90年代プレイバック
『CDバブル』

〜ミリオン・ストーリーは突然に!〜

本格的なCD時代到来!

そしてヒット曲はドラマから生まれた。
『東京ラブストーリー」はトレンディドラマではなかった!
『男女7人夏物語』(’86年)、『男女7人秋物語』(’87年)で幕を開けた“トレンディドラマ”は、『君の瞳をタイホする!』(’88年)でひとつの理想形を作り出し、浅野温子&浅野ゆう子のW浅野を生み出した『抱きしめたい!』('88年)で、80年代のバブリーな空気と完全一体となった。今ではこれらの80s後半の人気ドラマと、90年代前半の高視聴率ドラマを一緒くたに“トレンディドラマ”と括ってしまう文献を見ることが少なくないが(便宜上綴った経験あり。反省)、当時のブラウン菅から伝わる空気をリアルに体験していた僕らアラフォー世代には少なからず抵抗がある(はずだ)。

【80年代“トレンディドラマ”10原則】(筆者独断)
●主要キャストは美男美女の4人以上で20代が基本
●さらに主要キャストは常に流行着を纏う!
●職業は横文字系、もしくは当時の最先端!
●軽快台詞によるコメディタッチの恋愛物語がベース
●舞台は東京都心でちょっと豪華な部屋に一人で住む
●原作や脚本は人気漫画&小説ではなくオリジナル!
●暗いフイルムではなく、明るいビデオ撮影。
●主題歌は流行の人気(もしくは新人)アーティストが担当。
●主要キャラは絶対に死んではいけない!流血もご法度!!
●“男性よりも女性視聴者を味方にする”こと。

 上記トレンディドラマ10原則(しつこいけど筆者独断)をクリアするドラマはバブル絶頂の’88〜’90年に数多く作られ、文字通り“トレンディドラマ・バブル”に湧きながら、新しい時代に突入しようとしていた。  1991年1月。まだ“月9”の呼称もない、月曜夜9時。『東京ラブストーリー』が始まった。四国から上京してスポーツ用品会社に就職した永尾完治(カンチ=織田裕二)は、同僚の赤名リカ(鈴木保奈美)と恋におちる。同じ頃、カンチの高校時代の同級生で、保母さんの関口さとみ(有森也実)とプレイボーイな医学生の三上健一(江口洋介)のふたりは付き合い始める。カンチは憧れのさとみのことが忘れられずにいた……。原作はオリジナルではなく柴門ふみの人気漫画。東京を舞台にした4人の恋愛模様はオシャレでもスマートでもなく、不器用でリアルな葛藤の連続。「カンチ、ねぇ、SEXしよう」(リカ)。台詞はあまりにも直球だった。場面は都会のド真ん中だったが、じつは特別なシチュエーションを必要としない“純愛”ドラマだったのだ。……これがウケた! トレンディドラマは、手が届きそうで届かないぐらいの程良く洗練されたライフスタイルを映し出したが、その反動からか、ブラウン菅の前で食傷気味だった視聴者たちが、現実志向で地に足が着き始めたこのラブストーリーを支持したのだ。
 主人公の完治が地方出身者という設定も共感を呼んだ。言わずもがな、東京で働く人の大半は地方からの出身者だ。80sトレンディドラマでは出生はファジー(死語)に扱われていたが、恋愛に一途なリカは愛する人の故郷まで出向き、完治の過去を追い求めてしまった。分かち合おうとしたのだ。物語が一瞬、完治の故郷“四国ラブストーリー”になった最終回、視聴率はついに30%を突破! ハンカチに口紅で書き残す「バイバイ」なんて設定は、80sトレンディドラマでは絶対に許されなかったが、’91年春、多くの女性は自ら身を引くリカの姿に涙した(さとみを選んだカンチに対してテレビ局に抗議が殺到したエピソードは懐かしい)。
 ドラマのハイライトを包みこんだ小田和正の歌声そのものに郷愁を抱く視聴者もいた。主題歌を担当したのはトレンディでもフレッシュでもない元オフコースの小田和正。当時の社会人世代にとって“Voice of オフコース”は、すでに70年代中期〜80年代中期の懐かしい歌声だった。……これもウケた! 80年代の終わりと共に連続ドラマ視聴からも一歩身を引こうしていた20代〜30代層をグッと引き留めたのだ。「愛を止めないで」「Yes-No」を歌っていたかつての愛の伝道師が、「ラブ・ストーリーは突然に」と突如恋愛の現役宣言を果たしたのだ。
『東京ラブストーリー』は、先述のトレンディドラマ10原則の半分も満たしていなかった。しかし、このドラマは大ヒットした。時代の変化を微妙に読み取り、その空気を反映していたからだ。言葉の意味ではTRENDYだったのかもしれないが、『東京ラブストーリー』は事実上浮き足立った“トレンディドラマ”に引導を渡した。“月9”時代の始まりだった。そう、もうバブルは弾けていたのだ。
バブル崩壊がミリオンヒットを生んだ!
