アンジー・ストーン
 ノース・カロライナ州コロンビア生まれ。父親は地元のゴスペル・グループのメンバーだった。アレサ・フランクリンやスモーキー・ロビンソンなどに影響を受け、教会などでゴスペル・シンガーとして歌っていた10代後半には女性グループ、シークエンスを結成。グループは「Funk You Up」などをスマッシュ・ヒットさせるものの解散。その後彼女は男性2人、女性1人というR&Bグループ、ヴァーティカル・ホールドを結成、2枚のアルバムをリリース。その後グループを離れ、ソングライトやミュージシャンとして数多くのアーティストと共演してきたアンジーに転機が訪れる。彼女がソウルメイトと呼ぶディアンジェロのデビュー・アルバム『Brown Sugar』にソングライトなどで参加、一気にアンジーへの評価も高まった。

1999年彼女のソロ・デビュー・アルバム『Black Diamond』がリリース。「No More Rain」「Everyday」などのシングルがヒットし、彼女はニュー・ソウル・クイーンとして絶大なリスペクトを受ける。2001年にはセカンド・アルバム『Mahogany Soul』をリリース。ブラック男性賛歌である「Brotha」や「Wish I Didn’t Miss You」がヒット、彼女のステイタスを不動のものにした。

 そしてリリースとなる待望のサード・アルバム『Stone Love』にはプロデューサーとしてアンジー本人はもちろんミッシー・エリオット、ウォーリン・キャンベル、ジャジー・フェイらが、さらにゲストとしてスヌープ・ドッグ、フロエトリー、アンソニー・ハミルトン、さらには彼女の敬愛する伝説のシンガー、ベティ・ライトなど豪華で的確なゲストがアルバムをもりあげている。すでにスヌープ・ドッグをフィーチャーしたファースト・シングル「I Wanna Thank You」が全米のアーバン系ラジオで大ヒット中。