WHAT'S DJ?
DJって何だ?

何のためにやってるの?
いやホント、何のためなのさ?
は、DJのみなさんは何のためにDJをやっているのでしょう?
それが仕事だから?
しかし、DJというのははっきり言って儲かる仕事ではありません。非常に有名なDJでない限り、普通にどこかの会社に就職した方がよっぽど安定した収入を得ることができます。
彼等がDJをやる第一の理由は、「音楽が好き」だということでしょう。
もちろんこのページをご覧の方々も音楽が好きだとは思いますが、DJはその音楽に対して自分も参加しようとした人たちなのだと思います。
しかし、音楽の参加へのしかたとして最も一般的なのは、自分で音楽を作ることですよね。では、何故DJという道を選んだのでしょう?
その理由は、「クラブが好き」だからではないでしょうか?
クラブには、ライブを見に行くのとは違った独特の空気があります。ライブを見に行くよりももっと自由に、そしてもっと長い時間音楽を楽しむ事ができます。決められた椅子に封じ込まれることなく、自由に動き、自由に踊り、自由に会話を交わし、自由に飲み物を飲む。このページをご覧の方々には、「家の近くにクラブが無い!」とか、「まだ18歳未満だから...」等の理由でクラブに行きたくても行けない人も多いでしょう。しかし機会さえあれば、是非クラブに行ってみてください。そこでは家でCDを聴くのとは全く違った音楽の楽しみ方が見つかるハズです。大音量のスピーカーから自分の好きなテクノが、知ってる曲も知らない曲もたくさん聴くことができ、思いっきり踊れる。これはクラブでしかできないことです。DJはそういう空気が好きで、クラブに来ている人達に自分のプレイを楽しんでもらうことによって、自分も楽しいという喜びを得るためにDJをやっているのです。

た、最近ではDJをアーティストとして見なす傾向が強くなってきています。
DJ自身が曲を作って、そのレコードを使っている人もいますが、多くの場合は他人の作った曲をかけています。「そんなんでアーティストなの?」と思われる人もいるでしょう。しかしDJは他人の曲を使いながらも自分の持つセンス、テクニックによって、全く違った曲に仕上げたり、たくさんの曲を時間をかけて繋いでいくことによって、DJ自身が持つ世界観などを表現します。
それは立派なエンターテイメントとして成立するし、人気DJがどうして人気があるのかという理由にも繋がっていきます。
さらに、DJが自分のDJとしての経験や感覚を生かし楽曲を作ることも頻繁に行われるようになって、ここ日本でも多くのDJが世界的に認められることになっています

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