あの人気オーディションTV番組"X-Factor"からメジャー契約を勝ち取り、2010年のデビュー以来、本国UKではリリースするアルバム、シングルが軒並み1位を獲得、 2013年には念願の初来日を果たし、完売となった単独公演やワン・ダイレクション初来日公演でのサポートアクトとして日本のファンを魅了してくれたオリー・マーズ!今や本国での国民的スターとしての地位はもちろん、日本でも洋楽シーンきっての人気を誇るポップ・スターにまで成長を遂げたオリー・マーズの輝かしい栄光の陰には知られざる苦難の日々があった..2015年1月14日の最新アルバム『ネヴァー・ビーン・ベター』発売、またその直後のプロモーション来日決定を記念して、オリー・マーズのこれまでの半生をフラッシュバックしてお届けする連載企画『オリー・マイ・ライフ!~2015年へ続く』をお届け!


①『オリー、ベッカムに憧れて!』

1984年5月14日、オリー・マーズ(本名)はイギリスはロンドン東部に位置するエセックス州に双子の兄・ベンと共に誕生した。

とにかくパーティ好きの家族のもとに生まれたオリーは、幼い頃からいろんな音楽を聴いて育った。オリーとベンの一番のお気に入りはマイケル・ジャクソンで、よく一緒にMJのダンスをマネして遊んでいたという。

一方で、サッカー、特にマンチェスター・ユナイテッド(以下マンUで省略)の熱狂的なファンだった父・ピーターの影響もあり、 オリーも物心ついた頃にはマンUの大ファンで、 当たり前のようにサッカーを始めていた。

そんな幼いオリーが、マンUの選手の中でも、特にファンだったが、ここ日本でも一大センセーションを巻き起こしたあのデビッド・ベッカム選手! ベッカムに憧れて、ベッカムのようなルックスで、ベッカムのようなプレイをして、 ベッカムのガールフレンドみたいな女の子と付き合いたかったというオリー少年は、いつしか本気プロのサッカー選手を目指すようになる。


オリー・マーズの伝記的連載ストーリー企画『オリー・マイ・ライフ!』の記念すべき初回は、オリーがUKを代表するポップ・スターなるまでの輝かしい軌跡を辿る貴重なオフ・ショット映像満載の最新MV「Right Place Right Time」をご紹介します! 熱血サッカー少年だったオリーが一体いつ、どんなきっかけで、ミュージシャンへの道に転向することになったのか?! 今後の連載もお楽しみに!

「Right Place Right Time」MVはコチラから



②『オリー、人生迷走中?』

ネクスト・デビッド・ベッカムを目指して、順調に熱血サッカー少年から青年へ成長したオリーは、カレッジに進学してからも、スポーツ&レクリエーション科で学びながら、ただただサッカーに没頭する日々が続いた。

ちょうどその頃、テレビではX-Factorというオーディション番組が始まり、"まったくの素人がいきなりCDデビューのチャンスを手にできるなんて、なんて画期的な番組なんだろう"と思いながら見ていたが、まさか自分がそのステージに立つ日が来るなんて想像もしていなかったという。

カレッジを卒業して、サッカーを続ける傍ら、食べていくために働かなければならなかったオリーは、コールセンターでの営業、データ入力事務、ジャム工場、人材派遣会社でのコンサルタントなどなど、とにかくがむしゃらにいろんな仕事にチャレンジしてみるものの、結局どれも長くは続かなかった。

そんな風に20代前半を迷走しながら過ごしていたオリーが23歳になった時、唐突な思い付きというか、もはやノリに近い勢いでX-Factorの予選を受けてみたが、なんの脈略もないこのチャレンジはあえなく即落選という結果に終わった。

なんだかパッとしないオリーの人生、この先どんな展開を迎えるのか!?


『オリー・マイ・ライフ』第2回の今回ご紹介するイチオシ映像は10月9日にリリースされるオリーの記念すべき日本デビュー・アルバム『Right Place Right Time』からのファースト・シングル「Troublemaker feat. Flo Rida」のMVです! このシングルでオリーは本国UKで4度目のシングル・チャート1位を獲得!国民的なポップ・スターとしての地位を確固たるものにした楽曲と言っても過言ではないかもしれません。オリーのファンクなヴォイスとフロー・ライダーのラップが織り成すコラボが爽快な超キラーチューンです!




