ボブ・ディラン、全43作品(オリジナル・スタジオ・アルバム35作+ライヴ6作+ベスト2作)を1年かけてリニューアル復刻していくプロジェクト。最新マスター、紙ジャケット仕様、Blu-spec CD2、新規ライナー、新規対訳と、現在考え得る最高のフォーマットで全作品を究極の復刻を目指すプロジェクトが来日公演に合わせてスタート!2004年初発売以来ディラン紙ジャケはトータルで22タイトル、15万枚を突破。ロック最重要アーティスト、ボブ・ディランの作品を再評価を目指す。
第一弾は“DYLAN 60’S”として60年代の作品を10T復刻。


ボブ・ディラン究極の紙ジャケ復刻を目指す!

紙ジャケ+BSCD2+最新マスター使用+新規ライナー+新規対訳(中川五郎訳に変更)

US初板LP復刻、日本ソニー初板帯復刻

インナースリーヴ(内袋)、ポスターなど復刻。
そしてUS初板に添付されていた「告知ステッカー」まで、できる限り再現(封入)

『ザ・コンプリート・アルバム・コレクションVol.1』で使用した最新マスター使用

そのうち14タイトルは今回のリリースに合わせて最新リマスタリングが施されている

長年に渡って国内盤廃盤だったものも今回最新リマスターでCD化(1973年の『ディラン』など)

新規ライナーはクリントン・ヘイリンの書き下ろしによる各アルバムの長編ライナー・ノーツ+菅野ヘッケル氏の補完解説

第1弾は“DYLAN 60’s”として60年代の名盤10タイトルを集大成。第2弾は“DYLAN 70’s”、
第3弾は“DYLAN 80’s”、第4弾は“DYLAN 90’s-00’s”。リリース順、年代順にリリース

 

『ボブ・ディラン/BOB DYLAN』 SICP-30471 \2100+税

 

1962年春にリリースされた、ロック界の至宝、神様・ボブ・ディランの記念すべきデビュー・アルバム。

 

 
  1.彼女はよくないよ
2.ニューヨークを語る
3.死にかけて
4.いつも悲しむ男
5.死をみつめて
6.プリティ・ペギー・オウ
7.ハイウェイ51
8.ゴフペル・プラウ
9.連れてってよ
10.朝日のあたる家
11.貨物列車のブルース
12.ウディに捧げる歌
13.僕の墓をきれいにして
     
  1962年度作品。1961年11月20、22日の2日間、ニューヨークでディランは15曲を録音した。そのうちの13曲がこのデビューアルバムに、残りの2曲は30年後に発売された《ブートレッグ・シリーズ第1~3集》に収録された。このアルバムには、ディランの自作曲は〈ニューヨークを語る〉と〈ウッディに捧げる歌〉の2曲しか収録されていないので、ソングライターとしてのディランの魅力を知ることはできないかもしれないが、ブルースシンガーとしての魅力と充分に楽しむことができる。とくに、ディランのヴォーカル表現力の豊かさに、だれもが驚かされるはずだ。また、スライドギター、オープンチューニング、フィンガーピッキングなど、多彩なギター奏法もこのアルバムで披露している。
      
「ボブ・ディラン」紙ジャケのポイント       

 

*USオリジナルLPアートワーク再現!:Columbia CS 8579

*CBS SONY初版帯復刻:CBS Sony SONP 50210  

*初版レーベル面”6eyes”(WALKING EYEが6つデザインされている超レア盤!)再現!名前2line  
 
   *告知ステッカー:初板のみ添付されていた“New Star on Columbia Records”シルバー・ステッカー封入
  
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『フリーホイーリン・ボブ・ディラン/The Freewheelin' Bob Dylan』 SICP-30472

 

1963年度作品。社会不安に揺れる60年代初頭のアメリカを歌った初期ディランの傑作

 

 
  1. 風に吹かれて
2. 北国の少女
3. 戦争の親玉
4. ダウン・ザ・ハイウェイ
5. ボブ・ディランのブルース
6. はげしい雨が降る
7. くよくよするなよ
8. ボブ・ディランの夢
9. オックスフォード・タウン
10. 第3次世界大戦を語るブルース
11. コリーナ、コリーナ
12. ワン・モア・チャンス
13. アイ・シャル・ビー・フリー
 
