大ヒットした「MIX-UP」シリーズに続き、 再び石野卓球の監修により新たにスタートしたDJミックスCDシリーズ「DJF」。ウエストバム、カール・コックスに続く第3弾は、遂に真打ち石野卓球が登場。ドイツをはじめとしたヨーロッパ各地でのDJプレイや電気グルーヴでのライブ等で、今や世界的に知名度の高いアーティスト・DJとなった彼が、その豊かな経験を生かしたDJプレイをを聴かせてくれる!

ところでタイトルにつけられた「DJ FUMITOSHI」とは?
ラベルに書いてある「MONTAG MIXED by TAKKYU ISHINO」というのは、どういうミックスなのか ?

知ってる人は知ってると思うが、「フミトシ」とは石野卓球の本名だ。
では、何故いきなりDJ FUMITOSHIと名乗ったのか?
DJFというこのシリーズのタイトルは、世界の「DJ同盟」をうたい、英語でのDJ FRIENDSHIPを略したものだ。
そしてこれを第1弾のウエストバムの場合、彼はドイツ人であることから、ドイツ語で「DJ FREUNDSCHAFT」とした。第2弾のカール・コックスはイギリス人なので、そのまま「DJ FRIENDSHIP」、さて日本人である石野卓球が出す第3弾にあたって、彼は日本語で「F」で始まる言葉を探してみた。「そしたら自分の名前が思い当たった」のだという。
いかにも彼らしい発想だ。

そして「MONTAG MIXED by TAKKYU ISHINO」について。
「MONTAG」は「モンターク」と読み、ドイツ語で「月曜日」を意味する。そしてこの「月曜日」という言葉には、石野にとって格別の思い入れがある。彼が大好きだった往年のニューウェーブ・バンド、「ニュー・オーダー」の作品の中に、「ブルー・マンデー」というタイトルの曲があるのだが、これは石野のオール・タイム・フェイバリットでもあり、ピエール瀧に出会った時にも流れていた、思い出深い曲なのだ。そして半年ほど前に、彼が都内にプライベート・スタジオを設立した時、この月曜という言葉への思いと、ベルリンでの生活で得たものに対しての思いを込めて、「MONTAG STUDIO」と名付けたのだ。

このモンターク・スタジオからは、石野卓球による優れた作品が、今後たくさん生まれてくるに違いない。それを予告するのが、今回の「DJF 400 MONTAG MIXED by TAKKYU ISHINO」というわけだ。
WHAT
IS
DJ FUMITOSHI?
MONTAG MIX?
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