③『オリー、人生の危機到来!』

オリー23歳の2007年、人生で初めてできた彼女とも別れ、いろんな意味で自分の人生に行き詰まっていたオリーは、ある日突然、母が勝手に応募したTV番組「Deal Or No Deal」に出演することになってしまった。

賞金が入っているケースを1つずつオープンし、取引きしながら高額賞金を勝ち取っていくこのマネーゲームで、オリーは前代未聞の大失態をやらかし、獲得した賞金はわずか10ユーロ(笑)

番組後、地元に帰ったオリーは笑い者になるわ、家族をガッカリさせてしまうわ、で結局さらにヘコむキッカケになってしまったのだが、オリーはこれにくじけず再びサッカーに没頭する日々を送る。

そんな努力の甲斐あってサッカー選手としては、地元エセックス州ウィザムのセミプロリーグでもプレイできるほどになっていたオリーだったが、そんなある日、さらなる不幸がオリーを襲う!

いつもの練習中に起こった不慮の事故で、足に怪我を負い、選手生命が断たれてしまったのだ!いきなり迎えてしまったサッカーとの決別。この人生最大の危機をどう乗り越える、オリー!?


今回のご紹介するおススメ動画はオリーの最新アルバム『Right Place Right Time』からの海外でのセカンド・シングル「Dear Darlin'」です。 別れた彼女に未練たっぷりの切ないリリックとメロディに思わずキュンキュンきてしまう人も多いはず! 次回もお楽しみに!




④『オリー、決断の時』

思いがけない不運が続き、いよいよ人生に行き詰ってしまったオリーは、気晴らしで地元のカラオケPUBで歌うようになる。

昔から歌うのも、踊るのも好きだったが、人前でそれを披露したいと思ったことはなかったというオリーのこのPUBでのパフォーマンスが意外にも常連客の間で反響を呼び、そこで知り合った友人、ジョンとコピーバンド"Smalltown Blaggers"を結成し、地元のPUBやウェディングなどに呼ばれてライヴを開催するまでになった。

そして、これがオリーの音楽活動の第一歩であり、予てから心の奥に秘めていた歌ったり、踊ったりすることへの情熱を自覚するキッカケになる。

この頃、オリーはX-Factorに2度目のチャレンジを試みるも結果は再び予選落ちとなってしまった。人生そんなに甘くない。

そうして、バンドでの活動をしばらく楽しんでいたオリーだったが、相変わらず本当にやりたい仕事には出会えず、自分の人生を自問する日々が続く。そんなある日、オリーはある決断に出る!


人生の壁にぶつかったオリーが一体どんな行動にでるのか?!次回から急展開を迎えます! そんな今回おススメする映像は、2011年にリリースされたセカンド・アルバム『In Case You Didn't Know』からのサード・シングル「Oh My Goodness」のMVです。 このアルバムのレコーディング中に見かけた女の子にオリーが一目惚れしてしまってという実体験にもとづいた曲だとか。




⑤『オリー、放浪の旅へ』

2008年、オリーは人生をリセットするために突如オーストラリアへのひとりバックパッキングの旅に出ることを決断。

こうして3ヶ月間、観光名所を巡ったり、友人や女の子と遊んだり、と思う存分旅を楽しむ中で、オリーは自分がこの先の人生で本当にやりたいこと、やりたくないことについてじっくり考えていた。プロサッカー選手という選択肢がなくなってしまった今、自分が本当にやりたいこと…そうして辿りついた答えが"音楽"だった。

「もう一度だけX-Factorに挑戦しよう!」放浪の旅を終え、帰国したオリーは、この密かな決断を胸に本格的に音楽というものを追求し始める。当時25歳になっていたオリーのこの決断に、両親や親戚は猛反対したが、これでダメなら大人しく人並みの生活に戻ることを条件に、オリーはこの最後のチャンスに賭けることにした!

