darren
darren hayes




2002年5月18日 日曜日

今日、僕は新しいアルバム作りに取りかかりはじめたんだ。ホントはそんなつも り、 なかったんだけど。でも、はじめちゃったんだ。もっとあとになってからにしよう と も考えてたんだけれども、なんの期待もしないままスタジオに入っていって、何曲 か 書きあがったりしたらすごく楽しいだろうなあと思って。そもそも、いったいいつ 新 しいアルバムのレコーディングをはじめるのか、それにいったいどこでレコーディ ン グをやるのかは全然決まってないんだけれども、ホントに作り上げたばかりのアル バ ムのプロモーションに取りかかっている真っ最中に、自分がまたもやクリエイティ ブ な気分になってきているという状態を、まちがいなく僕自身が楽しんでいるよ。ま あ だいたい、今年はもうすでにめちゃくちゃ忙しいことになってるんだけどね。コン サート・ツアーがはじまる前に、プロモーションのため、さらにカナダ、それから 南 アメリカに行かなくっちゃいけないんだけど(行くこと自体はすごく楽しみにして る んだからね!)・・・、でも、創作のためのインスピレーションがまだまだ自分の な かにみなぎっているというのを感じるのは、ただただいい気分なんだ。

ところで、今年はホントにすばらしい誕生日を過ごすことができたよ。お祝いの カー ド、メッセージ、ホームページへの書き込み・・・、それから子供に名前をつけて く れたりとか(これは、ただのジョークだよ)、僕にとてもすばらしい気分を味わせ て くれたすべてに、感謝の気持ちでいっぱいなんだ。ホントだよ。ホントに、すばら し い気分で誕生日を過ごすことができたんだから。

またまた、ところで。やあ、Triple J(シドニーのラジオ局)にいる僕のファンの み んな! 最初に、そちらのラジオ局で僕の日記が朗読されているのを聞いたときに は、ちょっと自意識過剰になってしまったっていうことを・・・認めないわけには い かない。つまり・・・、何年もの間、僕の音楽のほうはオンエアされてないのに なっ ていう事実は、僕を何だか不安にさせはじめてたんだ。でも、きみたちのあたたか い 計らいによって、僕の個人的なつぶやきのかずかずが、レギュラー番組としてオン エ アされるということにつながったというわけだ。だから、まだみんなの注目を集め て いるうちに言っておくんだけど・・・、僕の新しいアルバムは“SPIN”っていう タイトルで、イカしたレコード屋ならどこにでも並んでるよ。ありがとう、Tri p le J!!

スター・ウォーズ・シリーズの最新作『スター・ウォーズ エピソード2/クロー ン の攻撃』はホントに大好きだって、言ってるだけで思わずわくわくしてきちゃうん だ よね。評論家連中がなにを言おうとかまわない・・・、もし、きみが大っきらいだ と 思ったとしてもかまわない・・・、僕は個人的に、大大大好きなんだ!! 覆面プ レ ビュー用の早期上映の回に席を用意して、僕にこの新作を見せてくれた、ジェー ン・ ベイをはじめとする、スカイ・ウォーカー・ランチ(カリフォルニア州にあるルー カ ス・フィルム本社)のみんなには、ホントにホントに感謝している。そうしてもら え なければ、プレミア上映がはじまるころにはアメリカをもう離れているという予定 だったから、見られずじまいになるところだったと思うんだけど、もしそんなこと に でもなっていたら僕、ホントに死にたい気分になっていただろうから。そのあと、 熱 狂的なファンであふれかえったサンタ・モニカの映画館でも、もう一度見ることが で きたんだけどね。スクリーンに、「むかしむかし、遠い遠い宇宙の果てで」ってい う 文字が浮かび上がった瞬間に、観ているみんなが歓声をあげるのを聞くのは、ホン ト に楽しいもんだよ。一番気に入ってるのは、シリーズの最初のころから、ホントに ずっと同じ作風で製作されつづけているってこと。人々がこの新作についていろい ろ 批判している点についていえば、それは、もう様式の領域にまで達していることだ と 僕は思うんだよね・・・。特に、会話の部分なんかについてはね。それ以外で は・・ ・、『帝国の逆襲』の暗い感じと緊迫感とを思い出したよ・・・、とにかく、め ちゃ くちゃおもしろかったんだ。ジョージ・ルーカスのワイルドな想像力に乾杯!

それから今週、”Crush“の完成版ビデオも見たよ。もちろん・・・すごく気に 入ってるって報告しとかなきゃね。「スター・ファイター」(1984年のSF映画) と、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」かさもなければシンディ・ローパーのプ ロ モーション・ビデオが一緒になったみたいな感じなんだ。どちらかというとどっち かって、はっきりとは言えないんだけど。僕にわかっているのは・・・1983年 ご ろには蛍光色っていうものが氾濫していて、エキストラっていうのは全員、そんな 色 の衣装を着てたってことだ。それから、あのころの人々っていうのはみんなホント に、パット・ベネターのプロモーション・ビデオに出てくる人たちみたいに踊って たっていうことなんだよね? 「まばたきなんてしてる間に、うちのパパが飛んだ り 跳ねたりしてるの、見逃すわよ。Whoo Hoo・・・」っていう感じ。

よし、こんなところかな・・・。ええっと、いま台湾へ向かう飛行機に乗ってる最 中 なんだけれども、バッテリーが残り少なくなってきちゃったもんで、もう、ラップ トップパソコンは閉じることにする。ちょっと寝て、地上に降りたら、いま打って い るこの文章をメールで送っておくことにするよ。じゃあ、元気でね・・・。

キスキス、D


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