メディアでのレコード評

PICTUREMixmag
Another Major Find for R&S

忘れられがちなことだが、ケン・イシイをヨーロッパに紹介したのはR&Sだった。そして今また、ケミカル的なビートを送り出すBoom Boom Satellitesを見つけだした。彼らはテクノ、ブレイクビーツ、サイケデリックな要素をもつ元気な二人組(川島道行、中野雅之)。プロペラヘッズがもっとテクノになったような音のファーストシングルをリリースしたばかりの彼らはR&Sにとってケンに続く大きな掘り出し物と言える。イギリスの多くのアーティストにありがちなぎこちない、混沌としたものとは違い、"4 A Moment Of Silence"は音がひいては寄せ、ブレイクビーツの流れの中にブリープが聞こえてくる。B面のダブトラックはパーッカションがヘビーな、より雰囲気のある曲で、考えられうる中で最高にエレガントでデリケートに仕上がっている。

DJ コメント
PAUL THOMAS (KISS 100)
「A面が強烈だ。テクノ・ブレイクビーツ・ヘブン!」
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ANDY BARKER - 808 STATE (KISS 102)
「"4 A Moment Of Silence"はKISS FMのトップ・チューンでプレイされてるよ。」
JASE + MARC JONES (BBC RADIO / CREAM)
「素晴しい!ボクは、彼等とR&Sはすごく近い将来話題沸騰になることを確信してるよ。」

REVIEW
SHARREL CARROLL (TAY FM)
「エクセレント!」
DEAN CAVANAGH (ARTHROB / BCR FM)
「この曲本当に好きだよ。力がみなぎってる!」
ROCKETT RONDEAN -AMBIENT SOHO
「ダブの魔法使い!素晴しいね。」
DUNCAN FORBES -SPOOKY
「これ好きだなあ。すごく新鮮なサウンドだ。A面のはエネルギーが満ちあふれてるよ。」

BADHER SHAH (INSPIRARION FM)
「秀逸なトラックが集められたヴァイナル。特に A1が素晴しい。前途を期待されるにふさわしいアーティスト。」

ANDY SMITH -POTISHEAD
「A面を33回転で聴くともっといいよ(笑)。」
注)本来は45回転です。

CHRISTINE INDIGO
「すごく雰囲気のあるビッグ・ビート。
"Wnderful Beat"のドラムの裏打ちの使い方がおもしろい。」

WEIRD BEATS COLLECTIVE (THE END)
「A面はデトロイト・ソウルと刺激的なブレイクビーツの完璧なブレンド。テクノ、もしくはブレイクビーツのセットの中ここぞって時に使えるって誓って保証するよ。フロアのリアクションも素晴しいね。」

OLLIE DOWLLING -HEAD WAX
「33回転でA面をかけてみろ。フロアの空気に変化が起こる。それまでがどんな雰囲気だったにそよね。」

LIQUID LOUNGE (FREQUENCY)
「風変わりで秀逸なダウンビートの狂気。嵐が降り立って......」

PETE HERBERT (ATLAS RECORDS)
「B-2の曲はマジで素晴しい。音の組合せやドラムのプログラミングが巧妙に計算されている。」

GRAYSON SHIPLEY (LAKOTA)
「A面の作品がよく出来ている。一般的な評価はそうだと思うけど、僕にとっての珠玉の名作はB2。」

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REVIEW

チャート・アクション
16位
COOL CUTS

(97年6月14日)
59位
BIG BEAT CHART - DJ MAGAZINE

(97年6月30日)
1位
MASSIMO'S DJ BUZZES - MIXMAG UPDATE

(97年6月30日)

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