そうして いよいよX-Factorへ3度目に挑戦が始まる!


『オリー・マイ・ライフ!』も第5回を迎えました。今回ご紹介するおススメ動画は、最新アルバム『Right Place Right Time』からの海外でのセカンド・シングル「Army Of Two」のMVです。オリーがずっと自分を応援し続けてくれているファンに捧げる曲として、2013年のバレンタイン・デーに初めて映像も公開になりました。 次回からはいよいよオリーのX-Factor編です。どんな激戦がオリーを待ち受けているのか!乞うご期待!




⑥『マイ・ネーム・イズ、オリー』

25歳オリー、3度目のX-Factorへの挑戦が幕開けた。これが泣いても笑って最後のチャンスというプレッシャーが、予選の出番待ちをしているオリーを容赦なく襲ったが、心の片隅には、"今までとは違う、今回こそイケる"、というかすかな自信もあった。

予選でのパフォーマンスを終え、合否が知らされるまでの時間は何年とも感じるくらい長かったが、数日後オリーのもとに見事"予選通過"の通知が( ' jjj ' )この知らせに、当初猛反対していた両親も喜んでくれて、オリーにはそれが何よりの励みになった。

そうして迎えた本決戦の初日。もちろん、ここで実力を発揮できなければチャンスは一瞬にして消え去ってしまう。"いつもTVで見ていたあの審査員たちの、あの何千人という観衆の前で、本当にパフォーマンスできるのか?"今まで味わったことのないような緊張で頭が真っ白になっていたオリーに遂に出番が!ステージに立った途端に、あのサイモン・コーウェルの姿が目の前に映り、ようやくそれが現実に起きていることだと自覚した。「マイ・ネーム・イズ・オリー…」と自己紹介後、自分の夢について尋ねられ、自分でもビックリするくらい咄嗟に「ポップ・スターになること。有名になって、レコードを売って、世界に通用するスーパースターになることです!」という答えが口から飛び出した。自分でも何を言っているのかわからないような、半ば混乱状態に陥ってしまったオリーは、もうこうなったら全てを本能任せるしかない、と運命のステージに挑む!


『オリー・マイ・ライフ』遂にX-Factor編に突入しました!緊張でガッチガチのオリーはファースト・ステージでどんなパフォーマンスをみせるんでしょうか?そんな今回おススメする映像は、2011年9月にリリースされ、自身3枚目のUK NO.1シングルとなった「Dance With Me Tonight」です。 次回もお楽しみに!




⑦『オリー、マイケルの命日に』』

待ち焦がれたX-Factorでのステージのためにオリーが選んだのは、Stevie Wonderの大ヒット曲「Superstition」。極度の緊張ですっかり舞い上がってしまったオリーは、ただただ自分の本能に身を任せるしかなかった。

結果、パフォーマンスを終えたオリーを待っていたのは、何千という観衆からの拍手喝采、そして審査員たちからのアツい称賛の眼差し。自分でも目の前の状況が信じられなかったが、その瞬間"イケる!"という確信が持てた。そして、審査員の中でも、あの辛口批評で有名なサイモン・コーウェルから信じられない言葉が!「僕は君が本当に本当に気に入ったよ!」

さらには、「今までの審査の中で一番簡単な"YES"だね」と番組史上に残る最上級の絶賛コメントが飛び出したのだ!

当然、この日のステージはオリーにとっては忘れられないものとなったが、皮肉にも、この運命の日にオリーの子供の頃からの

ヒーロー、マイケル・ジャクソンが亡くなったこと知る。いろんな意味で生涯忘れられない日になった。


あのサイモン・コーウェルにそこまで言わせるとは本当にすごいことです。今回のおススメ動画はやはり、これしかない!X-Factorファースト・ステージでのオリーの「Superstition」パフォーマンス映像です!この曲を歌いだした瞬間、オリーに何かが降りてきたようにもみえます! 次回、これからさらなる試練が!まだまだX-Factor編続きます!




⑧『オリー、ビバリーヒルズ青春白書!』

その後、オリーはX-Factorネクスト・ステージとなる訓練合宿に入るが、ここでの日々は最悪そのものだった。

合宿中は、自分の思うようなパフォーマンスが全くできず、周囲からは冷ややかな視線を浴び、自分自身にも失望してしまっていた。

でも、そんな時に救いの手を差し伸べてくれたのは、他でもない、あのサイモン・コーウェルだった。サイモンは、あのファースト・ステージのパフォーマンスでオリーが放った"キラキラ光る何か"に賭けてくれたのだった。そうして、なんとか勝ち上がった訓練合宿の後にも、さらなる試練が立ちはだかる。

次なるステージは"ジャッジズ・ハウス"つまり審査員宅でのプライベート審査。オリーはライバルたちと共にLAにあるサイモンの超豪邸に招かれ、そこでサイモンとシニータというたった二人のオーディエンスを前に審査に臨んだ。しかし、その慣れない環境と巨大なプレッシャーでガチガチに緊張してしまったオリーは、この舞台でも本来の実力を発揮することができないままパフォーマンスを終え、審判の時を迎えることに。。。


あの大物プロデューサー、サイモン・コーウェルの家、そりゃド級の豪邸なんでしょうね。今回はそんな豪邸の様子もご覧いただけるサイモン邸でのオリーの緊張のパフォーマンス映像をご紹介します。オリーの運命はサイモンの手中に!




⑨『オリー、君はリスクだ!』

もちろんジャッジズ・ハウスに残ったライバルたちは皆すごい才能の持ち主ばかりで、正直その時のオリーにはこのステージを勝ち抜ける自信はなかった。ただただ、緊張に押し潰されそうになりながら、その時を待つしかなかった。

遂にサイモンに呼ばれたオリーは、緊張と不安で泣きそうになりながら彼の言葉に聞き入った…

サイモンは、オリーのそれまでのパフォーマンスを冷静に振り返り、ファースト・ステージがいかに素晴らしかったか、そしてそれ以降のオリーが不調に陥っていたこともお見通しだった。

そして、こう切り出した、「正直今の君を選ぶのはリスクでしかない!」

 "ああ、これですべて終りだ…"オリーはそう思った。

しかし、その直後サイモンはこう付け加えた、「でも時にはリスクを冒さなければならこともある。君は合格だ!」( ' jjj ' )ただただサイモンの言葉に驚いたオリーだったが、即座にその気持ちは今まで味わったことのないような大きな喜びに変わった!そして、この瞬間にオリーの人生も変わったのだった。


サイモンにくい演出をしますね~!今回はオリーの緊張がビンビンに伝わるこのジャッジズ・ハウスでの審判の時の映像をお届けします! "合格"が告げられた時のオリーのなんともいえない表情にご注目ください!そして、次回からは遂にX-Factor本決戦のステージ突入します!お楽しみに!




⑩『オリー、じぇ、絶縁!?』

奇跡的にX-Factorの本決戦のステージへのチケットを掴んだオリーは、その後も順調に勝ち上がっていった。家族や友人たちも全面的に応援してくれていたし、ステージを追うごとに増えていくオーディエンスからの"オリー・コール"も大きな支えになっていた。ただ、たったひとりだけ、家族の中でもオリーが一番支えてもらいたかった人物がそこにはいなかった。

実は、オリーがこのまま順調に本決戦を勝ち進んだとしたら、ちょうどセミ・ファイナルの日がよりによって双子の兄弟、ベンの結婚式にかぶることが発覚し、その件で最後にベンと会話して以来、二人の仲はギクシャクしてしまっていたのだ。オリーはもちろんベンの結婚式に出席したかったが、どうしてもこの夢の舞台での又とないチャンスを諦めるという選択はできなかった。そして、そのことを誰よりもベンに理解してもらいたかったのだが、ベンにとっても結婚式は一生に一度のビッグ・イベントであり、お互いそこは譲ることができず...

結局、これがきっかけでオリーとベンはほぼ絶縁状態になってしまった。そして、そんな大きな犠牲を払ってまでも臨んだセミ・ファイナルのステージをオリーは見事通過し、いよいよ残された3人でのファイナルが始まる!


