初のベスト盤「Single Collection」リリース記念!メンバーによる収録曲全曲紹介!


ウェカピポ

これでSOUL’d OUTのスタイルが確立された曲。リリースされる/されないに関わらず、デモを作っている時にそう思えた。これをデビュー・シングルにしたいという思いがみんなにあって、結果、名刺代わりの一発目というポジションに為るべくしてなったと思う。(Diggy-MO’)


Flyte Tyme

SOUL’d OUTでやらない可能性があった曲ですね(笑)。他のアーティスト用にと思って(トラックを創っていた為、ここに落ち着くまでに)、色々あったんですよ。ノディーシャが来日した時に、プロデューサーであるジャム&ルイスが一緒に来ていて、その時初めて会ってこの曲を渡した(注/“Flyte Tyme”とはShinnosukeの敬愛するプロデュース・チーム、ジャム&ルイスのレーベル名から取ったタイトル)。夢が叶ってよかったなと思う曲です。タララララン、っていうピアノの音が大好きです。(Shinnosuke)


Dream Drive

仲間の歌。シングルの流れの中では、一番ハートフルなところに重点を置いた曲。初めて聴く人には楽しいパーティー・チューンかなと思わせきや、実は心の部分にスポットが当たってる。「To All Tha Dreamers」は、この曲の“その後”を描けてると思うし、人間的な部分にスポットを当てるという意味では、「BLUES」とも近いものがある。(Diggy-MO’)


Shut Out

最近はライヴでもあまりやってないけど、アンコール前のコールでお客さんが「ハーレロハレロ」って言ってくれたりして、ちゃんと目をつけてもらってるんだなって思える曲です。曲だけ聴けば、すごくいいR&Bの感じの曲でもあると思う。(Bro.Hi)
AIの「SHUT OUT」にDiggyがフィーチャーしたんですが、SOUL’d OUTバージョンのアンサーソングを、と思って創りました。(Shinnosuke)


Love, Peace & Soul

「Dream Drive」と同時期に作ったから、より人間的な部分にこだわってた気がする。HIPHOPビートに、子供たちの為に…っていうテーマがうまく合って、子供の無邪気な様子がビジュアライズできる曲になってると思う。SOUL’d OUTには、節々のアイコンになるメッセージ的な言葉があるんだけど、Love, Peace & Soulもその一つ。あまりライヴでは、やらないんですけどね(笑)。SOUL’d OUTだけがやるわけじゃないメッセージを、敢えてやったとも言える。(Diggy-MO’)


1,000,000 MONSTERS ATTACK

凄く好きな曲ですね。ライヴではHIPHOPな見せ方ができる曲で、ラップの掛け合い、鋭いフック、暖かい優しい系ではないところが好きです。(Bro.Hi)


Magenta Magenta

ラテン的な、非常にパッションな曲。曲の話じゃないけど、ミュージック・ビデオは一番好きなですね。色彩が茶色っぽい、イタリアっぽい、ダ・ヴィンチが素描を書く羊皮紙みたいな色彩が出ていて。曲自体は、四つ打ちですごい高揚感のある曲ですね。それに合わせてコードがどんどん広がっていく、その感じが好き。ライヴでやってて楽しいです。(Shinnosuke)


BLUES

ウチらの中ではバラード。これ、いいですよ。好きです。色んなものを満たしてる。ダンス・クラシックなトラックも“らしい”し。デビュー前からあって、特に何かがあったといった記憶はないんですけど――切ないですね。大切な曲です。ライヴでは、いい感じで空気を変える曲になってる。詞も一番普遍的なテーマだし、こういう部分があってこそ音楽だという気がする。(Diggy-MO’)


To All Tha Dreamers

大ネタ的な曲。SOUL’d OUTの、ソウル好きなテイストがここに極まった感があります。「Flyte Tyme」が、80年代エレクトロ・ファンク的なダンクラだとしたら、これはフィリー・ソウル。生楽器を使ったソウルな感じの頂点ですね。(Shinnosuke)


イルカ

サード・アルバムの中での位置づけ(曲順含め)を迷った曲だけど、結果的にこの曲があることで他の曲が更に良くよく聴こえるようになった…そういうタイプですね。ライヴであまりやらないけど、やると「いい曲だね」ってメンバーお互いに言ったりもする(笑)。気持ちいい曲です。(Bro.Hi)


ALIVE

アルバム・タイトルだし、「BLUES」からの繋がりもあるんで、すごく思い入れの深い曲。この時期は自身、「ロックをやりたい」という思いで曲を創り始めていて…「Catwalk」にもこういった要素があるけど、その象徴ですね。言葉の意味も含めて、すごく思い、強い曲です。サウンド的には、パワーステーションとか、ナイル・ロジャースが作ったロックなサウンドをイメージしました。カッコいい曲です。(Shinnosuke)


TOKYO通信 〜Urbs Communication〜

すごいゴーマンなこと言おうかな(笑)。SOUL’d OUT史上一番クオリティの高い曲。音楽好きの人ならば、これの凄さがわかんない奴は駄目。以上。(Diggy-MO’)


Catwalk

“攻め”な曲になったと思う。最初のデモでは「To All Tha Dreamers」系の、押せ押せの歌ものっぽい感じになるかと思っていたけど、Diggyが新しいフックを付けて、強いけどカラフルな面もある曲になった。歌詞も面白い。ビデオも撮りやすいんじゃないかと(笑)。あと、荒木飛呂彦さんのジャケットもいいし、いろんな楽しみ方ができる曲だと思います。(Bro.Hi)


Starlight Destiny

これが“現在のSOUL’d OUT”じゃないでしょうか。“To All Tha Dreamers”を更に強力にフックアップ、焼き直して一回り大きくすることが出来た曲。パフォーマンスすると、“Dreamers”とはまた違う面も出てくるんだけど。“Dreamers”はライヴで意外と器用にできちゃうんだけど、この曲はそうはいかない。その安定感のなさも赤裸々でいいんじゃないかと(笑)。生身だコノヤロー、みたいな。精神的にも、凄くタフな曲です。(Diggy-MO’)