WHAT'S DJ?
DJって何だ?

クラブを楽しむためには?
ボクらはどのようにしてDJのプレイを楽しめばいいの?
て、初めてクラブに行ってみました。どうすればいいんでしょう
よくクラブに行く人にとって、これほどバカバカしい質問はありません。でも行った事の無い人にとって、これぞ「誰にも聞けなかった」ことでしょう。

昨年末のリキッドルームず、前述のように入り口で料金を払って中に入ります。盛り上がっている時間に行けば、既にそこで踊っている人もたくさんいるでしょうし、早い時間に行けばまだ誰もフロアーにいないかも知れません。どちらにせよ案ずることはありません。自分の行きたい場所に行って、音楽を楽しんでください。どこかの席でゆっくり座りたかったら、どこでも空いている席に行って大丈夫です。踊りたくなったら思いっきり踊ってください。気分が乗ったら、叫ぶのもヨシ、思いっきり手を挙げるのもヨシ。DJやフロアーで踊っている人達を多いに盛り立てましょう。踊りが好きでなかったり、あんまり得意でないならば、無理に踊る必要もありません。DJの選曲やテクニックをじっくり堪能していればいいのです。音楽制作を志している人なら、家では耳につかなった音をクラブの大きなスピーカーで聞き取ることができたりして、自分の曲作りの参考にすることができると思います。またDJを志す人が、DJブースにかじりついてじっとDJの手元を見ていることもあります。もちろんいけない事ではありませんし、そこでプロのテクニックを盗んで身につけるというのは大いに結構です。でも折角だから思いっきり踊って、ダンス・ミュージックの良さを体で感じてみてください

こで、もうひとつ気になる問題です。ナンパはしていいのでしょうか?
もちろんOKです。ナンパを禁止しているクラブなんてまずありません。ただ、ディスコと違い、基本的にナンパを目的に来ている人は少なく、純粋に音楽を楽しむために来ている人が多いので、あんまりしつこいと嫌われます。ホドホドにね

て、ここまで紹介して来たお話、注意していただきたいのはこれが決して「マニュアル」では無いということです。音楽をマニュアル通りに聴くことほど不自然なことはありません。ここに書かれていたことを一つの参考としつつ、テクノ、クラブ、DJを自由に楽しんでください

では来月は実践編、「DJになるには?」をお届けします!

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