オリーにはさぞかし辛い決断だったことでしょうね。でも、オリーが自分の戦いを選んだ気持ちもよくわかります。そんな今回のおススメ動画はオリーの本決戦でのステージから、ビートルズのカヴァーでもお馴染の「Twist and Shout」のパフォーマンスをご覧ください!もうこの頃になるとオーディエンスがオリーの味方なってくれているのが伝わりますね。次回オリーのX-Factorもいよいよフィナーレに突入です!




⑪『オリー、救世主はサイモン!?』

ここまで来たら絶対に勝ちたい!ファイナル・ステージでのオリーはとにかく全力で、パフォーマンスを思う存分楽しんだ。もちろんオリー以外の2人も素晴らしい才能の持ち主で、正直誰が優勝してもおかしくないという状況ということもよくわかっていた。

その後、見事最後の2人まで勝ち残り、泣いても笑ってもこれがファイナルofファイナル!ここまできたらとにかく祈るしかなかった。

結果…オリーはこのX-Factorの舞台で初めての敗北を知る。ただただ悔しくで、いっぱい泣いて、その直後はガッツリ落ち込んでしまった時期もあったが、ようやくその傷が癒えかけてきた頃、オリーのところにいきなりメジャー・レーベルから契約オファーが飛び込んできたのだった!そして、そのバックにいた人物こそが、他でもないあのサイモン・コーウェル!

オリーはX-Factorファイナル直後のサイモンとの会話を思い出していた。「近いうちに、腰を据えて君との契約について話をしよう。」

あの時のオリーはすっかりネガティブになってしまっていて、サイモンが自分を慰めるために社交辞令的に言ったこととばかり思っていたが、サイモンは本気だったのだ!オリーは、こうして業界では異例のEpicとSycoとの共同契約というかたちでメジャー・デビューのチャンスをフライングゲット┐( ∵ )┌


サイモン・コーウェル男前やね~。あの大物プロデューサーにそこまで惚れさせたオリーの才能も大したもんです!今回ご紹介する動画はオリーが惜しくも最終決戦で敗れたその瞬間の映像です。優勝したジョーを讃えながらも、やっぱり悔しさを隠し切れないオリーの表情にご注目ください。 でも、オーディションの結果だけがすべてではないのです!ここからのオリーがすごい"倍返し"みせます!次回もお楽しみに♪




⑫『オリー、デデデ、デビュー』

メジャー・デビューに向けて、まず最初にオリーに与えられた課題はソングライティングだった。しかも、一緒に仕事するのはブリトニー・スピアーズ、ジェニファー・ロペス、ホイットニー・ヒューストンなどなど名だたる大物ミュージシャンたちの曲を手掛けてきた有名ソングライターばかり。なんの経験もない自分がいきなりスタジオに入り、この人たちと一緒に曲を書くなんて一体どうなってしまうんだろうと、最初は不安だらけだったが、実際やり始めると、その作業が想像以上に楽しくて、気がつけば40曲以上も書き上がっていた。

そうして、2010年8月リリースされることになったのが、記念すべきデビュー・シングルとなる「Please Don't Let Me Go」。夏らしいレゲエ・サウンドを取り入れたこの曲をオリーはとても気に入っていたし、メディアでの反応も上々だった。ただ、なんとも運が悪いことに、同週にケイティ・ペリーの「Teenage Dream」という超強力なライバルが現れ、誰もがオリーの1位獲得は難しいだろうと思っていた。そんな緊迫のシングル発売の直前、またまた思いがけない事件がオリーの身に降りかかる!

結婚式の一件から絶縁状態になっていた双子の兄弟ベンが、オリーと絶縁に至ったストーリーをある新聞社に売り、それがヘッドラインニュースとして掲載されてしまったのだ。全て順調かと思っていた矢先に、こんなことが起こってしまうなんて!この一件はオリーを深く傷つけたが、オリーは心のどこかでまたいつかベンと家族団欒できる日が来ると、全て時間が解決してくれる、と信じてやまないという。

そして、遂にオリーのデビュー・シングルがリリースの時を迎える!


