<日独DJサミット>が行われたのは、赤坂にある<ドイツ文化センター>。
ステージに、パネリストであるウエストバム、ウエストバムの親友でありドイツのレイヴシーンについての著作を持つラインハルト・ゲッツ、石野卓球、マイク・ヴァン・ダイク、TOBYが座り、会がスタート。
司会の石橋氏と応答しながら、ドイツでテクノが圧倒的に支持されている背景やその歴史などについて、ウェストバムやラインハルト氏、マイクが説明していく。会の前半をほぼ終えたところで質問コーナーが始まる。後半では、リラックスしたムードの中で、DJの面々へのテクノは好きですか?という素朴な疑問から、ドイツと日本のテクノを取り巻く社会環境の違いにまで質問が及び大変に興味深い。また、本サイトの掲示板に挙げられた質問にDJが直接答えてくれたりという場面も登場した。
ほぼ、3時間半に渡って会が繰り広げられ、無事終了。会場にはオープンでポジティブな空気が満ちていた。
この<日独DJサミット>、普段、気軽に話すことのできないようなDJに質問したり、一般の人々にテクノとは何なんだ?ということを紹介できるような機会を持てたのはまたとないことだったと思う。
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