 80年代半ばから右肩あがりだった好況バブル経済は90年代突入と同時に破綻した。株価は下落の一途を辿り、土地神話はあっと言う間に崩れ去った。いわゆる“バブルがはじける”音を聞いた人はいないと思うが、不景気は徐々に生活に浸透していった。景気が悪化すると世の中が安価な趣味・レジャーに傾向するのは時代の常だが、じつはエンタメの世界、とりわけ音楽販売はこの時代に恩恵を預かったと言える。
 ‘82年に登場したCDは約10年かけて、アナログレコードから再生メディアとしての主役の座を奪った。シングル盤に関しては様変わりが顕著だった。45回転ドーナツ盤はあっという間に遺物となり、8cmCDシングルがお店にズラリと並んだ。便利なCD再生機の普及率向上と相まって、手頃なソフトとして受け入れられた。縦長のパッケージは“短冊CD”とも呼ばれ、線の通り折り込むと約8cm四方の正方形になり、“胸ポケットにも入る”というコピーも踊った。名刺でもないのに胸ポケに入れる意味がないことは、ほとんどのユーザーが気付いてはいたが……。
 “プリプリ”「Diamonds」(’89年)がCDシングル史上初の100万枚セールスを突破したのを機に、90年代の幕開けと同時に本格的なCD時代が始まっていた。別表にあるように、90年代前半はドラマ主題歌・挿入歌のミリオンヒット続出、ダブルミリオンも珍しくない“ドラマ主題歌バブル”期に突入した。90年代の大ヒット曲はすべてドラマ発といっても過言ではない。
 しかし、ドラマのタイアップは別に90年代から始まったわけではない。80年代ドラマの主題歌もヒットチャートのフロントを飾っていた。『男女7人夏物語』の主題歌「CHA-CHA-CHA」(石井明美)は’86年の年間No.1シングルだが、それでもセールスは約60万枚だった。あの時代に、ヒットチャートに貢献した10代のヘヴィユーザーは700円を払ってアナログドーナツ盤を買っていた。この層が自由にお金を使える社会人になった時、目の前にはCDがあった。こんなにコンパクトなのに、もう針を落とす必要がないのに800〜1000円……大して“あの頃”と値段が変わらないじゃないか……。バブル崩壊後の新サラリーマン・OLにとって会社の帰り道に小田和正、CHAGE&ASKA、米米CLUBを買うことはささやかな贅沢だった。新旧のヘヴィユーザー層がこぞってCDショップに行けばミリオン必至。さらに音楽ファンではなくドラマ主題歌として“消費”する浮遊層が加わればダブルミリオンは生まれてしまう。そして、表題曲のカップリングはいつもインストゥルメンタルだった。そう、カラオケ・ヴァージョンだ。
 90年代に入り人気が爆発したカラオケボックスもまた一大ムーブメントだった。4人で行けばひとり1000円ぐらいで楽しめるカラオケは、バブル崩壊後、やはり安価に手頃に娯楽提供してくれる“異空間”だった。「昨夜観たドラマの主題歌を今度カラオケで歌いたい」。だからCDシングルを買う。ドラマ、主題歌、カラオケのトリプル蜜月はしばらく続くことになる……。
22歳。クリスマスキャロルの頃は……。
 さて。僕の話。イヴはひとりでは過ごしてはいけない!そんな実態のない強迫観念のなか、日本中が浮き足だっていたクリスマスバブルも、80年代の終わりと共にシャンパンの泡のように消えようとしていたが、その余波は90年代前半までは確実に生活のなかに残っていた。深津絵里、牧瀬里穂らが出演し人気だった80年代のJR東海クリスマスエクスプレスのCMシリーズも、90年代の初め頃になると少しずつ新鮮さを失っていたが、山下達郎の「クリスマス・イヴ」が流れると条件反射でブラウン管に釘付けになってしまう。このナンバーに匹敵するクリスマスソングはもう生まれないと思っていた中、コーセー化粧品のCMで「ねぇー、チューして」とせがまれる人気絶頂の唐沢寿明が主演、若き福山雅治が脇を固めるドラマ『ホームワーク』が始まった。’92年秋のこと。