今回ご紹介するおススメ動画は、2010年にリリースしたオリー・マーズの記念すべきデビュー・シングルにして初のUKシングル・チャート1位に輝いた「Please Don't Let Me Go」です。それにしても、初ライバルがあのケイティ・ペリーの大ヒット「Teenage Dream」がとはまあ運が悪い!次回、オリーのデビュー・シングルの行方はいかに?!




⑬『オリーの初体験!』

(' jjj ' )なんと、オリーのデビュー・シングル「Please Don't Let Me Go」はケイティ・ペリーの「Teenage Dream」を押さえて、見事初登場1位に輝いた!そして、ここからの勢いがまたすごい!続いてリリースされたセカンド・シングル「Thinking Of Me」ではあのオーディション以来初めて、今度はスペシャル・ゲストとしてX-Factorのステージに招かれ、ライヴ・パフォーマンスを披露し、その1週間後の2010年11月、遂にリリースを迎えたデビュー・アルバム『オリー・マーズ』はUKの大御所アイドル・グループ、テイク・ザットの新作に阻まれ惜しくも初登場1位は逃してしまったものの、デビュー作としてはその年の初週最高セールスを叩き出し、堂々の2位を獲得!

世の中のオリー人気が加速する中で、いろんな初体験もした。初めて両親に海外旅行をプレゼントしたのもちょうどこの頃で、"コミック・リリーフ"というチャリティ活動では、初めてアフリカのケニアを訪問し、そこで暮らす子供たちが置かれている辛くて悲しい現実も知った…アフリカから帰国してからは、初めてのソロ・ツアーも経験し、驚くべきことに36公演がソールド・アウト!

全てが新鮮で、貴重な経験ばかりだったが、そんなある日、オリーのところにXtra-Factor(X-Factorの舞台裏をフィーチャーした人気TV番組)の司会、という突拍子もない仕事のオファーが舞い込んできたのだった…!


テイク・ザットはキャリアも長い超大御所ですから、1位を逃してしまったのは致し方ない。でも2位とは大健闘!今回はそんな絶好調のオリーが、プロのミュージシャンとして、ゲストとして初めてX-Factorで披露した「Thinking Of Me」のライヴ映像をご紹介します!




⑭『オリー、Busy Busy Busy』

結局、事務所からの説得もあり、オリーはXtra-Factorの司会の仕事を受けることになってしまったのだが、その頃すでにニュー・アルバムの曲づくりに入っていたのに加え、ニュー・シングル「Heart Skips a Beat」のプロモーションも重なり、超過密スケジュールで睡眠時間も満足にとれない日々が続いた。

努力の甲斐あって、「Heart Skips a Beat」は自身2度目のシングル・チャート1位を獲得したが、この頃からオリーは自分の中で起こっている異変に気付き始めていた。日、あるTVのトークショーにゲスト出演した時のこと、番組中、オリーが口を開くことはほとんどなかった。オリー自身認めたくはなかったが、あまりの忙しさでオリーの心は病み始めてしまっていたのだ。そして、その事態に気付いたマネージャーのサラは、オリーにしばらく休暇を与えることに。いつぶりの休暇だろう、オリーは実家に帰り、何も考えず家族や友達とリラックスした時間を過ごし、危うく見失いかけていた自分を取り戻すことができたのだった。

初めてのスランプの乗り越えたオリーは、直後にスタートしたXtra-factorの司会の仕事も心から楽しむことができるようになり、2011年9月にリリースしたニュー・シングル「Dance with Me Tonight」はめでたく3度目のシングル・チャート1位を獲得と一躍絶好調!X-Factorでこの曲を披露した時には、USからやってきたマペッツたちと初共演できたこともオリーにとって最高の思い出になった。

そして、再び走り出したオリーは、遂にセカンド・アルバムをリリースする!


