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NANA starring MIKA NAKASHIMA《一色》ビデオクリップメイキング
*美嘉ちゃんが”NANA starring MIKA NAKASHIMA”としてリリースするラストシングル「一色」。このビデオクリップは、”東京事変”のビデオクリップやTV-CMなどで活躍する内野政明さん率いるクリエーターチーム”Fresh Milk”の手によって制作されました。

*打ち合わせでは、実際に”大崎ナナ”がデビューしてビデオクリップを制作するとしたらどんな作品になるだろうか?というのをテーマにアイデアが出され、”スターとなったナナ”と”素の大崎ナナ”の2面性をそれぞれの世界で演出することとなりました。

*2日に分けて撮影された初日は、映画『NANA』の撮影が終わった夕方からのスタート。横浜の本牧埠頭の南本牧大橋で、行き交うトラックに交通規制をかけながら早朝4時まで撮影されました。ラメの入った派手なステージメイクで、真っ黒なシースルーのトップスに黒のロングブーツ、そして光り輝くメタリック素材で体を包み、誰もいない深夜の橋の上を颯爽と歩く”ナナ”。タバコを吸う姿もサマになっていて、この撮影の為にわざわざ来日してくれたフランス人カメラマンの”セルジュ”はそんな美嘉ちゃんにあっという間に魅了され、通訳を介した演技指導にも熱が入りまくりでした。海に近いロケ現場だった為に思った以上に風が冷たく、美嘉ちゃんは寒さに震えながらも監督やカメラマンのリクエストにこたえ、見事にたった今ステージから抜け出してきたかの様な”スターのナナ”を演じてくれました。

*その4日後、まさに映画「NANA」の撮影が行われているスタジオで、”ナナ”と”ハチ”が住んでいる707号室のセットを使って撮影が行われました。ここでの衣装は黒のパンツに白のタンクトップで、メイクもシンプルかつナチュラル。実際にこの部屋で生活をしている”素の大崎ナナ”を演じてくれました。強がっているけど実は淋しがり屋で弱い心を持っているという性格が、歌う表情から感じ取れます。実はこの日、映画での睡眠不足に加え、前回の路上ロケで風邪をひいてしまい、発熱しているにも関わらず気合で乗り切っての撮影となってしまいました。そんな状況でも、あの”目”の強さを放ち続ける中島に、スタッフ一同感嘆のため息を漏らしていました。

*「誰もいない路上に一人」というシチュエーションと「”ハチ”がいるはずの707号室にたった一人」というシチュエーションをもって”ナナ”の孤独が、白と黒の両方の世界で見事に表現されました。”NANA”を演じるのもこれが最後。映画と共に楽しんで見てくださいね!










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