Valery Gergiev|インフォメーション
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ソニーミュージックによるValery Gergievのオフィシャルサイト。Valery Gergievの最新情報、着うた(R)、試聴、ライブ情報などを掲載。
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来日したウィーン・フィルの最新アルバムは、音楽を通じてパワフルに「愛」のメッセージを発するオーケストラの真骨頂が刻まれたライヴ盤「サマーナイト・コンサート2020」
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<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/80009000/80009629/images/202011051107170.jpg" alt="" width="600" height="339" />Photo: Terry Linke
昨日福岡空港に到着し、本日夜の北九州ソレイユホールの演奏会で日本公演を開始するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。コロナ感染予防体制の中で初めて海外から来日が実現したメジャー・オーケストラの公演への期待が高まるが、彼らの最新録音として、9月にウィーンのシェーンブルン宮殿で行われたばかりのコンサートのライヴ盤「ウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート2020」がソニー・クラシカルからリリースされている。指揮を執ったのは今回の日本公演と同じワレリー・ゲルギエフで、世界的なテノール歌手のヨナス・カウフマンが共演。コンサート全曲を収録したCDのほか、映像がDVDおよびブルーレイディスクでリリースされている。
「サマーナイト・コンサート」はニューイヤー・コンサートと並ぶウィーン・フィルの名物コンサートで、2004年に開始されて以来、初夏のウィーンの風物詩として定着。ユネスコの世界遺産に指定されているシェーンブルン宮殿を舞台に行われるこのオープンエアのコンサートは無料で開催され、その模様は世界の60カ国以上に生中継(もしくは録画放送)されている。これまで、ゲルギエフのほか、バレンボイム、ヴェルザー=メスト、エッシェンバッハ、メータ、ドゥダメルらが登場するなど、錚々たる指揮者陣の起用からもウィーン・フィルにとって最も重要なイベントであることがわかる。
今年は新型コロナウイルス感染予防のため、開催時期を例年の6月から9月に変更し、厳戒態勢の中で観客数を限って開催。日本公演の指揮も担う巨匠ワレリー・ゲルギエフが2018年に続き通算4度目の登壇を果たした。こういう状況に相応しく、コンサートのテーマは「愛」。R.シュトラウスの「ばらの騎士」組曲(抜粋)、ストコフスキーが編曲したワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」からスケルツォ、そしてウィーン・フィルにとって初演奏となるモーリス・ジャールによる映画「ドクトル・ジバゴ」からの組曲もプログラミング。アンコールに演奏されたお得意のワルツ「ウィーン気質」も収録されている。また世界的スター・テノール、ヨナス・カウフマンがゲストとして「サマーナイト・コンサート」に初登場し、お得意のアリアを4曲も披露し、コンサートに花を添えている。
どの曲も華麗なウィーンの響きと個性とゲルギエフの解釈が相互に作用した濃厚な抒情とダイナミックなドラマのコントラストで、聴きごたえ十分。多様な音楽に込められた「愛」のメッセージをパワフルに発信し、聴く者を鼓舞してくれる。日本各地の演奏会で直接聴く前に、最も新しいウィーン・フィルのサウンドを味わいたい。
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<a href="https://youtu.be/sUm41WqTix8" target="_blank">https://youtu.be/sUm41WqTix8</a>
ウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート2020
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)ウィーン・フィル、ヨナス・カウフマン
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/80009000/80009629/images/SNC2020.jpg" alt="" width="360" height="360" />
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CD:19439719622(輸入盤・日本語タスキ付き) *国内盤CDは11/25に発売予定。
DVD:19439719639(輸入盤)
Blu-ray:19439719649(輸入盤)
[収録曲]
1. R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」組曲より 第1幕への前奏~銀のばらの贈呈(第2幕)
2.ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 愛の音楽[ストコフスキー編]*(抜粋)
3.オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」より 舟歌
4.マスネ:歌劇「ウェルテル」より 「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
5.メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」 作品61より スケルツォ
6.カールマン:喜歌劇「伯爵令嬢マリッツァ」より 「ウィーンへ愛をこめて」
7.ジャール:「ドクトル・ジバゴ」組曲
8.ハチャトゥリアン:バレエ音楽「スパルタカス」より スパルタカスとフリージアのアダージョ
9.プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より 「誰も寝てはならぬ」
10.ジーツィンスキー:ウィーン、わが夢の街
11. J.シュトラウス2世:ワルツ「ウィーン気質」 作品354
*ウィーン・フィルが今回初めて演奏会で演奏する作品(2、7、8)
ヨナス・カウフマン(テノール)[4、6、9、10]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
[録音]2020年9月18日、ウィーン、シェーンブルン宮殿でのライヴ・レコーディング
2020-11-05