 モノに満たされた時代に、心は満たされない2組の同棲カップルの相手が入れ替わる、という今にして思えばこれこそ90年代の気分を反映したかのようなドラマ。そんな愛憎渦巻く男女たちを彩った主題歌こそ稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」だった。この“レイニーボイス”は、物語が、バブルの名残り“クリスマスイヴ”という大舞台に向けて進んでいくことを示唆していた。
 このキャロルが街中に流れ始めたコロ、僕はもうすっかり社会人だった。と言っても業界2年目の使いっ走り雑誌編集者。このドラマもVHSに録画して週末になると、当時付き合っていた彼女の家で観ることにしていたのだが、何と言ってもまだまだ若造。編集長や先輩から用事を頼まれたら、週末も休みも関係ない。メールのない時代、FAX前での原稿着信待ち。その原稿のワープロ打ち込み。デジタル知らずの赤文字校正。データ化されていない時代の膨大な写真ポジの整理。僕の指は毎日チェックペンで汚れていた(笑)。そして、気がつけば徹夜の毎日……。月刊誌の哀しい性でもある年末編集進行なんてものを目の前にすれば、彼女との約束は、申し訳ないけれど、もう二の次。徹夜、徹夜、で気がつけば……聖夜。結局『ホームワーク』を観たのは、年の暮れ、晦日くらいだったような気がする。もちろん彼女は不機嫌、というか完全に興ざめしていた。当然だろう。最終回はこともあろうに“Merry Christmas”のテロップでハッピーエンドだが、その後の気まずさは今でも忘れない。確か『ボディガード』も映画館で一緒に観る約束をしていたのに、仕事で先行試写を観てしまったので、そりゃ怒るわ。そりゃ別れるわ……いまさらだけどゴメンなさい! クリスマスエクスプレスCMはこの年の5代目ヒロインで一旦休止となった。僕が大好きだった彼女はその“ハヤタ隊員の娘”に少しだけ似ていた。今でもきっとカワイイはず。僕は20kgぐらい太りました!

文/安川達也(1970年生まれ)
90年代ドラマ最高視聴率TOP12(30%突破番組)
順位 作品名 最高視聴率 主な出演者 放送局 放送年 「主題歌」
アーティスト
1 『ひとつ屋根の下』 37.8% 江口洋介、福山雅治、酒井法子 フジテレビ 1993年(月9) 「サボテンの花」財津和夫
2 『家なき子』 37.2% 安達祐実、保阪尚輝、水野真紀 日本テレビ 1994年 「空と君のあいだに」中島みゆき
3 『101回目のプロポーズ』 36.7% 浅野温子、武田鉄矢、江口洋介 フジテレビ 1991年(月9) 「SAY YES」CHAGE & ASKA
4 『ロングバケーション』 36.7% 木村拓哉、山口智子、竹野内豊 フジテレビ 1996年(月9) 「LA・LA・LA LOVE SONG」久保田利伸 with ナオミ・キャンベル
5 『ずっとあなたが好きだった』 34.1% 賀来千香子、佐野史郎、布施博 TBS 1992年 「涙のキッス」サザンオールスターズ
6 『高校教師』 33.0% 真田広之、桜井幸子、赤井英和 TBS 1993年 「僕たちの失敗」森田童子
7 『愛という名のもとに』 32.6% 鈴木保奈美、唐沢寿明、江口洋介 フジテレビ 1992 「悲しみは雪のように」浜田省吾
8 『ラブジェネレーション』 32.5% 木村拓哉、松たか子、内野聖陽 フジテレビ 1997年(月9) 「幸せな結末」大滝詠一 
9 『東京ラブストーリー』 32.3% 鈴木保奈美、織田裕二、江口洋介 フジテレビ 1991年(月9) 「ラブ・ストーリーは突然に」小田和正
10 『素顔のままで』 31.9% 安田成美、中森明菜、的場浩司 フジテレビ 1992年(月9) 「君がいるだけで」米米CLUB
11 『あすなろ白書』 31.9% 石田ひかり、筒井道隆、木村拓哉 フジテレビ(月9) 1993年10月 「TRUE LOVE」藤井フミヤ
