ディック・リー バイオグラフィー

1990
●1月25日 日本デビュー・アルバム『マッド・チャイナマン』発表。
●7月1日〜14日、初来日公演の為来日。名古屋、大阪、東京、札幌での合計7回公演は全てソールド・アウト。スクリーミング・ガールたちがディックを追いかける。
●8月25日、日本とシンガポールで世界に先駆けてアルバム『エイジア・メイジア』発売。また、この日シンガポール・スタジアムで行われた建国25周年記念国家イベントでヘッド・ライナーとして登場。6万人の観客の前で「ラサ・サヤン」を歌う。

1991
●1月25日、『マッド・チャイナマン』以前のベスト・アルバム『ホエン・アイ・プレイ』を日本で発売。
●2月11日〜22日、“エイジア・メイジア・ジャパン・ツアー”の為来日。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡で計9回公演を行う。
●8月25日、ニュー・アルバム『オリエンタリズム』を発売。

1992
●8月〜9月、三菱スーパーセレクション第6弾として、DICK LEE原作、作詞、作曲、主演のオリジナル作品、ORIENTAL POP OPERETTA Dick Lee's “ナガランド”を8/25より全国5都市で14公演行なう。チケットは全てSOLD OUTとなり、絶賛される。また、日本公演の後に、シンガポール(5公演)、香港(2公演)公演も実施。
●10月、『イヤー・オブ・ザ・モンキー』リリース。
●11月、ミュージカル“香港ラプソディー”(宮本亜門演出)記者発表。このオリジナル・ミュージカルで全作曲を担当。

1993
●2月25日、アルバム『香港ラプソディー』リリース。
●3月25日、本国でのデビュー20周年を記念して、日本デビュー以前から「イヤー・オブ・ザ・モンキー」までの初の2枚組完全ベスト盤『ライフ・ストーリー』をリリース。同時に同題のシングル・ビデオ・クリップ集のビデオ、LDもリリース。
●4月、ツアー'93「ライフ・ストーリー」を東京、大阪、名古屋で実施。東京では初のホール・コンサート。

1994
●3月、三菱電機スーパーセレクション ORIENTAL MUSICAL REVUE “ファンテイジア”(DICK LEE原案、作詞、作曲、主演)を全国4都市15公演行なう。ステージの模様は、シンガポール、香港及び日本のWOWOWでテレビ放送される。
● 香港映画「君さえいれば / 金枝玉葉」(主演:レスリー・チョン/張國榮)の主題歌「追/The Search of My Life」を作曲。サウンド・トラックではセルフカバーをする。映画は大ヒットし、この曲も香港のアカデミー賞、香港電影金像奨最優秀主題歌賞にノミネートされる。

1995
●4月21日、2年振りのフル・アルバム『シークレット・アイランド』をリリース。
●5月〜6月、2年ぶりのコンサート・ツアー、JAPAN TOUR '95 "SECRET ISLAND"を実施。東京、アートスフィア6日間公演を皮切りに、札幌、名古屋、大阪、福岡。アンコールでは戦後50周年と坂本九没後10周年について語り、「見あげてごらん夜の星を」のピアノ弾き語りで締めくくる。
●1997年に大阪で開催される「なみはや国体」のテーマソング「We Can Change the World」を歌った(作詞作曲も)後で、ツアー中、横山ノック大阪新知事を表敬訪問する。

1996
●1月22日のオンエアより、フジテレビ系子供番組「ポンキッキーズ」に登場。自作曲「シャナナナナナ」を子供達と歌う。
●6月21日にアルバム『シンガポップ』を発売。その中から、フジテレビ系「猛烈アジア太郎」(出演:今田耕司)の6月のオープニング・テーマに「Little India」が採用される。
●ディックがメイン・テーマを作曲した映画、林海象監督作品「海ほおずき」(唐十郎 脚本・主演)が9月に渋谷ユーロスペースを皮切りに公開。

1997
● ディックが現在までに作曲したミュージカルの楽曲を再構成したレヴュー・ショウ「フライド・ライス・パラダイス1997〜The Musical World of Dick Lee〜」を天王洲アイル・アートスフィアにて上演。出演はディックの他に日向薫、ダレン・リー、伊東恵里、シーラ・デ・ニーロ、川平慈英。実力派のキャストにも恵まれ、好評を得る。
● 10月、大阪で開催された国体、「なみはや国体」の秋期大会開会式に出席。天皇皇后両陛下も出席されたこの式典で、国体史上初の外国人による書き下ろし曲「WE CAN CHANGE THE WORLD〜いまこのとき〜」を、6万5千人の観衆の前で歌う。会場は長居陸上競技場。
● 同月福岡で開催されたファッション・ショウ「fukuoka ASIA COLLECTION prologue」に参加。ピアノソロで6曲を披露した。センターステージで、約4,000人を動員。会場は福岡国際センター。

1998
●ソニー・ミュージック・アジアのA&R担当副社長に就任。アジア10ヶ国を担当し、香港を拠点に、アーティスト契約やプロデュースにと忙しい日々を送り始める。

1999
●6月19日、ソニー移籍第1弾アルバム「TRANSIT LOUNGE」リリース(日本先行発売)
●6月22日、シンガポールより、7月、その他アジア全9カ国より上記アルバムリリース
●8月21日、世界音楽祭「オーガスト・イン・ヒロシマ '99 グランドコンサート "TOGETHER"」に出演、レスリー・チャン、谷村新司、スティービー・ワンダー等と共演する。

2000
●2月、香港映画「小親親 / And I Hate You So」(主演:アーロン・コック / ケリー・チャン)の主題歌「討厭喜歡祢 / Only Love」を作曲。
●11月22日、「エヴリシング。」リリース(日本先行発売)