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アンダーワールド
UNDERWORLD

クラブ・シーンが生んだ "90年代最重要テクノ・ロック・バンド"

UKのJUNIOR BOYS OWN レコード(盟友ケミカル・ブラザースもこのアーティスト)の看板グループがこのアンダー・ワールドである。
メンバーはカール・ハイド(ヴォーカル/ギター)、リック・スミス(キーボード)そしてUKトップDJのダレン・エマーソンである。94年にリリースされた1stアルバム"DUBNOBASSWITHMYHEADMAN"をヨーロッパのメディアは「ストーン・ローゼス以降、最も重要なアルバムであり、"スクリーマデリカ"(プライマル・スクリーム)以降のベスト・アルバムである」と表紙までにして大絶賛した。シーンは、ダンス・フレンドリーであり、なおかつ、アーティスト性のある(ライブがきちんとできる)ロック・オリエンティッドなバンドを待ち望んでいたのである。このアルバムは94年度のUKインディー年間チャート1位にセレクトされる。その後も、ビヨークからシンプリー・レッドまで、幅広いアーチストからRemixを依頼され、一気にメジャー・フィールドまで名前を拡げる。

日本でも国内盤未発売の中、電気グルーヴのラジオ番組でいち早く紹介され、Underworldのテーマ曲ともいえる"Rez"のシングルを求める人達の行列が、クラブ系のショップで出来た程である。大型輸入盤店等では軒並み売り上げベスト5にチャート・イン。その後日本盤もリリースされることのないまま、リキッド・ルームのオープニング・イベントのスペシャル・アクトとして来日、二日間満員のオーディエンスを熱狂させた。そして日本デビュー盤となる"Second Toughest In The Infants”は既にUKチャート9位(ナショナル)インディーチャートには初登場1位という華々しいスタートをきっている。名実共にダンス/クラブをロックとクロスオーバーさせる90年代最重要バンドと言えるだろう。

1997 (C) Sony Music Entertainment (Japan) Inc.

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