12 『妹よ』 30.7% 和久井映見、唐沢寿明、岸谷五朗 フジテレビ(月9) 1994年 「めぐり逢い」CHAGE&ASKA
90年代主な人気ドラマ&主題歌(放送順)
作品名 主な出演者 放送局 放送期間 「主題歌」歌手 シングルセールス(約)
『東京ラブストーリー』 鈴木保奈美、織田裕二、江口洋介、有森也実 フジテレビ 1991年1月〜3月(月9) 「ラブ・ストーリーは突然に」小田和正 258万枚
『パパとなっちゃん』 田村正和、小泉今日子、五十嵐淳子、浜田雅功 TBS 1991年4月〜6月21日 「あなたに会えてよかった」小泉今日子 105万枚
『もう誰も愛さない』 吉田栄作、田中美奈子、山口智子、薬丸裕英 フジテレビ 1991年4月〜6月 とどかぬ想い」ビリー・ヒューズ 51万枚
『101回目のプロポーズ』 浅野温子、武田鉄矢、江口洋介、田中律子 フジテレビ 1991年7月〜9月(月9) 「SAY YES」CHAGE & ASKA 282万枚
『あしたがあるから』 今井美樹、石橋凌、仙道敦子、福山雅治 TBS 1991年10月〜12月 「PIECE OF MY WISH」今井美樹 125万枚
『逢いたい時にあなたはいない…』 中山美穂、大鶴義丹、森脇健児、渡辺梓 フジテレビ 1991年10月〜12月(月9) 「遠い街のどこかで…」中山美穂 67万枚
『愛という名のもとに』 鈴木保奈美、唐沢寿明、江口洋介、洞口依子 フジテレビ 1992年1月〜3月 「悲しみは雪のように」浜田省吾 170万枚
『素顔のままで』 安田成美、中森明菜、的場浩司、東幹久 フジテレビ 1992年4月〜6月(月9) 「君がいるだけで」米米CLUB 289万枚
『子供が寝たあとで』 柴田恭平、三浦洋一、風間トオル、山口智子 日本テレビ 1992年4月〜6月 「もう恋なんてしない」槙原敬之 139万枚
『君のためにできること』 吉田栄作、南野陽子、石田ゆり子、竹内力 フジテレビ 1992年7月〜9月(月9) 「You’re the Only…」小野正利 114万枚
『ずっとあなたが好きだった』 賀来千香子、佐野史郎、布施博、野際陽子 TBS 1992年7月〜9月 「涙のキッス」サザンオールスターズ 154万枚
『親愛なる者へ』 浅野ゆう子、柳葉敏郎、横山めぐみ、佐藤浩市 フジテレビ 1992年7月〜9月 「浅い眠り」中島みゆき 105万枚
『ホームワーク』 唐沢寿明、清水美砂、福山雅治、浦江アキコ TBS 1992年10月〜12月 「クリスマスキャロルの頃には」稲垣潤一 140万枚
『二十歳の約束』 牧瀬里穂、稲垣吾郎、筒井道隆、深津絵里 フジテレビ 1992年10月〜12月(月9) 「約束の橋」佐野元春 70万枚
『誰かが彼女を愛してる』 中山美穂、的場浩司、西村一彦、鶴田真由 フジテレビ 1992年10月〜12月 「世界中の誰よりきっと」中山美穂&WANDS 183万枚
『あの日に帰りたい』 菊池桃子、工藤静香、保坂尚輝、別所哲也 フジテレビ 1993年1月〜3月(月9) 「慟哭」工藤静香 93万枚
『白鳥麗子でございます!』 松雪泰子、萩原聖人、小松千春、美保純 フジテレビ 1993年1月〜2月 「負けないで」ZARD 164万枚
『高校教師』 真田広之、桜井幸子、赤井英和、持田真樹 TBS 1993年1月〜8月 「僕たちの失敗」森田童子 89万枚
『振り返れば奴がいる』 織田裕二、石黒賢、千堂あきほ、松下由樹 フジテレビ 1993年1月〜3月 「YAH YAH YAH」CHAGE & ASKA 240万枚
『ひとつ屋根の下』 江口洋介、福山雅治、酒井法子、いしだ一成 フジテレビ 1993年4月〜6月(月9) 「サボテンの花」財津和夫 60万枚
『素晴らしきかな人生』 浅野温子、織田裕二、富田靖子、ともさかりえ フジテレビ 1993年7月〜9月 「Make-up SHadow」井上陽水 81万枚
『悪魔のKISS』 奥山佳恵、深津絵里、常盤貴子、大鶴義丹 フジテレビ 1993年7月〜9月 「エロティカ・セブン」サザンオールスターズ 174万枚
『ポケベルが鳴らなくて』 緒形拳、裕木奈江、坂井真紀、金山一彦 日本テレビ 1993年7月〜9月 「ポケベルが鳴らなくて」国武万里 52万枚
『あすなろ白書』 石田ひかり、筒井道隆、木村拓哉、西島秀俊 フジテレビ 1993年10月〜12月(月9) 「TRUE LOVE」藤井フミヤ 202万枚
『同窓会』 斉藤由貴、西村和彦、高嶋政宏、田中美奈子 日本テレビ 1993年10月〜12月 「CROSS ROAD」Mr.Children 125万枚
『この世の果て』 鈴木保奈美、三上博史、豊川悦司、横山めぐみ フジテレビ 1994年1月〜3月(月9) 尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」 107万枚
『もしも願いが叶うなら』 中山美穂、浜田雅功、浜崎貴司、岡田浩暉 TBS 1994年1月〜3月 「ただ泣きたくなるの」中山美穂 104万枚
『君といた夏』 筒井道隆、いしだ一成、瀬戸朝香、小沢真珠 フジテレビ 1994年7月〜9月(月9) 「Hello, my friend」松任谷由実 135万枚
『家なき子』 安達祐実、保阪尚輝、水野真紀、京本政樹 日本テレビ 1994年4月〜7月 「空と君のあいだに」中島みゆき 146万枚
『妹よ』 和久井映見、唐沢寿明、岸谷五朗、鶴田真由 フジテレビ 1994年10月〜12月(月9) 「めぐり逢い」CHAGE&ASKA 125万枚
『若者のすべて』 萩原聖人、木村拓哉、武田真治、鈴木杏樹 フジテレビ 1994年10月〜12月 「Tomorrow Never Knows」Mr.Children 276万枚
『29歳のクリスマス』 山口智子、松下由樹、柳葉敏郎、仲村トオル フジテレビ 1994年10月〜12月 恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー 110万枚
『我慢できない!』 鈴木京香、西村和彦、伊武雅人、沢田亜矢子 フジテレビ 1995年1月〜2月 「CRAZY GONNA CRAZY」TRF 158万枚
『最高の片思い』 深津絵里、本木雅弘、杉本哲太、長瀬智也 フジテレビ 1995年1月〜3月 「HELLO」福山雅治 187万枚
『僕らに愛を!』 江口洋介、鈴木杏樹、武田真治、渡辺慶 フジテレビ 1995年4月〜6月(月9) 「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」L⇔R 134万枚
『星の金貨』 酒井法子、大沢たかお、竹野内豊、細川直美 日本テレビ 1995年4月〜7月 「蒼いうさぎ」酒井法子 99万枚
『セカンド・チャンス』 田中美佐子、赤井英和、堂本剛、黒田勇樹 TBS 1995年4月〜6月 「TOMORROW」岡本真夜 177万枚
『17才 -at seventeen-』 内田有紀、一色紗英、武田真治、山本太郎 フジテレビ 1994年4月〜9月 「survival dAnce〜no no cry more〜」TRF 137万枚
『輝く季節の中で』 石田ひかり、保阪尚輝、中居正広、篠原涼子 フジテレビ 1995年4月〜6月 「君がいたから」FIELD OF VIEW 89万枚
『愛していると言ってくれ』 豊川悦司、常磐貴子、岡田浩暉 TBS 1995年7月〜9月 「LOVE LOVE LOVE」DREAMS COME TRUE 248万枚
『いつかまた逢える』 福山雅治、桜井幸子、今田耕司、大塚寧々 フジテレビ 1995年7月〜9月(月9) 「あなただけを〜Summer Heartbreak〜」サザンオールスターズ 113万枚