  63年度作品。このセカンド・アルバムで一躍、ディランはプロテスト・シンガーとして知らしめられる。ここにはピーター、ポール&マリーが取り上げ大ヒットし,ディランの代名詞的にもなっている不滅の名曲「風に吹かれて」をはじめとする初期の代表曲が収められており、それらは他のアーティストにも広く愛唱された事からディランはまずソングライターとして認められた。当時のアメリカでは、フォーク・ソングが公民権運動や反戦運動と結びついて広く歌われており、社会性のある歌を次々に発表するディランは、フォークのプリンスとして注目を集めます。彼のそうした方向性は当時の恋人スーズ・ロトロの影響もあったようだが、彼女はアルバム・ジャケットに登場するばかりでなく何曲かのラヴ・ソングの中に見え隠れする。
      
『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』紙ジャケのポイント

 

*USオリジナルLPアートワーク再現!:Columbia CS 8786(上部にブルーの<STEREO >マーク)

*CBS SONY初版帯復刻:CBS Sony SONP 50181

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは黒文字。

 品番の下にNONBREAKABLEの表記。
*告知ステッカー:white sticker with red text "SINGING HIS SENSATIONAL HIT 'BLOWIN' IN THE WIND'

 
  *2004年紙ジャケ時バックカバーで一部文字が擦れているところがあったので、異なる別のLPから再復刻。
 
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『時代は変る/The Times They Are A-Changin'』 SICP-30473

 

1963年度作品。メッセージ色の濃い歌が並び、プロテストシンガーとして大きな話題に!

 

 
  1. 時代は変る
2. ホリス・ブラウンのバラッド
3. 神が見方
4. いつもの朝に
5. ノース・カントリー・ブルース
6. しがない歩兵
7. スペイン革のブーツ
8. 船が入ってくるとき
9. ハッティ・キャロルの寂しい死
10. 哀しい別れ
 
  セカンド・アルバム『フリーホイーリン』が爆発的なセールスを記録し、ボブ・ディランは、フォークの神様と揶揄されるようになる中、1963年に発表されたサード・アルバム。1963年8月と10月の2回のレコーディングセッションで、ディランは20数曲を録音した。そのなかからプロテストソングを中心とする10曲をアルバムに収録した。つまり、このアルバムはプロテスト・フォークシンガーとしてのディラン像を確立したものといえる。〈風に吹かれて〉と並ぶ初期ディランの代表曲〈時代は変る〉をはじめ、〈神が味方〉〈いつもの朝に〉〈スペイン革のブーツ〉〈ハッティ・キャロルの寂しい死〉などは、いまでもコンサートでよく歌われる。なお、アルバム未収録となった残りの曲の多くは、のちに《バイオグラフ》と《ブートレッグ・シリーズ第1~3集》に収録された。プロテスト・フォークのプリンスとまで呼ばれるようになったディランだったが、このアルバムを最後に、ディラン自身はファンの思いとは別にしだいに違った方向を目指すようになっていった。
      
『時代は変る』紙ジャケのポイント  

 

*US初版LPアートワークを再現:Columbia CS 8905

*CBS SONY初版帯復刻!:CBS Sony SONP 50240  

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは黒文字。品番の下にNONBREAKABLEの表記。初版ブラックアロー盤を再現!

 
 
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『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン/Anoter Side of Bob Dylan』 SICP-30474

 

1964年度作品。フォークからロックへの過渡期に制作されディランの新局面を見せた重要作。

 

 
  1. オール・アイ・リアリー・ウォント
2. 黒いカラスのブルース
3. スパニッシュ・ハーレム・インシデント
4. 自由の鐘
5. アイ・シャル・ビー・フリー No.10
6. ラモーナに
7. 悪夢のドライブ
8. マイ・バック・ペイジズ
9. アイ・ドント・ビリーヴ・ユウ
10. Dのバラッド
11. 悲しきベイブ
 