オリー、無事スランプを乗り越えられてよかったですね。今回はオリー自らのアイデアで実現したというX-Factorでのマペッツたちとの共演、「Dance with Me Tonight」のライヴ・パフォーマンス映像です!マペッツとばっちり意気投合して楽しそうです。そして、いよいよオリーの日本デビューもカウントダウンに入る次回は、オリーが遂に世界のステージへ!お楽しみに♪




⑮『進撃のオリー』

2011年11月、セカンド・アルバム「 In Case You Didn't Know 」がリリース!この作品でなんとオリーは自身初のアルバム・チャート1位に輝き、シングル&アルバムW制覇という快挙を達成!このアルバム1位の知らせを受けて、信じがたいことに、なんとあの憧れのマイケル・ブーブレから直々に祝福の電話をもらい、それからも夢のような出来事は続いた。

初めてのアリーナ・ツアーは全公演ソールドアウトとなり、2012年のBrit Awardsでは"Best Single"部門に「Heart Skips a Beat」がノミネートを果たし、その大舞台でパフォーマンスも披露した。その頃になると、オリーの人気はイギリスからヨーロッパ圏までも飛び火し、ドイツ、スイス、オーストリアなどでも1位を獲得、さらには、ワン・ダイレクションとのUSツアーがきっかけでUSのColumbiaとも契約を交わすことに!

また、その年には、あの人生に行き詰っていた頃、放浪の旅で訪れたオーストラリアにアルバムのプロモーションで再訪問することになり、オリーは、ふとこの何年かで自分に起こった出来事について考えていた。頭をよぎったのは、X-Factorのファースト・ステージで自分の夢について尋ねられた時、咄嗟に口にしていたあの言葉。

「ポップ・スターになること。有名になって、レコードを売って、世界に通用するスーパースターになることです!」


振り返れば、あのX-Factorのファースト・ステージこそが、オリーの"運命の瞬間"だったのでしょうね。オリーの日本デビューを目前に、今回ご紹介するおススメ動画は、オリーを初のアルバム&シングルW制覇に導いた大ヒット・シングル「Heart Skips a Beat」のMV!一度聴いたらクセになる超スルメ系ソングです!




⑯『オリー、日本上陸!』

2012年春には、次なるサード・アルバムの制作に向けて始動!そうしてレコーディングされたファースト・シングルが日本でも大ヒットを記録した「Troublemaker」だった! このシングルではラッパー、 フロー・ライダーとの異色コラボも話題になり、世界的にオリーの名を知られるきっかけに。2012年12月にはオリーのサード・アルバムとなる『Right Place Right Time』とシングル「Troublemaker」でまたしてもシングル&アルバムW1位を達成!2013年に突入し、2年間務めたXtra-Factorの司会者を退き、音楽活動に専念することを決心したオリーはその後数ヶ月間に亘る大規模なヨーロッパ&USツアーを敢行! そうして迎えた同年10月9日、オリーは満を持しての日本デビュー、翌月11月には遂に日本に初上陸したのだった!初来日中には即日完売した日本初ショーケースライヴ開催に加え、同時期に行われた盟友、ワン・ダイレクションの初来日公演ではサポート・アクトを務め、そのお茶目でチャーミングなキャラクターと圧巻のパフォーマンスで日本のファンを完ぺきに魅了してくれたことは言うまでもない。


あの日、東京・渋谷で開催されたオリーの記念すべきショーケースライヴでの熱狂と感動は今でも記憶に刻まれています。そして、ワン・ダイレクションの初来日公演では、楽屋で1Dのメンバーとはしゃいでいて本当に仲の良さそうな様子も印象的でした。そんなオリーの日本でのショーケースライヴから、この日のために猛特訓した日本語も初披露した「Hey You Beautiful」のパフォーマンスを、さらにその翌日、幕張メッセで開催されたワン・ダイレクションの初来日公演から、オリーの「Troublemaker」パフォーマンス+その後の楽屋での1Dとのオフショット映像もお楽しみください!



Hey You Beautiful from JP on Vimeo.





