|
■Hardfloor Liveact at RAINBOW 2000 |
|
強風と濃い霧の中に煙るコズミックグラウンドの中で、MAYURI,Q'HEY,MIKとミニマルでハード、それからトランシーといった感じの流れに引き続き、フロアがその寒さにも負けないくらいヒートアップした後の23:00からがいよいよHARDFLOORのライブ。 このグラウンドのメインアクトのHARDFLOORのライブだけに、始まる前から人が前へ前へとじわじわと集まってきて、いやが応にも期待が高まってくる。 |
実は、Q'HEYがプレイのしている21:00頃より、DJ ブースの前でヘッドフォンを付けながら、セッティングとリハーサル自体を黙々とやっていた彼等、SUBHEADのSIZE 9をかけたら、オリバーは後ろを振り替えって彼に向かってウィンクしたり、マイペースながらも着々と作業していたHARDFLOOR。いいタイミングのスムーズなインターバルで遂に登場! 一曲目の"INDUSTRIAL RAZE"が終了し、無音状態の中、耳慣れたヴォイス・サンプルが突然こだまする。その瞬間に聴衆は歓喜の雄叫びを上げた。YEKE YEKEだ! |
|
|
3曲目のBEAVIS AT BATが始まると、突然、コズミックグラウンド横のメリーゴーラウンドがライトアップされ、動き始めた!!! 幻想的に浮かび上がる極才色に空間を包み込まれるTB-303音。これぞ、HARDFLOORだ! この素晴しい演出は、5分で漏電防衛装置が働いてしまって止まってしまったけど、あの光景は一生忘れないだろう。 |
中盤にさしかかって、グラウンドにいるオーディエンスたちとHARDFLOORの音は渾然一体となってものすごいオーラを放っている。カッパを放り投げて飛びはねたり、大空に大きく手を差し上げる人たち、我を忘れて体が自然と動き出してくる感じだ。 印象的だったのは普段踊らないで、じっとプレイに見入るだけの業界の人やスタッフの人間もガンガン踊りまくっていたことだ。 すべての人達がGO TO HEAVEN!!! 彼等の音のあらゆるものを踊らせてしまうマジックを見せてもらった。 |
|
|
約一時間のプレイで全7曲。大盛況のうちのLIVE終了だ。 ライブ後の「Remix誌」「TV Bros誌」のインタビューでも、彼等は自分たち自身も満足のいくプレイだったらしく、よくしゃべってくれた。 Future Groundに出ることになっていたMIX MASTRE MORRISも近寄って来てオリヴァーとラモンに何かニコニコしながら話し始めハッピーな雰囲気。 |
|