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日本国内はもちろん、世界中から最も注目されている日本人アーティスト、ケンイシイのニューアルバム「スリーピング・マッドネス」が、いよいよ5月21日にリリースされる。
そのリリースに先駆け、業界関係者を対象としたリリースパーティが先日4月5日、麻布十番にあるロメオ・イ・ジュリエッタで行われた。
先行リリースのアナログ・シングル<Game Over>がヨーロッパの音楽誌各誌から大絶賛されたばかりのケンイシイ、そのニューアルバムのお披露目とあって、業界関係者は大注目。

さらに、ソニーテクノ メールサービスの購読者からラッキーなリスナーが招待され、当日は平日ながら大盛況。大勢のクラウドの静かな期待感に包まれる中、パーティは始まった。
「リスニングパーティ」と銘打った今回のリリースパーティは、「爆音で聴いて欲しい」という、ケンイシイ本人の強い希望で実現された。
また、今回のアルバムにはジャケットはもちろんビデオクリップなどにも、ケンイシイ本人の映像が多数用いられている。「自分の写真を使ったアルバムを出すのなら、一生に一度だけ自分の大満足している作品に使いたい。」という本人の自信が伺い知ることが出来る。
アルバムの各曲がビデオクリップとともに「爆音」で鳴り響きだすと、聴き入る業界関係者や踊りだすクラウドが入り交じり、それまで静かだったフロアは、あっという間にギュウギュウ詰めに。

そしてケンイシイが登場するとフロアからは歓声が!!
「リスニングパーティ」という呼び名とは裏腹に、この日のためにダブプレートを作ったというほど、気合いの入ったプレイでフロアをヒートアップ。
途中、あまりの「爆音」にCDJがトンでループしてしまうなどのハプニングも交えつつ、大盛況のうちにケンイシイ本人によるDJパフォーマンスは終了。
アルバムは「多数のアーティストとコラボレーションすることで自身の原点に戻ることが出来た。」という本人の言葉通り、様々なジャンルの音やスタイルを取り入れつつも、ケンイシイ独自の世界観が感じられるものだった。 さらに、その完成度も非常に高いもので、先の自信を裏付けるかのように"これしかない"というアルバムに仕上がっている。
今回のパーティに来られなかった方も、5月21日にぜひチェックして欲しい。
また、今回のパーティではアルバムのジャケットなどに使用されているポジをデコレーションとして使っており、希望者は持ち帰ることが出来たという、ファンには嬉しい趣向も凝らされていた。リリースパーティに来たあなたは、ちゃんとお土産にしましたか?
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