Ａ：(2)
番組内ではビーヴァスがメタリカ、バットヘッドがAC/DCロゴ入りTシャツを着ています。ただ、キャラクターグッズでは商標の問題から「SKULL」「DEATH　ROCK」というロゴに差し替えられていることもあります。ところでビーヴァスは初期エピソードでスレイヤーのロゴ入りTシャツを着ていたこともあります。当時はまだキャラが固まっていなかったのですね。

Ａ：(2)
現代でこそすっかりお茶の間に普及した"ハード・ゲイ"という言葉ですが、当時としてはかなり斬新なキャッチフレーズでした。でもAC/DCには一人もレザー・ファッションのメンバーがいなかったので、あまり妥当ではありませんね。むしろ当時レザー&口ヒゲ・ファッションに転向したクイーンのフレディ・マーキュリー、あるいはジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードに当てはまっていた気がします。

Ａ：(2)
2002年にテレビ局『VH-1』が企画した『ディーヴァズ・ラスベガス』コンサートでアナスタシアとデュエットしています。この時ギター・ソロを弾いたのはメレディス・ブルックスでした。「狂った夜」は女性シンガー人気が高く、シャナイア・トウェインやケリー・クラークソン、トリ・エイモスも歌っています。余談ですがシャナイアはAC/DCのアルバム『悪魔の招待状』・『バック・イン・ブラック』『征服者』のプロデューサー、ロバート・ジョン"マット"ラングの奥方という繋がりも。ちなみに男性アーティストでもモービーがライヴで「狂った夜」をプレイするなど、AC/DCの数ある名曲の中でも最もカヴァーされている曲のひとつです。

Ａ：(1)
ヒプノシスはストーム・トーガスンとオーブリー・パウエルからなるイギリスのデザイン・チーム。ピンク・フロイドのメンバー達と友人だったことからアルバム・ジャケットのアートワークを手がけるようになり、ピンク・フロイド『狂気』『原子心母』、レッド・ツェッペリン『聖なる館』、UFO『現象』など1970年代ブリティッシュ・ロックの名盤の数々を彩っています。シュールな作風が有名で、ちょっと変わったところでは松任谷由実『昨晩お会いしましょう』のジャケットも手がけています。

Ａ：(3)
現時点ではAC/DCの公式ベスト・アルバムは存在しません。ただし、映画『地獄のデビルトラック』サウンドトラック盤として発表された『フー・メイド・フー』(86)には「悪魔の招待状」「狂った夜」「地獄の鐘の音」が収録されているし、『ライヴ』(92)二枚組コレクターズ・エディションにも彼らの代表曲がこれでもかとばかり詰め込まれているので、AC/DCの最初の1枚としておすすめできます。
もっとも、一枚聴けばAC/DCに惚れ込むことが明らかなので、この際一気に全部買ってしまうのが正解でしょう。