
1965年、映画史に残る永遠不滅の名作であり“アメリカ文化最高の財産”とも評された映画が公開された。その映画こそが、この「サウンド・オブ・ミュージック」。第38回アカデミー賞10部門ノミネート、5部門受賞という輝かしい記録を残し、現在でも映画ファンへのアンケート結果では、「リバイバル上映して欲しい名作」として最も要望の高いこの傑作ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」は今年50周年を迎えた。監督は『ウエストサイド物語』でも有名なロバート・ワイズ、音楽は『太平洋』『王様と私』でも知られるリチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタインⅡ、主人公のマリアはアカデミー女優のジュリー・アンドリュース。ザルツブルクの尼僧見習いのマリアは修道院長の勧めで、退役海軍大佐の7人の家庭教師をすることになる。トラップ大佐は妻に先立たれて以来、子供たちに厳しい教育方針を取っていた。マリアはそれに反発して、子供たちの心を開いていく・・・。美しいアルプスを背景に家族愛と勇気を描いて、世界中から絶賛されてミュージカルで、この映画の中で歌われた「ド・レ・ミの歌」「私のお気に入り」「エーデルワイス」などは映画を離れて、いまやスタンダードとして、広く親しまれている。
2015年4月22日発売
SICP-30755 ¥2,500+税
特別寄稿:ジュリー・アンドリュース、テッド・チェイピン(翻訳付)/ 解説:ローレンス・マスロン(翻訳付)
日本盤書下ろし解説:村岡裕司 / 歌詞・対訳付
【50周年記念盤のポイント】
未発表オーケストラ演奏及び全ヴォーカル・パフォーマンスを史上初めて1枚のCDに収録。映画の流れに最も忠実でパーフェクトなフォーマットの理想的なサントラ盤にアップグレイトされた。オリジナル・ブックレットにはジュリー・アンドリュースと“ロジャース&ハマースタイン・オーガニゼーション”の社長兼エクゼクティヴ・ディレクターのテッド・チェイピンによる寄稿文、『サウンド・オブ・ミュージック・コンパニオン』著者、ローレンス・マスロンの詳細な解説、さらにレア写真や映画からの挿絵も多数収録。
* Extended Version
2015年4月22日発売
SICP-4432 ¥2,400+税
解説:テッド・チェイピン、デヴィッド・チェイス(翻訳付)
日本盤書下ろし解説:村岡裕司 / 歌詞・対訳付
2013年12月5日に全米ネットワークNBCで3時間にわたり生ライヴ放送された大反響を呼んだTV版『サウンド・オブ・ミュージック』のオリジナル・サウンドトラック。マリア役に6度のグラミー受賞を誇るキャリー・アンダーウッドを、トラップ大佐に人気俳優スティーヴン・モイヤーを起用という豪華キャスト。本作は番組の中で歌唱された曲を予めレコーディングしたもので、生ライヴ放送で歌われたものと同様の内容。「サウンド・オブ・ミュージック」、「私のお気に入り」、「ド・レ・ミの歌」といった名曲を歌姫キャリー・アンダーウッドの歌唱で聴くことができる。
2015年4月22日発売
SICP-30758 ¥1,800+税
解説付
1949年に執筆したマリア・フォン・トラップの自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』をもとに、リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタインⅡのコンビが1959年にブロードウェイ・ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』を上演、1965年には映画版も公開され、世界中で大ヒットを記録。本作は『サウンド・オブ・ミュージック』の世界的な人気で知られることになったトラップ一家が38年から41年までにRCAに録音した音源を集めた貴重なアルバム。ヨーロッパ民謡や宗教歌、器楽曲など、当時の彼らのレパートリーを収録。
2015年4月22日発売
SICP-4433 ¥1,900+税
解説:村岡裕司 / 歌詞・対訳付
ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中でも特に人気の高い名曲中の名曲 「私のお気に入り」。本作はヴォーカル、サックス、ピアノ、チェロ、ギターなどの様々な歌唱や楽器でポップス、ジャズ、クラシック、クロスオーヴァーにアレンジされたカヴァー・ヴァージョンを集めた珠玉のコンピレーション。名演で知られるソプラノ・サックスのジョン・コルトレーン・ヴァージョン、JR東海「京都キャンペーン」CMソングに使用されたクラリネットの赤坂達三ヴァージョン、本家本元のジュリー・アンドリュースの名唱をはじめ、聴きどころ満載。
■収録曲:01.-18. 私のお気に入り(マイ・フェイヴァリット・シングス)
■演奏者: