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スクエアプッシャー/Squarepusher

スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンは幼少の頃から父親の影響でジャズを耳にしていたが、12才の頃からベーシスト、ドラマーとして音楽活動を始める。ジャズ、ファンク、ロックなど、この時期に様々な音楽に触れた彼だが、自分が思い描く音楽を見つけることはできなかった。また、この頃はエレクトリック・ミュージックを完全に否定していた彼だったが、15才の時に出会ったLFOの同名の曲で彼はその信念を完全に覆される。初めてそこに美徳を見いだしたエレクトリック・ミュージックと、それまで自分が手にしてきたベースギターを使い、彼は「自分が聴きたい音楽」を作り始めた。1994年に初めてのシングル「ステレオタイプEP」をスパイマニア・レーベルの前身であるノッシング・クリア・レーベルから発表。その後もスパイマニア、ウォーム・インターフェイスといったレーベルからEPを発表した後、1996年6月にリチャード・ジェイムス主宰するリフレックスからデビュー・アルバム「フィード・ミー・ウィアード・シングス」を発表。その翌月にはワープと契約、シングル「ポート・ロンバス」、「ヴィック・アシッド」をはさんで、97年4月にセカンド・アルバム「ハード・ノーマル・ダディ」を発表し大きな話題を呼んだ。同年7月にはミニ・アルバム「ビッグ・ローダ」の発表と合わせ初来日を果たし、ライブベースとエレクトロニクスを駆使した素晴らしいステージを披露した。

Discography

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