ARTISTS AGAINST AIDS WORLDWIDE

“WHAT’S GOING ON”


On September 5th and 7th in ensemble of musical superstars gathered in New York City to record a new version of What's Going On Marvin Gaye's classic call for compassion and healing, to help raise awareness and funds against the ravages of AIDS in Africa.

9月5日そして9月7日、アフリカで蔓延しているエイズへの関心を喚起するという目的で、マーヴィン・ゲイの連帯、癒しの叫びといえる名曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」のニュー・ヴァージョンをレコーディングするために、音楽界のスーパースター達がニューヨーク・シティに集結した。

In the wake of the terrorist attacks, Artists Against AIDS Worldwide extended the healing message and decided to donate 50% of the proceeds to the United Way's September 11th Fund. The other 50% will be given to AIDS relief efforts, which includes the Global AIDS Alliance.

一連のテロ事件を受け、Artists Against AIDS Worldwide の癒しのメッセージの領域を拡大し、収益金の50%をUnited Way's September 11th Fundに寄付することを決定した。残りの50%はAIDS 基金 (Global AIDS Allianceを含む) に寄付される。

Five different mixes appear in the special CD including a "main mix" by Jermaine Dupri and a "rock mix" by Fred Durst. That bands together the all-star llineup that donated their talents and time to these worthy causes.

5曲の様々なヴァージョンのミックスがスペシャルCDに収録される予定。ジャーメイン・デュプリによるメイン・ミックス、フレッド・ダースト(リンプ・ビズキット)によるロック・ミックスなど。この意義深い目的のためにオール・スター・ラインナップがその持てる才能と時間を捧げている。

Clear Channle Radio will nationally broadcast "What's Going On". on Friday, September 21. at 5 pm (Eastern/Central Mountain/Pacific)

Clear Channels Radioは「ホワッツ・ゴーイン・オン」を9月21日金曜日の午後5時 (Eastern/Central Mountain/Pacific)に全国ネットで放送。

The CD will be in stores October 23.

CDは10月23日にインストア(注:その後10/30に延期になっています)



[EPK内のアーティスト・コメント]


JD(ジャーメイン・デュプリ):
俺達はみんな準備OKさ!

ノーナ・ゲイ(マーヴィン・ゲイの娘):
悲観的に歌うのはやめようと思ったわ。でも世の中では沢山のことが変化していて、私を怖がらせる沢山のことが起こっている。それは、とても悲しいことだわ、だって私にも小さな子供がいるし。
そう、だからこそ今こういうことを行うのは本当に大切なことだと思うの。
たとえ毎日向かい合わなければならない恐ろしいことがあるとしても、私達は日々、それを変えていこうと努力しているの。

ビヨンセ・ノウルズ(デスティニーズ・チャイルド):
ボノが電話をくれたことを知って私は本当に嬉しかったし、
このプロジェクトに自分が一つの力として参加できることを光栄に思うわ。
これはとても歴史的なことだし、少しでも状況を変えていくことができればと心から願っているわ。

ジャ・ルール:
このレコードは時空を越えているよ。
僕がここに入れ込んだ言葉は本当にごくわずかさ。
Pick it signs だったかな。でもこれを僕らが時代に合わせて変えた唯一の歌詞で、後は原曲そのままさ。
本当に原曲は時を超越したものだったってこと。
このレコードは昨日つくられてもきっと同じ内容だったはずさ。

P.Diddy(パフ・ダディ):
「ホワッツ・ゴーイン・オン」はまさに政治的に一体この世界はどうなっているのか、文化的に一体どうなっているのか…ということについて意識を高めるために、その当時の世代に訴えかける内容になってる。マーヴィン・ゲイがこれをつくった当時は様々な日々の課題や問題にとりくんでいる時期だったので、この曲をリリースは人々に勇気を与えてくれたんだ。
そして、今まさに僕らはこの曲に立ち返ってきた。それは僕らが勇気を必要とする時を迎えたからなんだ。

ボノ(U2):
僕がまだ小さかった頃、祖父母がある大きな戦争でユダヤ人が列車に乗せられてガス室に送られたという話をしてくれたのを覚えている。これはホロコーストのこと。そのとき僕は「そんなことがどうしておこったんだ。その時の人々はなんでこんなことを放っておいていたのだろう」と思った。
でも、今、僕らは全く同じようなことが毎日おこっているのに、そのままにしているじゃないか。

バックストリート・ボーイズ:
大勢のファン達が日々僕らのことを追いかけてくれているけれど、その時間の一部を使って、僕らではなく世界に目を向けてくれたら、何か変化があるんじゃないかって。

まさにそういうことだよね。
異なったファンベースを持つ様々なアーティストが一つの曲に、一つの目的のために集う。

パワー・オブ・ミュージックだね。そう、“音楽の力”。

ジャーメイン・デュプリ(プロデュース):
これはまず、ボノの素晴らしい選曲だと思うよ。この曲は時間を超越しているからね。
たぶん20年後にもこの曲をプレイして、その時の政治的な状況について「一体何が起こっているのか」を訴えることができる。マーヴィンは、真に「今」をつかんで曲を作った人物なのだと思うよ。
これと同じくらい適した曲を書くこともできたと思うけれど、たぶんこれ以上のものを書くことはできなかったと思うよ。

イン・シンク:
僕ら人間のもつ多くの問題は、「僕らが一つである、そして僕らが(同じ)人間である」ということに気づかないことに端を発しているのだと思う。僕らはより大きなレベルで「家族」なんだ。自分の両親だけではなく、すべての人々が君の兄弟なんだよ。


ネリー・ファータド:
私のパートで訴えていることは、自分たちが先進国にいると、近隣の発展途上国のことについて考えるのを忘れがちになってしまう、ということ。今世の中には多くのプレッシャーがのしかかっていると思うわ。
それは病気からだけくるものではなく、政治や宗教など…より多くのものからくる問題であると思うわ。

アリシア・キーズ:
この曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」に立ち返ると、この曲の最も美しい部分というのは“どれほどさまざまなことにこれが結びついていくか”ということだと思うわ。これが究極のポイントになってくるのよ。
「どうなってるの?(What’s Going On)」と問いかけることで、より多くのこと、状況、より多くの問題を明らかにすることができるし、私たち人間の心がいかに似ているかいうことにも気づかされるのよ。

グウェン・スティファニー(ノー・ダウト):
これは本当にすばらしいことだと思ったわ。もちろん芸術的に、そして、誰かの力になり、世の中に変化をもたらすというコンセプト的にも・・・。そう、オレンジカウンティで育った女の子なんかに、偉大なストーリーを作り上げるのはとても難しいと言われてきたわ。私の成功や、人間関係を使えば不可能とは言えないけれど。
でも私は今ここにいる!このプロジェクトの一員として参加することができたのは本当にラッキーだったと思ってるわ。

クエストラヴ(ザ・ルーツ):
JDから電話をもらってマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」をカバーしたいと言われた。
それでこのプロジェクトはエイズへの意識を高めるものだっていう説明を受けたんだ。
それで僕はOKといって、参加することにしたんだ。

マイケル・スタイプ(R.E.M.):
ここにいる理由の一つは何故10年、15年前に同じ事ができなかったのか…という思いがあるからだ。
今日、昨日、そして一昨日…と多くの人々がこのプロジェクトの必要性を感じて集まったということにとても感動しているよ。この作品が本当に美しいものになると信じている。

フレッド・ダースト(リンプ・ビズキット):
これは問題に対する原動力を再構築したというわけではなく、以前からあるもので、皆が知っていて、理解できる言葉。
ただ、今、それをより大きな声で叫ぶ必要がある時だってことなんだと思う。

“タイムレス(時空を超越した)”という言葉がキーワードなんだ。
この曲、そしてメロディーを使って、マーヴィン・ゲイは自らがタイムレスであるということを証明したと思う。
もちろん彼はただ自分自身であり、曲を作っていただけで、タイムレスになろうと思ったりしたことは一度もなく、
音楽がただ彼の心から流れ出たっていう自然な直感に過ぎないと思うけれども。
でも彼が書いた曲は永遠に存在し、何度も繰り返して歌われることによって、歌詞の裏にある意味が今僕らが生きている世界にも当てはまっているんだ。


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