『人生は上々だ』 浜田雅功、木村拓哉、石田ゆり子、飯島直子 TBS 1995年10月〜12月 「俺たちに明日はある」SMAP 78万枚
『恋人よ』 鈴木保奈美、岸谷五朗、鈴木京香、長瀬智也 フジテレビ 1995年10月〜12月 「TO LOVE YOU MORE」セリーヌ・ディオン with クライズラー・カンパニー 126万枚
『ピュア』 和久井映見、堤真一、高橋克典、高岡早紀 フジテレビ 1996年1月〜3月(月9) 「名もなき詩」Mr.Children 230万枚
『白線流し』 長瀬智也、酒井美紀、京野ことみ、柏原崇 フジテレビ 1996年1月〜3月 「空も飛べるはず」スピッツ 148万枚
『ロングバケーション』 木村拓哉、山口智子、竹野内豊、松たか子 フジテレビ 1996年4月〜6月(月9) 「LA・LA・LA LOVE SONG」久保田利伸 with ナオミ・キャンベル 185万枚
『透明人間』 香取慎吾、深津絵里、山田麻衣子、石田純一 日本テレビ 1996年4月〜7月 「愛の言霊〜Spritual Message〜」サザンオースターズ 139万枚
『Age,35 恋しくて』 中井貴一、田中美佐子、瀬戸朝香、椎名桔平 フジテレビ 1996年4月〜6月 「いいわけ」シャ乱Q 99万枚
『ひと夏のプロポーズ』 坂井真紀、保坂尚輝、稲森いずみ、仲村トオル TBS 1996年7月〜9月 「BELOVED」GLAY 84万枚
『硝子のかけらたち』 藤井フミヤ、松雪泰子、江角マキコ、笑福亭鶴瓶 TBS 1996年7月〜9月 「Another Orion」藤井フミヤ 98万枚
『ドク』 安田成美、香取慎吾、椎名桔平、菅野美穂 フジテレビ 1996年10月〜12月 「PRIDE」今井美樹 162万枚
『バージンロード』 和久井映見、反町隆史、宝生舞、武田鉄矢 フジテレビ 1997年1月〜3月(月9) 「CAN YOU CELEBRATE?」安室奈美恵 229万枚
『理想の結婚』 常盤貴子、竹野内豊、榎本加奈子、野際陽子 TBS 1997年1月〜3月 「君に逢いたくなったら…」ZARD 63万枚
『ひとつ屋根の下2』 江口洋介、福山雅治、酒井法子、いしだ一成 フジテレビ 1997年4月〜6月 「ひだまりの詩」Le Couple 146万枚
『ラブジェネレーション』 木村拓哉、松たか子、内野聖陽、藤原紀香 フジテレビ 1997年10月〜12月(月9) 「幸せな結末」大滝詠一 96万枚
『職員室』 浅野温子、仲村トオル、的場浩司、水野美紀 TBS 1997年7月〜9月 「BURN」THE YELLOW MONKEY 66万枚
『略奪愛・アブない女』 赤井英和、稲森いずみ、袴田吉彦、鈴木紗理奈 TBS 1998年1月〜3月 「HOWEVER」GLAY 「HOWEVER」GLAY 134万枚
『甘い結婚』 木梨憲武、財前直見、高島礼子、田辺誠一 フジテレビ 1998年1月〜3月 「Time goes by」Every Little Thing 113万枚
『Sweet Season』 松嶋菜々子、椎名桔平、とよた真帆、袴田吉彦 TBS 1998年1月〜3月 「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」サザンオールスターズ 58万枚
『ラブ・アゲイン』 渡部篤郎、石田ひかり、武田真治、菅野美穂 TBS 1998年4月〜6月 「There will be love there -愛のある場所-」the brilliant green 87万枚
『魔女の条件』 松嶋菜々子、滝沢秀明、別所哲也、黒木瞳 TBS 1999年4月〜6月 「First Love」宇多田ヒカル 80万枚
『パーフェクトラブ!』 福山雅治、木村佳乃、ユースケ・サンタマリア フジテレビ 1999年7月5日〜9月20日(月9) 「ここではない、どこかへ」GLAY 92万枚
【筆者選出・作成】主題歌以外のエンディング曲、挿入歌も含む