我らがTOBY、まずはトーマスのライブ前にプレイ。ミニマルなスタイルのものからトランシーなもの、ハウスっぽい曲など、いろんなスタイルのトラックを織り交ぜていく。このミッションというクラブは、普段ハウスのパーティーの多いハコだが、最近ではこうしたテクノ系のパーティーも見られるようになってきた。天井が高くて解放感がある上に、バーのスペースも広くてリラックスもしやすい。今後も要注目のハコだ。

深夜3時半頃、トーマス・シューマッハのライブがスタートした。ライブ慣れした様子で、ミキサーの扱いが非常にうまい。プログラムされたシーケンスの抜き差しやイコライザーなど、手元で音をコントロールし、曲の構成を組み立てていく。そして彼自身も楽しそうに踊りながら、曲が終わる度にフロアーの人達と一緒に拍手したりしていた。すごくフレンドリーな感じのライブだ。

トーマスは、昨年末にBUSH（彼が所属しているレーベル）からリリースしたアルバム「ELECTRIC BALLROOM」からの曲を初め、BUSHからの数々のヒット作を演奏してくれた。前半はハウス寄りなスタイルの曲からスタートし、徐々にハードなテイストのものになっていく展開もいい。そして最後には大ヒット作「WHEN I ROCK」を演奏し、最高潮に達した。

トーマスのライブのライブが終了して、再びTOBY登場。まだまだ踊る事をやめさせない絶妙なプレイ。

トーマスがDJブースに現れた。そう、これからは彼のDJがスタートする。「Are you ready?」

トーマスのDJ。BUSHでのレーベルメイトでもあるデイヴ・クラークのヒット作などの、ハードなテクノでスタート。それから徐々にいろんなスタイルのものを混ぜていき、決して飽きさせない展開。終盤はハウスな選曲で、本当の意味で「クラブらしい」エンディングに。シメは何と、ユーリズミクスの「スイート・ドリームス」！そしてパーティーは平日にも関わらず、朝の7時まで続いたのだった。 　彼はこの後、12月26日（土）の「CYCLE」（マニアック・ラブ）でもDJプレイした。 　またトーマス・シューマッハは、2月のLOOPA SPECIALでも再来日するので、今回見逃した人は是非遊びに行ってみてほしい。

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