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「蛍火」ビデオクリップ撮影メイキング

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2007年5月15日、横浜のスタジオにて「蛍火」のビデオクリップ撮影が行われました。

監督は、前回の「桜唄」に引き続き”セキ★リュウジ”さん。
RYTHEM自身が毎回ビジュアルイメージを書き記す 「妄想シート」と呼ばれるイラストを基に、何度も打ち合わせを重ねました。

今回は「赤色」がテーマカラー。
夏の風物詩である「金魚」や「かざぐるま」といった赤いアイテムを用い、楽器もそれぞれ私物の真っ赤なキーボードと真っ赤なギターを使用。まさに赤色尽くしとなりました。

衣装合わせではスタイリストさんが用意してくれた沢山の服を1時間近くも脱いだり着たりを繰り返して2パターンまで絞ったのですが、「どっちもいいよね〜」と悩んでいると、監督から「せっかくなら両方着ようか!?」と素敵なオファーを頂き2パターン着る事に。

撮影当日、スタジオに入ると、そこには巨大なプールが作られており、上には裸電球が放射線状に吊るされていました。そして、そのプールの真ん中に四角い台が2つ置かれており、それぞれイスが置かれています。その光景に2人は、「あそこに乗るのかなぁ?」と既にワクワクの様子。
早速メイクと着替えをしたのですが、前日に行われたCDジャケット撮影で塗ったマニキュアとペディキュアがピカピカのままなのかチェックも怠りません。

スタジオに入ると、まずは2人共プールの真ん中に移動するのですが、はしゃいでいる2人に対して「転ばないでねー!」と何人ものスタッフが声をかけます。
YUIはスカートの裾を持ち上げ素足でプールに踏み入れたのですが、思った以上に冷たかったらしく「冷たいっ!」と思わず声を上げていました。
YUKAはデニムが濡れてしまう為に長靴は履いてプールに入ったのですが、偶然にも衣装と同じ黄色でコーディネートされていた事に苦笑い。

そして撮影がスタート!
一しきり演奏した後はモニターで自分達がどう映っているのかチェックします。
今度は1人がプール、1人がプールの外と、遠近法を使った撮影を交互に行いました。 さらには、それぞれの手元、顔のヨリを撮っていきます。
実際の顔より大きく映し出された自分の顔をモニターで見た2人は、「恥ずかしい!!」と照れまくり。

そんな風に撮影が進んでいく中、スタジオの隅にたくさんのかざぐるまと水槽を発見。
水槽には後で合成される真っ赤な金魚達が。2人共興味深々に覗き込み、ブログ用に写真を撮っていました。

次は頭上の電球を取って再び撮影し、演奏シーンは全て終了。
もう1パターンの衣装に着替え、65本もある真っ赤なかざぐるまの前に立ってそれぞれ撮影をします。
3人がかりで送風機を使ってかざぐるまを回転させるのですが、なかなか全部が綺麗に回らず、何度もやり直しをします。そして何とか撮り終わり、撮影が終了。

これまでになく大人っぽいRYTHEMをチェックしてくださいね!