デイブ・エンジェル
(DAVE ANGEL)
イギリスはロンドンに住むデイヴ・エンジェルは、ジャズ・ミュージシャンであった父親の影響で子供の頃からマイルス・デイヴィスやチャーリー・パーカーなどのレコードを聴き、14歳までドラマーとしての音楽教育を受けて育った。ところが、89年に起こったアシッド・ハウス・フィーヴァーに触発された彼はシンセサイザーを使ってテクノ・ミュージックを作り始めるようになり、その後、R&Sからリリースした数枚のシングル(のちにこれら初期の音源はR&Sの企画シリーズ『クラシックス』として編集盤がリリースされた)を契機に、95年にはメジャーのアイランド・レコーズ傘下のブランテッド・ヴァイナルからデビュー・アルバム『Tales
Of The Unexpected』を発表している。デイヴの音楽は、デトロイト・テクノを基調とした軽快なタッチの音作りを得意としている。 |