  64年度作品。ケネディ大統領の暗殺、スーズ・ロトロとの決定的な破局、ロンドン公演などでの出来事がディラン自身に大きな影響を与え、ディランはプロテスト・ソングから遠ざかる。代わりに彼は内面的な事象を歌うようになり、自分の愛についての曲が増えた。今作はアルバム・タイトルにあるように、これまでのディランとは別の面を収めた4枚目の作品。こうした変身振りに、昔からのファン、特にプロテスト・シンガーとしてのディランを望んでいる人達は戸惑いを感じ様々な評価を下した。その多くは否定的なものだったが、表現の幅を貪欲に広げていく彼にはそれも必然であったのかも知れない。サウンド面においては後のフォーク・ロックを予感させる出来になっている。後に様々歌い継がれていく「マイ・バック・ペイジズ」「悲しきベイブ」など収録
      
『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』紙ジャケのポイント

 

*US初版LPアートワークを再現:Columbia CS 8993

*CBS SONY初版帯復刻!:CBS Sony SONP 50286

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは黒文字。品番の下にNONBREAKABLEの表記。初版ブラックアロー盤を再現!

 
 
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『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム/Bringing It All Back Home』 SICP-30475

 

1965年度作品。ロック・サウンドを取り入れ、大きな話題を呼んだ5枚目のアルバム。

 

 
  1. サブタレニアン・ホームシック・ブルース
2. シー・ビロングズ・トゥ・ミー
3. マギーズ・ファーム
4. ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット
5. アウトロー・ブルース
6. オン・ザ・ロード・アゲイン
7. ボブ・ディランの115番目の夢
8. ミスター・タンブリン・マン
9. エデンの門
10. イッツ・オールライト・マ
11. イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー
 
  65年度作品。トム・ウィルソンのプロデュースによる5枚目のアルバムは、ロック色を強めた出来上がりとなった。初の全米TOP40となった「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」は、ラップスタイルのシングルで、アレン・ギンズバーグも出演した音楽ビデオも話題を呼んだ。また、「ミスター・タンブリン・マン」は、ザ・バーズがカバーし彼らのデビュー・シングルとして全米1位を獲得。フォーク・ソングにロック・サウンドを取り入れフォーク・ロック・スタイルと呼ばれるスタイルがここに生まれる。ラブ・ソングがチャートを賑わせる中、思慮深く時に主張し時に幻想的な世界を描く彼は異色な存在であったが、後のロックに大きな影響を及ぼしていくことになる。従来のフォーク・ファンからは歓迎されなかったアルバムであったが、売上は過去最高を記録した。
      
『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』紙ジャケのポイント  

 

*US初版LPアートワークを再現:Columbia CS 9128

*CBS SONY初版帯復刻!:CBS Sony SONP50326

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは黒文字。品番の下にNONBREAKABLEの表記。

 

 

*告知ステッカー purple sticker advertising Subterranean Homesick Blues

 
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『追憶のハイウェイ61/Highway 61 Revisited』 SICP-30476

 

1965年度作品。フォーク・ロックの金字塔的な作品で60年代を代表する名盤。

 

 
  1. ライク・ア・ローリング・ストーン
2. トゥームストーン・ブルース
3. 悲しみは果てしなく
4. ビュイック6型の想い出
5. やせっぽちのバラッド
6. クイーン・ジェーン
7. 追憶のハイウェイ
8. 親指トムのブルースのように
9. 廃墟の街
 
  65年度作品。アル・クーパーが、突然録音スタジオに呼ばれ即興で弾いたと言われるオルガンが印象的な「ライク・ア・ローリング・ストーン」は、シングルとして全米第2位を記録する大ヒットとなり、ロック・サウンドを取り入れたディランの新たなスタイルを高らかに広める事になった。このシングルのみトム・ウィルソンのプロデュースであったが、他はボブ・ジョンストンが行い、以後彼は『新しい夜明け』まで制作を担当。より完成度を高めていく60年代のディランを陰で支えた。アルバムは、詩作や音作りの面で冒険的かつ意欲的かつ独創性溢れるものとなって結実したが、全米最高3位を記録しセールス面でも実証された。ロックの名盤といわれる今作を支えた参加ミュージシャンに、マイク・ブルームフィールド、チャーリー・マッコイらがいる。
      
