BACK
MICA 3 CHU“I DON’T KNOW”ビデオクリップメイキング
日々感じているフラストレーションをぶちまける為に、今回美嘉ちゃん自身が企画したシングルが「I DON'T KNOW」!そのコンセプトを表現する為には強力なメンバーが必要と、熱烈オファーしたのが森三中のみなさんでした。そして結成したのが、この「MICA 3 CHU」です!

この強力なメンバーで最高のビデオクリップを作るにはこの人しかいない!と、監督はサザンオールスターズやDJ OZMAを手掛ける鬼才「スミス」に依頼し、とてつもなくパワフルでかっこいい作品が出来上がりました。

撮影は2日間に渡り行われ、初日は埼玉の戸田市文化会館でライブシーンの撮影からスタート。本物のステージにライブセットが組まれ、照明も電飾も実際のライブに使うような物が用意されているのを見た出演者の4人はびっくり!しかも、美嘉ちゃんのファンクラブから抽選選ばれた300人と、吉本興業のNSCに通っているお笑い研修生30人がエキストラとしてライブに参加するので、メンバーは否が応でも緊張が高まります。それもそのはず、実は、森三中のみなさんはライブをやるどころか、楽器を演奏したことがなかったんです!それなのに、「やるからには本格的にパフォーマンスして欲しい!」というスタッフの希望に答え、忙しい中時間をぬって練習スタジオに通い、短時間で素晴らしいステージングが出来るようになってくれました。

いざ撮影となり、スタッフがメンバー1人1人を紹介しながらステージに呼び込むと、この瞬間まで森三中のみなさんがいると知らされていなかったエキストラのみんなは大興奮!歓声が止まないまま演奏はスタート!迫力あるパフォーマンスに圧倒され続けます。ギターの大島さんが縦横無尽に激しく大暴れしなければいけなく、何度も重ねるテイクに息も切れ切れになりステージに倒れこんだりしたのですが、大島コールが沸き起こりそれに答えるように立ち上がったりと、本物のライブ以上のステージングが繰り広げられました。ロックバンドのライブで定番の人差し指と小指を突き出すポーズも、メンバーみんなサマになっていました。

舞台裏も本格的なステージに負けていません。楽屋に楽器や楽屋花がたくさん置かれていたり、廊下の壁にMICA 3 CHUポスターやリハーサルの時間が貼られていたんです。そして、休憩時間も楽屋シーンの撮影ができる様に4人一緒に。

メンバーには各自キャラクター設定があり、MICAはクマ好きのヘビースモーカーという事でヒョウ柄のクマのぬいぐるみを抱えているのですが、これは私物。クマがデザインされたTシャツは、今回CDのアートディレクションを引き受けてくれたHYSTERIC GLAMOURの物。ギターのOSHIMAはやんちゃで大食いという事で、ステージではズボンを下ろしたり大暴れし、楽屋ではずっと豪快に食べ続けてくれました。ベースのMURAKAMIは甘いスイーツと男に目がないという事で、常にチュッパチャップスをくわえて男性といちゃついてくれました。ドラムのKUROSAWAはお酒好きでケンカ早いという事でウイスキーを常にあおり(中身はお茶!)、森三中さんお得意の激しいケンカコントを繰り広げてくれました。

そんな撮影初日はホールから出てファンに囲まれるシーンをエキストラの皆さんに協力してもらい、無事終了!

翌日は新宿で営業しているBARを借りての撮影。ここでは、CDの初回盤特典DVDに収録される「The Documentary of MICA 3 CHU」の撮影からスタート。「The Documentary of MICA 3 CHU」は、「MICA 3 CHU」というバンドが実際に存在している設定で彼女たちを追っかけたドキュメンタリー番組の様に構成されています。

ドキュメンタリーは、パワフルでかっこいいビデオクリップとは違い、爆笑映像の連続です。その1つに、インタビュアーに質問されて1人ずつ答える場面があるんですが、みんなのアドリブが面白過ぎて、まわりのスタッフは笑いを堪えるのに必死!特にアドリブが激しかったのは黒沢さんで、メンバーも本番中なのに笑ってしまうくらいでした。誰かがマジメに答えている時も後ろで他の人がアドリブの行動をしていたりするので、場面の隅々まで見逃せません!美嘉ちゃんがインタビューされている大島さんにピーナツを投げていたり、大島さんが鼻の穴にピーナツを詰めて飛ばしていたり、村上さんの思わず発した言葉にうけた美嘉ちゃんが笑いをこええるのに必死で質問に答えられなかったところも、そのまま映像に使われています。

その後は、原宿と渋谷を繋ぐキャットストリートへ移動してハンバーガー屋さんの前で撮影。こんな場所でこの4人が歌っているものだから、何事かとたくさんの人が集まってきます。しかし、そんな事は気にもせず街中を歩き、大通りの信号を歩きます。信号では歩くだけで良かったのですが、そこはサービス精神旺盛な4人。道路の真ん中で大島さんがでんぐり返しをしてみたり、美嘉ちゃんが大島さんの背中に飛び乗ってみたりと大はしゃぎで町中を賑わせてくれました。

次にアジトのシーンを撮るのにハウススタジオへ移動。すっかり仲良くなった4人は休憩の間も一緒に話し込んだり、携帯カメラで写真を撮ったりと和気あいあいと撮影が進みました。

撮影は順調に進み、最後に監督からみんなに「ラストは1人1人ヘン顔してもらいますね」と突然すごいお題が!美嘉ちゃんは「お笑いのプロに対抗するのは難しいよ〜!」言っていましたが、監督に「これはアリ?ナシ?」と事前にヘン顔チェックをしてもらったりとマジメに研究。そんな美嘉ちゃんの撮影は最後。次々に繰り広げられるみんなのヘン顔を見て大爆笑した美嘉ちゃんは「最後はプレッシャーだよー、やだ!」と言いながらも思い切った顔をたくさん披露してくれました。

最後は深夜の路上で撮影。ガード下を歩いてクールなシーンを撮って終わりかと思いきや、そこはやっぱりお約束のケンカシーン!ずっと笑いっぱなしの楽しい撮影は終了しました。

痛快爽快のGIRLS ANGRY ROCKを聴いて、もやもやを一気に吹き飛ばしましょう!













BACK