABLE(2023年12月20日(水)CD発売/デジタル配信)
※フィジカル商品:CD2枚組|品番SICP31669-31770 税込¥3,000(税抜価格¥2,727)
ビリー・ジョエル プロフィール
アアメリカのNY州サウス・ブロンクス出身(1949年5月9日 生まれ)。ポップなメロディーと都会的なコンテンポラリー・サウンドに加え、現代に暮らす人々のありふれた苦悩や葛藤、生きる喜びなどを等身大かつリアルな筆致で切り取った歌詞が特徴的で、1970年代後半から1990年代前半にかけて世界的ヒットを連発。
クラシックの素養を持ちながら庶民的な “味” も出せるピアノのスタイルと、情感豊かにドラマを語れるシンガーとしての技量を併せ持ち、今なお世界中で愛され続ける唯一無二の 「ピアノ・マン」。これまでに、『ニューヨーク52番街』 でのアルバム・オブ・ジ・イヤー、「素顔のままで」でのソング・オブ・ジ・イヤーとレコード・オブ・ジ・イヤー、そして栄えあるグラミー・レジェンド賞を含む6つのグラミー賞を獲得(ノミネートは23回)しており、全世界で1億6千万枚以上のレコード・セールスを記録。アメリカでのレコード総売上第6位のアーティスト(ソロ・アーティストとしては第3位)となっている。
ロックンロールの殿堂とソングライターの殿堂入りも果たしており、『ムーヴィン・アウト』でトニー賞を受賞した他、米国議会図書館ガーシュウィン賞のポピュラー・ソング部門、ASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)のセンテニアル・アワード(100年に1回与えられる)も受賞した。
さらにはケネディ・センター名誉賞受賞者でもあり、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの「星」も獲得している。代表曲は、「ピアノ・マン」、「素顔のままで」、「アップタウン・ガール」、「ストレンジャー」、「オネスティ」ほか。
わかりやすい言葉をはっきりした発音で歌うビリーの歌唱スタイルと、独特な哀感を帯びた美しく親しみやすいメロディーは、日本人の感性にもストレートに響き、英語が完璧に分からずとも全ての “普通の人々” がそれぞれに情景を思い浮かべて自身の思い出を重ねることが出来る様な<人生のサウンドトラック>たりうる普遍性を持っている。ビートルズやカーペンターズらと並び、洋楽史上最も日本人に愛される海外アーティストの一人として、ビリー・ジョエルの作品はここ日本でも時代と世代を超えて生き続けている。
2023年、『ピアノ・マン』 リリース50周年を記念して、50年前のシングル発売日である11月2日(=“いい譜”)が<ビリー・ジョエル 「ピアノ・マン」 の日>として、日本記念日協会により正式に認定された。 2024年1月24日に、16年ぶり一夜限りとなる東京ドーム公演が実現、日本のファンを歓喜させた。