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“火の鳥” PV メイキング
*今回のビデオクリップの監督は、「接吻」のビデオクリップを手掛けた"田所貴司さん"です。

*「ヨーロッパ中世の時代の衣装で撮りたい」という美嘉ちゃんのリクエストと、エンディングテーマを歌っているアニメーション"火の鳥"の世界観を元に監督さんがアイデアを膨らませてくれました。

*美嘉ちゃんは姫、天使、マリア、石像、そして火の鳥に扮していて、髪型はヘアメイクさんのアイデアで銀髪やショートヘアなどいろいろ変化を遂げています。衣装に関しては、CDのジャケットの衣装をベースにボリュームを出したり、長さを変えてみたりとアレンジして作られました。アクセサリーは今回もいくつか美嘉ちゃんの私物が使われました。

*場所は長野県にあるお城の様な洋館を借りて撮影しました。都内近郊から離れた場所での撮影は「AMAZING GRACE」のビデオクリップ以来2度目です。この洋館はのどかな田園風景の中に突如そびえ立っており、巨大な門は電動開閉し、庭や屋上にはレオナルドダヴィンチの石像が立ち並んでいて、中には何千万・何億円もする骨董がたくさん並び、シャンデリアがきらめき、豪邸というよりまさにお城!という洋館に美嘉ちゃんは驚きの連続でした。

*まずは銀髪のカツラをかぶり、鳥の羽を両腕に付け、まさに鳥!のシーンの撮影だったのですが、「重くない?」と心配するスタッフに「以外と軽いから平気!」とぶんぶん両腕を振り回していました。そして銀髪&中世の姫衣装のまま休憩中に2Fのベランダから外を眺めていたのですが、散歩しているおじいちゃんおばあちゃんを発見し、「ご機嫌よう?」と笑顔で手を振って、「きっと仮装大会かお祭りだと思われるんじゃないの?」と楽しんでいました。そして、あまりの天気の良さにお昼ごはんはベランダで山々を見ながらおいしい空気を吸ってみんなでピクニック気分でお弁当を食べました。

*鷹の剥製を腕にのせて歌うメインシーンの後に、背中に羽を背負って天使の美嘉ちゃんになり矢を投げるシーンを撮ったのですが、美嘉ちゃんは矢を投げた時に「カラン!」と鳴った、思った以上に軽い音に思わず吹き出してしまいました。

*ラストシーンは深夜に外でスタート。昼間は暖かかった長野も夜はかなり冷え込み、ジャケットを着ていても震えるくらいの中、美嘉ちゃんは寒さに耐えて素晴らしい演技を見せてくれました。朝の8時半に撮影現場に入り、終了したのは翌朝の5時。そこからロケバスに乗り込み都内に着いたのは朝8時。そんな時間をかけて苦労した甲斐もあって、今回は見ている人を圧倒させる素晴らしい作品に仕上がりました。天使の美嘉ちゃんに刺されるマリアの美嘉ちゃん。そのマリアのお腹にはマリアがいるという細かいシーンにも注目して見てくださいね!







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