『追憶のハイウェイ61』紙ジャケのポイント  

 

*US初版LPアートワークを再現:Columbia CS9189 (現行CDとディランのシャツの色が全く違う)

*CBS SONY初版帯復刻!:CBS Sony SONP50345

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは白文字。品番の下にNONBREAKABLEの表記。

 

 

*告知ステッカーwhite sticker with violet text advertising Like A Rolling Stone

 

 

*告知ステッカーred sticker with white text advertising

 

 

*初回のみのSmallポスターfree picture suitable for framing. limited edition print, photo

 
 
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『ブロンド・オン・ブロンド/Blonde on Blonde』 SICP-30477~30478

 

1966年度作品。詩人とロックンローラー、二つの個性が見事に融合したディランの最高傑作。

 

 
  <DISC1>
1. 雨の日の女
2. プレッジング・マイ・タイム
3. ジョアンナのヴィジョンく
4. スーナー・オア・レイター
5. アイ・ウォント・ユー
6. メンフィス・ブルース・アゲイン
7. ヒョウ皮のふちなし帽
8. 女の如く
<DISC2>
9. 我が道を行く
10. 時にはアキレスのように
11. アブソリュートリー・スイート・マリー
12. フォース・タイム・アラウンド
13. 5人の信者達
14. ローランドの悲しい目の乙女
 
  66年度作品。ディランの7枚目のアルバムであるが、60年代に生まれた最高のロック・アルバムでもある。詩人とロックンローラーとしての二面性が見事に結晶した完成度の高い作品で彼の最高傑作との呼び声も高い。様々な人間関係にインスパイアされて生まれた詩の数々は時に複雑で難解ながらも深みのある豊かな出来になった。ラブ・ソングと断定できる歌についてもウィットや奥深い意味を持った格言とも言える内容に仕上がっており、ディランがいかに同時代のアーティストの中で抜きん出ていたかが計り知れる。フォーク・ロックのスタイルをより発展させた音作りにより、以前にも増してバラエティに富んだ作品となった。ロビー・ロバートソン、アル・クーパーなどのミュージシャンが参加、LPでは二枚組で発売された大作である。「雨の日の女」「アイ・ウォント・ユー」「女の如く」など収録
      
『ブロンド・オン・ブロンド』紙ジャケのポイント

 

*CBS SONY初版帯復刻!:CBS Sony SONP50158・50159

*US初版LPアートワークを再現:Columbia C2S 841

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは白文字。品番の下にNONBREAKABLEの表記。

 
 
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『ボブ・ディランのグレーテスト・ヒット/Greatest Hits, Volume 1』 SICP-30479

 

神様・ディラン初のベスト!これからディランを聞こうとお考えの人には、絶好の作品。全部名曲!

 

 
  1. 雨の日の女
2. 風に吹かれて
3. 時代は変るく
4. 悲しきベイブ
5. ライク・ア・ローリング・ストーン
6. ミスター・タンブリン・マン
7. サブタレニアン・ホームシック・ブルース
8. アイ・ウォント・ユー
9. 寂しき4番街
10. 女の如く
 
  「風に吹かれて」から「ライク・ア・ローリング・ストーン」まで、ボブ・ディランの原点であり、フォークからフォーク・ロックに進む頃のベスト選曲であり、ボブ・ディランの初期の名曲がズラリと並んでいる。「これぞ、ディラン」と思う曲ばかり!ロックの頂点をきわめたディランにモーターバイク事故という大事件が起きた。デビュー以来猛烈なスピード(4年間に7枚のアルバム)で突っ走るように人生を進んでいたディランは、この事故を境に新しい人間に生まれ変わったかのように、活動のペースと方向を変えてしまう。しかし、当時のディランの人気は、イギリスのビートルズに対抗できる唯一のアメリカ人アーティストとまでいわれるようになっていた。そのため、コロンビアレコーズは、急遽それまでのヒット曲を寄せ集めて、このベストを8枚目のアルバムとして発表した。アナログレコードには、ミルトン・グレイザーが製作したすばらしいディランのポスターがついていたが、今回の紙ジャケではそれも復刻。わずか4年間に大きな変貌をとげたディランを知るには格好のアルバムだろう。
      
『グレイテストヒッツVol1』紙ジャケのポイント~ミルトン・グレイザー作ポスター付!  
 

