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ジャーニーといえば・・・近年のCMや海猿の主題歌などで「オープン・アームズ」のリバイバル・ヒットなどでベストを一枚は持ってるような方も多いでしょう。でもそんなのジャーニーの魅力のほんの一部。昔から産業ロックとレッテル貼られ、ロック・ファンからはちょっとひいたイメージで見られたこともあったけれど、実はそんなの表面的なことだけで、素晴らしいアルバムの数々は絶対再評価をされるべきと思います。きっと食わず嫌いな人が多いはず。こんな素晴らしい曲、素晴らしいアルバムを聞かないで終わるのは大変もったいない。 日本人にしっくりくるサウンドというものがきっとあると思います。いわゆる産業ロックと呼ばれたものに多かった、ギターを中心にした分厚いサウンド(特にギターの音に特徴がある)と、確実なテクニックに裏づけされた演奏力を持つバンド・・・どの国よりも日本人は好き。ボストン、TOTO、ジャーニーなどはちょっとネガティヴな「産業ロック」なんていう言葉のイメージではなく、「サウンド」の好みで語られるべきものだったと思う。 今回ジャーニーのオリジナル・アルバムを紙ジャケで出すに当たり、変な先入観なく、しっかりアルバムを聞いてもらいたい。『エスケイプ』や『フロンティアーズ』あたりは、どんな人が聞いてもいいと思う普遍的なものだけど、是非聴いたことない人がいたら『インフィニティ』『エヴォリューション』『ディパーチャー』の3部作をまず聞いてほしい。成功の一歩手前だけど、特に『インフィニティ』は最高!「ライツ」のオープニングもびっくりなら(名曲だけど、こんな曲を一曲目とは??)、「フィーリン・ザット・ウェイ」から「エニイタイム」へ切り替わる瞬間!ここはいつ聞いてもゾクゾクする・・・。ボストンなどが好きならきっとこのアルバムは好きになってくれるはず!そして初期3部作『宇宙への旅立ち』『未来への招待状』『ネクスト』も再評価されるべきだと思う。スティーヴ・ペリーのジャーニーが好きな人にとっては、無視される作品だけど、サンタナを脱退した直後のニール・ショーンとグレッグ・ローリーの世界観は非常に面白い!サンタナ・ファン、プログレ・ファンも聞いてみてほしい作品。 是非この機会にジャーニーの素晴らしきアルバムにふれてみてください!きっと再発見すること多いと思いますよ! |
74年デビュー。5000万枚以上のレコード・セールスを誇り、数々のコンサート動員記録も打ち立てた80年代を代表するモンスター・バンド、ジャーニー。元サンタナのギタリストだった若き天才、ニール・ショーンによって'73年に結成され、'75年、アルバム『宇宙への旅立ち』でデビュー。'78年の4枚目『インフィニティ』からヴォーカリストとしてスティーヴ・ペリーが参加、それが功を奏しアルバムは100万枚を超えるヒットに。その後は、'79年『エヴォルーション』、'80年『ディパーチャー』、'81年『エスケイプ』、'83年『フロンティアーズ』とメガ・ヒットを連発、押しも押されもしないスーパー・バンドとして君臨した。'86年にバンドは解散したが、'96年に再結成。その後、スティーヴ・ペリーは脱退するが、バンドは新ヴォーカリスト、スティーヴ・オージェリ−を迎え存続。現在も精力的な活動を続けている。 「Open Arms」は数多くのアーティストにカバーされ、95年にはマライア・キャリーがカヴァー、そして昨年日本で映画『海猿』の主題歌にも使用。「Don't Stop Believin'」は日産・エルグランドのCM曲として2004年8月〜2006年1月まで使用された。これらのリバイバル・ヒットにより、それまでジャーニーを知らなかった若い世代のファンが増えている。 |
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