darren
darren hayes




2002年4月7日 土曜日

オーストラリアでテレビを見ている。オーストラリアのテレビのチャンネル数は、 ア メリカよりかなり少ないんだ。正確にいうならば、600チャンネルくらい少ない と いうわけなんだけど。テレビ・ショッピングやら、トーク・ショウやら、「リアリ ティ番組」(reality TV。台本がなく、ありのままを放映する番組。日本でいうな ら 例えば「進ぬ!電波少年」などの類)やらが限りなくあるところで、何も考える こ となしにどんどんチャンネルを変えつづけていくっていうことをしなくていいとい う のは、僕にとっては実際、いい環境の変化かもしれない。
それはさておき、 家に帰ったんだ。僕はいま、オーストラリアにいるんだ。そして、ホントにいい気 分。イースター前に三日間、シドニーでオフが取れたんだけど、めちゃくちゃすば ら しい時間を過ごしたよ。それもこれも、うれしくなっちゃうくらいタロンガ動物園 が 楽しかったおかげだね。タロンガ動物園では、僕とアメリカ人の友達はすっかり調 子 に乗っちゃったよ。僕なんて、友人と比べて特にあの番組が好きだってこともない の に、なんだかかなり"クロコダイル・ハンター"になった気分がしたもの(『クロコ ダイル・ハンター』は動物専門チャンネル「アニマル・プラネット」で放映中の人 気 番組で、日本でも同局にてオンエアされている。番組のホスト役を務めるのは、ク イーンズランドにあるオーストラリア動物園の園長スティーブ・アーウィンとその 妻 のテリー。この夫妻が身体を張って野生動物と交流したり、危機に瀕した動物を救 済 したりする姿が番組のウリ)。僕ってば、「行け!ハリモグラよ」なんてこと ばっ かり言ってたよ。
シドニーでは、次のシングル"Strange Relationship"のビデオを撮ったんだ。ワ ンテイクにて終了。今まで撮ったプロモーション・ビデオの中で一番カッコイイか も しれない。君に見せる日が待ち遠しいよ。 レオニーが、ちょっと早めだったんだけど、僕の30歳のサプライズ・バースデイ・ パーティを開いてくれた。僕の家族全員と大勢の友人が、僕をびっくりさせるため に ホントに一生懸命準備して、この一週間のしめくくりとしてくれたというわけなん だ。ある親しい人がこのバースデイ・パーティを評した言葉を借りると、「ダレン 祭 り」っていう感じだった。アルバム"SPIN"をリリースしてから・・・、一週間にわたっ てそのプロモーションをやって、本当に大勢の人からの注目の的となって、・・・そし て、そんなふうに過ぎていったこの一週間は、僕がこの世に生まれてきたことを祝 う パーティの夜でしめくくられたというわけだ。こういうのに慣れてなかったら、非 現 実的なんじゃないかとさえ思っちゃうところだよね!僕のレオニー、ホントに大 好 きだよ。トロイとシェーンのとてつもないほどあたたかい気配りにも、ホントにホ ン トに"big up"(感謝!)。
今はそんなところかな。"Big up"って言ったなんて自分でもびっくり。何だかとっ ても、ジェニファー・ロペスみたい口ぶりだよね。
話は変わるんだけど、僕は最近、ライブで演奏することがすごく楽しくてしかたが な いんだ。それから、Channel VのJabba(オーストラリアのケーブルテレビ放送局 Channel Vにて、毎週土曜日と日曜日に、朝9時から正午までの音楽番組"Jabba’s Morning Glory"のホストを務めている男性。ダレンは4月6日にこの番組に出演を はたし、曲も演奏している)には、夜の時間にも彼がメインを張る番組をやらせた ら いいんじゃないかなと思ったよ。彼の話はホント、おもしろすぎるんだもの。
サイン会などなど、オーストラリアでのプロモーション中にわざわざ駆けつけて「や あ!」って言ってくれたみんな、ありがとう。めちゃくちゃ感謝してるよ! じゃあ、またね
キス、D






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