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RYTHEM解散ライブ "Final Fantasy Live〜RYTHEM史上最高のリズム!!!" PHOTOレポート

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超満員の観客がホールを埋め尽くしているZEPP TOKYOの会場の明かりが落ちると、YUIがRYTHEMの楽曲を散りばめて作ったSEが静かに流れ始めます。

ステージにショッキングピンクのワンピース姿のYUIと、全身シルバーのキラキラの衣装のYUKAが登場すると、集まったファンから大きな拍手と声援が。笑顔で手を振って歓声に答え、デビューシングル「ハルモニア」を歌い始めると、会場からは熱狂的な歓声が沸き起こります。

「RYTHEMです!みんな今日は精一杯楽しんでってください!よろしくー!」という挨拶で「Life Tree」が始まります。最後の「ラララ〜」ではYUIYUKAとみんなの歌声が会場を埋め尽くし、続く「Homey」でさらにホールは一体感に包まれます。

「改めましてRYTHEMです![Final Fantasy Live〜RYTHEM史上最高のリズム!!!]にようこそー!」と2人の挨拶とバンドメンバーの紹介があり、7周年記念ライブでの想いを綴った曲「After hours, Before sleep」と「Bitter & Sweet」が歌われました。

ファンのみんなとのトークの後、RYTHEMの代表曲「万華鏡キラキラ」を情熱的に、「一人旅シャラルラン」を楽しげに歌いあげます。そして、YUKAがギターを置き、手拍子でみんなをリードし「パラドックス」が始まります。「Banana moon」では静寂の中、2人の歌声が会場に響き渡ります。

そして、ここからゆっくりアコースティック編成に。パーカッションとウッドベースと共に、「キセキ」、「名を持つ人へ」が演奏されると、観客は静かに聴き入ります。

静けさを破るように、RYTHEMのライブではお馴染のグッズ紹介コーナーへ。YUIが自分でデザインしたグッズを次々紹介していくのだけど、ゆるいYUIのトークにYUKAが突っ込みを入れる爆笑トークが繰り広げられました。

ここからYUIとYUKAの2人だけになり、「首すじライン」「all-ways」「無題」と、バラードの名曲をキーボードとアコギのみで演奏します。
「ツナイデテ」の前では、この曲に込めた思いを語り、切なく歌いあげます。

これまでの空気を変える様にパーカッションのマツキチさんがリズムを軽快に奏でると、会場のテンションも上がり、手拍子が鳴り響きます。そこに徐々にバンドメンバーがステージに戻ってきて、「後半戦もよろしくー!」とのノリのいい「Love Call」が始まります。

続く「1piece」の曲中では、バンドメンバーの紹介が行われます。最後に、「みんなに私たちのユニット名を言って欲しい」との呼びかけで、「ボーカルは?せーの!」「RYTHEM〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」と会場全員が大声で叫び、会場は一体感に包まれ、盛り上がりが加速!

その上がりまくったテンションのまま「妄想ギャンプラーズレストラン」に。YUIとYUKAは楽器から離れ、ステージの最前列まで出て、まずはみんなとコールアンドレスポンスを繰り広げます。そして、腕を振り上げ、ジャンプをしながら歌うと会場はさらにヒートアップ!2人は左右に場所を入れ変わりながら盛り上げていきます。

「ホウキ雲」ではYUKAが赤のギターに持ちかえ演奏。
続いて、YUIがYUKAに向け作った曲「アイシカタ」が歌われると、会場は温かい空気に包まれました。

ここで、「ライブは終わりの時間になってしまいました」という出だしで、YUIの口からRYTHEMの解散について「RYTHEMはこの8年でいい風に変わった所と、ダメになった所があって、このままだとRYTHEMがRYTHEMでなくなってしまうと思ったの。大好きなRYTHEMを守る為の決断でした。」と語られ、みんな、静かに耳を傾けます。

そして、YUIとYUKAが目で合図して歌い始めた≪あなたがいたからここまで来れたの≫という歌詞のラストシングル「A Flower」が歌われると、会場はタオルで顔を覆うファンがたくさん見られました。「アリー」も2人が目を合わせて厳かに歌い始めます。みんなはただただ歌声に聴き入ります。そして歌い終わった2人は「本当に本当にありがとうございました」と、客席に向かって深くお辞儀をし、ゆっくりステージを後にしました。

「RYTHEM!」というアンコールが会場中に鳴り響き、ライブグッズのTシャツに着替えたRYTHEMとバンドが再びステージに登場!「アンコールありがとう!RYTHEMはアンコールが長いので有名なんです!もっともっと行ける〜?」という問いに熱狂的に叫ぶみんな。「男子〜!」「イエーイ!」「女子〜!」「イエーイ!」といったコール&レスポンスが続き、「Joyful」がスタート!お決まりの「もういっちょ!」が2回続き、どんどんテンポが早くなる曲にYUIはステージを所狭しと走りながらジャンプしながら、YUKAは全面をスワロフスキーでデコったエレキギターをかき流しながら叫ぶように歌います。
皆さん、ありがとうございました!!

そして、RYTHEMのアンコールで必ず歌われる「三日月ラプソディー」。「ラララ」を会場全員で歌ってアンコールは終了。YUKAが客席にピックを投げます。最後に、マイクを使わず地声で張り裂けんばかりの声で「ありがとうございました!」と叫び、バンド全員手をつないでのラインナップで最大の拍手と声援が沸き起こり、満面の笑顔で手を振りながらステージを後にしました。

しかし、鳴り止まないアンコール。
YUIとYUKAが2人だけで再び登場。
YUKAの「素直な話をすると、解散が決まってから、自分がRYTHEMでなくなってしまうこの日が来るのが正直怖かった。でも、今日ライブをして、新しい音楽人生がきっと大丈夫。頑張れるって思えました!ありがとうございました!」という言葉で、割れんばかりの「ありがとう」というファンの声が鳴り響きました。

最後の最後に、2人が高校を卒業する時に作った旅立ちの歌「自由詩」を、2人のアカペラから歌い始めました。RYTHEM最後のハーモニーにみんな涙を隠せません。最後は会場全員一緒に歌いました。

2人で手をつなぎ、再び生声で「ありがとうございました!」と深くお辞儀をしたYUIとYUKA。
鳴り止まない拍手の中、ゆっくり手を振りステージを後にし、RYTHEM解散ライブは幕を閉じました。

【Set List】
M-1 ハルモニア
M-2 Life Tree
M-3 Homey
M-4 After hours, Before sleep
M-5 Bitter & Sweet
M-6 万華鏡キラキラ
M-7 一人旅シャラルラン
M-8 パラドックス
M-9 Banana moon
M-10 キセキ
M-11 名を持つ人へ
M-12 首すじライン
M-13 all-ways
M-14 無題
M-15 ツナイデテ
M-16 1piece
M-17 妄想ギャンプラーズレストラン
M-18 ホウキ雲
M-19 アイシカタ
M-20 A Flower
M-21 アリー
〜epilogue〜

アンコール1
EN-1 Joyful
EN-2 三日月ラプソディー
アンコール2
EN-1 自由詩