 

*US初版LPアートワークを再現:Columbia CS 8Columbia KCS 9463

*CBS SONY初版帯復刻!:CBS Sony SONX 60044

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは白文字。初版ホワイトアロー盤を再現

 

 

*告知ステッカー the black and white and the purple and white stickers.

 
 
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『ジョン・ウェズリー・ハーディング/John Wesley Harding』 SICP-30480

 

1967年度作品。バイク事故の後、ウッドストックに引き篭もり、約二年ぶりの発表となった作品。

 

 
  1. ジョン・ウェズリー・ハーディング
2. ある朝でかけると
3. 聖オーガスティンを夢でみたく
4. 見張塔からずっと
5. フランキー・リーとジュダス・プリーストのバラッド
6. 漂流者の逃亡
7. 拝啓地主様
8. おれはさびしいホーボー
9. あわれな移民
10. 悪意の使者
11. 入江にそって
12. アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト
 
  68年度作品。『ブロンド・オン・ブロンド』を発表直後、不運な事にディランはバイク事故を起こし瀕死の重傷を負う。それにより彼は静養も兼ねウッドストックに引き篭もった。旺盛な制作意欲を持つ二十代半ばに起きたこの出来事はディランに大きな影響を及ぼす。約二年ぶりの発表となった今作で描かれた詩の世界は、より短く簡潔になり深みを増したが、大きく異なったのはフォーク・ロック・スタイルからシンプルなアコースティック・サウンドとなった事だった。前作同様ナッシュビルでのレコーディング。ディランのアコースティック・ギターにベース、ドラムという3人編成が基本で、チャーリー・マッコイ、ケニー・バトレー、ピート・ドレイクらが参加。ジミ・ヘンの名演で知られる「見張塔からずっと」を収録。
      
『ジョン・ウェズリー・ハーディング』紙ジャケのポイント  

 

*US初版LPアートワークを再現:Columbia CS9604

*CBS SONY初版帯復刻!:CBS Sony SONP-50140

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは白文字。

 
 
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『ナッシュヴィル・スカイライン/Nashville Skyline』 SICP-30481

 

1969年度作品。カントリーに大きく傾倒し美声で歌うという劇的な変化が、話題を呼んだ10枚目。

 

 
  1. 北国の少女
2. ナッシュヴィル・スカイライン・ラグ
3. トゥ・ビー・アローン・ウィズ・ユーく
4. アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ
5. ペギー・デイ
6. レイ・レディ・レイ
7. ワン・モア・ナイト
8. 嘘だと言っておくれ
9. カントリー・パイ
10. 今宵はきみと
 
  69年度作品。カントリー・ミュージックに大きく傾倒し過去の作品からは想像もつかなかった美声で歌うという劇的な変化が、大きな話題を呼んだ10枚目となるアルバム。ディラン自身にとってナッシュヴィルでは三枚目となるレコーディングで一流のスタジオ・ミュージシャンが参加。このアルバムはカントリー界の大御所、ジョニー・キャッシュとのデュエット曲「北国の少女」で幕を開け、久々のシングル・ヒットとなった「レイ・レディ・レイ」をはじめとするメロディアスな曲を数多く収録。サウンド面ばかりでなくギター片手に笑いかけるジャケット写真のディランも、全くこれまでに無いもので、賛否両論飛び交うアルバムだったが、全米では最高3位を記録するヒット。
      
『ナッシュヴィル・スカイライン』紙ジャケのポイント  

 

*US初版LPアートワークを再現:ColumbiaKCS 9825

*日本初版帯復刻!:CBS Sony SONP-50095

*レーベル面:red Columbia label ロゴが左右にある2eyeレーベル。下部の360SOUND STEREOは白文字。

 

 

*告知ステッカー olive green front sleeve sticker

 
 
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