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中島美嘉「ALWAYS」ビデオクリップメイキング
新曲「ALWAYS」のビデオクリップは、「雪の華」以来6年振りとなる武藤眞志監督に手がけていただきました。武藤監督は「CRESCENT MOON」「愛してる」「FIND THE WAY」「RESISTANCE」も手掛けていて、6年というブランクを感じさせない息の合った撮影が行われました。

シチュエーションは2つ。黒いワンピースの部屋のシーンと、白い衣装のシーン。
スタイリスト・渡辺さんが用意してくれた白い衣装は、風にきれいに舞うようにシルクシフォンの生地でイチからオリジナルで制作されたもので、移動する時には丸めて持ち上げなければいけない程の長さがあります。


まず最初は部屋のシーンからの撮影だったのですが、スタジオに行くまでにちょっとしたハプニングが。ボディクリームを自分の胸元に塗った美嘉ちゃん。手元が誤って黒い衣装に白いボディクリームがべったり。。笑いながらスタイリストさんに謝っていました。ちなみに、ブルーのピアスは美嘉ちゃんの私物なんですよ。

そして撮影がスタート。歌うシーンの撮影だったのですが、数時間に渡り何度も何度も歌っていく途中で、美嘉ちゃんの目元が潤んでいきます。すると、目から一すじの涙が!スタッフ一同息を飲んでモニター画面を見つめます。カットの声がかかると涙を拭って、ヘアメイクさんにメイクを直してもらい、また撮影が始まりますが、次も目から涙が。その後も泣きながら歌うシーンが何度も続き、最後には溢れ出す涙が止まらなかったのですが、これには監督の武藤さんも驚きと感動の様子でした。
撮影が終わって涙の理由を聞いてみると、歌詞が心に響いて思わず涙が出てしまったんだそう。

ちなみに、歌いながらずっと持っている時計。監督と美嘉ちゃんが打ち合わせで≪好きな人が残していった物≫を握りしめながら歌っている事にしようと決めたのですが、ちょうどその時スタイリストの渡辺さんが付けていた腕時計がすごくオシャレで、「これ貸して!」と有無を言わせず決定。大活躍してくれました。


次に、白い衣装の撮影。
水の中で撮影したかのように髪や衣装がなびく様な仕上がりを目指し、超ハイスピード撮影というのが行われました。特殊なカメラでの撮影なのですが、10秒撮影したものが10分くらいの長さにものびるので、あれだけ髪や衣装がキレイになびいているんです。

撮影は、網格子の上に美嘉ちゃんが立って行われます。網格子の下には沢山の巨大ファンが置かれていて、いくつもに分かれた衣装の先端は7人ほどが巨大な脚立に乗って上からだったり、網格子の下からだったり、あらゆる角度から持っています。
監督のスタートの掛け声と共にファンが回り、みんなが衣装から手を離します。
すると一気に髪と衣装が舞い上がります。何度かチャレンジしていく中で、美嘉ちゃんが「ジャンプしてみたらどうですか?」と提案し、やってみるとそれが凄く良くて採用!
何度も何度も繰り返され、撮影は終了となりました。


本気の涙と、髪と衣装がスローでなびくビューティーな美嘉ちゃんに注目してくださいね!










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