⑰『オリーの初ジャパン・ツアー!』

初来日からわずか数ヶ月、日本のファンからの熱望により、翌年2014年の2月にはオリーが再来日を果たし、初のジャパン・ツアーを東京と大阪で開催!両日ソールドアウト&満員御礼となったこの再来日公演では、日本のファンへの愛と感謝を込めて、日本の音楽史に残る名曲「上を向いて歩こう」の歌詞を世界的アーティスト、オノ・ヨーコ氏が英訳、新たな息吹が吹き込まれた新スタンダード・ナンバー「Look At The Sky」を世界初披露!会場には涙するファンも少なくなかった。 また、公演の合間には、東京~大阪間の移動で人生初の新幹線体験におおはしゃぎ、行く先々でいろんな日本食にチャレンジして一喜一憂、初めて訪れた大阪では道頓堀を散策したり、大阪城に上って侍コスプレを楽しんだり、と過密スケジュールながら無邪気に日本を満喫していたところも実にオリーらしい。そして、この来日公演がきっかけとなり、オリーと日本との絆はさらに強いものとなった。 何よりこの時のライヴで初披露した「Look At Sky」は、今年リリースされたオリーの最新アルバム『Never Been Better』へと繋がる、彼にとってはとても意味深い楽曲になったようだ。


2013年2月のジャパン・ツアー中には、日本のファンの皆さんの温かいサポートにより実現した日本オリジナル「Troublemaker」ビデオの撮影を敢行!オリーの帰国後に公開となったオリーと日本のファンの愛がたっぷり詰まった貴重な映像がコチラです!







⑱『今のオリーはNever Been Better!』

日本でのジャパン・ツアーを大成功で終えたオリーは、帰国後、早速新たなアルバムの制作に取り掛かった。そうして、半年以上に及ぶ制作&レコーディング作業を終えて完成した作品がオリー・マーズ最新アルバム『Never Been Better』だった!今作からのシングル「Wrapped Up ft.Travie McCoy」も公開と同時に、オリーの真骨頂であるポップでダンサブルなチューンが瞬く間に反響を呼びUKシングル・チャートを3位まで駆け上がり、その後公開されたデミ・ロバートとのコラボ楽曲「UP」もまた、二人が織り成すパワフルなデュエットが大きな感動を呼んだ。そうして、本国UKでは最新アルバム『Never Been Better』が見事3作連続となるアルバム・チャート初登場1位を獲得!まさに国民的ポップ・スターと呼ばれるに相応しい経歴を刻んだのだった!今作発表後には、多忙なプロモーション・スケジュールに追われる一方で、日々深刻化するエボラ出血熱に苦しむアフリカの人々を救済するプロジェクト"Band Aid 30"に自ら参加、ワン・ダイレクション、U2のボノ、COLDPLAYのクリス・マーティン、エド・シーランらと共にチャリティ・シングル「Do They Know It's Christmas?」をリリースするなど世界の音楽史にもその名を刻んだ。


このシングルを聴いた時に「これぞオリー・マーズ!こういう曲を待ってました!」と思った人も少なくないのではと思います。ラッパーのTravie McCoyをフィーチャリングに迎えたオリー最新アルバム『Never Been Better』からのリード・シングルで、思わずオリーと一緒に踊りたくなってしまう「Wrapped Up」ミュージック・ビデオはマストチェック!




⑲『オリーが日本に帰ってきマーズ!』

そしてそして、2014年のジャパン・ツアーから早1年、2015年1月にはオリー・マーズが最新アルバムを引っ提げて再び来日しマーズ!日本では1月14日にリリースされるニュー・アルバム『Never Been Better』国内盤には、なんと8曲もボーナス・トラックが付いてくるって、オリーの日本への愛が伝わりますね!さらに、そのボーナストラックの1曲には、オリー本人の意向により、日本で初パフォーマンスを披露したあの「Look At Sky」が収録!日本のファンには最高に嬉しい内容になっていマーズ!


というわけで、オリーの再来日を前に、こちらも是非チェックしておいていただきたい!最新アルバム『Never Been Better』から、デミ・ロバートとのパワフル・デュエット楽曲「UP」!



《最新リリース情報》



Olly Murs / オリー・マーズ
『Never Been Better / ネヴァー・ビーン・ベター』
2015年1/14発売!
国内盤スペシャル・プライス ¥2,200+税
さらに、「Look At The Sky」含むボーナストラック8曲追加収録!



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