Aretha Franklin|インフォメーション
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ソニーミュージックによるAretha Franklinのオフィシャルサイト。Aretha Franklinの最新情報、着うた(R)、試聴、ライブ情報などを掲載。アカデミー賞、グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソン主演!映画『リスペクト』11月5日(金)TOHOシネマズ日比谷他にて全国公開決定!サウンドトラック日本盤も発売決定!
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世界が認めるディーヴァとして圧倒的存在感を誇り「リスペクト」、「ナチュラル・ウーマン」そして「シンク」を始めとする数々のヒット曲を残した女帝アレサ・フランクリン。惜しまれつつ2018年に享年76歳で他界した彼女が、夢の歌手デビューを果たすもヒット曲に恵まれなかった若き日の苦悩や、父や夫との関係への葛藤を乗り越え、次第に大スターとして花開いていく様を圧巻のステージシーンと共に描いたのが、映画『リスペクト』だ。本作は8月13日に全米公開となり、同日にサウンドトラックも発売。そして日本においても、映画『リスペクト』が11月5日(金)より全国公開されることが決定。公開に合わせて、映画の中でもアレサ・フランクリンを演じる現代のソウル・ディーヴァ、ジェニファー・ハドソンが数々のアレサの名曲を歌う『リスペクト』のサウンドトラックが11月3日に国内盤としてリリースすることが決定した。
●映画『リスペクト』予告編再生
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<a href="https://youtu.be/tE-B8tdAFfU" target="_blank">https://youtu.be/tE-B8tdAFfU</a>
この映画でのジェニファー・ハドソンの起用に関しては、アレサ・フランクリン本人のたってのリクエストだっただけに、聞く者の魂をゆさぶるかのようなその歌声はアレサの持つパワーを彷彿とさせる。また、アレサの楽曲のカヴァーだけではなく、ウィル・アイ・アムがプロデュース、キャロル・キングが共作したオリジナル曲「ヒア・アイ・アム(シンギング・マイ・ウェイ・ホーム)」も収録されていることでも話題となっている。
●「ヒア・アイ・アム(シンギング・マイ・ウェイ・ホーム)」ミュージック・ビデオ再生
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<a href="https://youtu.be/Numz97dBEm0" target="_blank">https://youtu.be/Numz97dBEm0</a>
映画『リスペクト』は『ドリームガールズ』『アリー/スター誕生』『ボヘミアン・ラプソディ』に続く、すべての人生へ喝采を贈る、興奮と感動の音楽エンターテインメントとしてすでに大きな注目を集めていることもあり、国内においてもアレサ・ファンやジェニファーのファンのみならず、多くの音楽ファンが公開を待ち望む大作。劇中でもまるでアレサ本人の生き写しのように演じ、歌うジェニファーの魅力が堪能できる『リスペクト』サウンドトラック。最高のソウルを存分に味わって欲しい。
【リリース情報】
「リスペクト」オリジナル・サウンドトラック
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/900000/900004/images/OST_RESPECT_JK100.jpg" alt="" width="400" height="400" />
●国内盤
発売日:2021年11月3日(水)
価格:2750円(税込)
高音質ブルースペックCD2(Blu-spec CD2)仕様
‣<a href="https://lnk.to/RESPECT_JPAL" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ご予約はこちら</a>
<収録楽曲>
1. There Is A Fountain Filled With Blood / ゼア・イズ・ア・ファウンテン・フィルド・ウィズ・ブラッド
2. Ac-cent-tchu-ate The Positive / アクセンチュエイト・ザ・ポジティヴ
3. Nature Boy / ネイチャー・ボーイ
4. I Never Loved A Man (The Way I Loved You) / 貴方だけを愛して
5. Do Right Woman – Do Right Man / 恋のおしえ
6. Dr. Feelgood / ドクター・フィールグッド
7. Respect / リスペクト
8. (Sweet Sweet Baby) Since You’ve Been Gone / シンス・ユーヴ・ビーン・ゴーン
9. <a href="/informations/add/%20https:/youtu.be/V1mzIxjeonY" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Ain’t No Way / エイント・ノー・ウェイ</a>
10.<a href="https://youtu.be/aEsWXYy1NPo" rel="noopener noreferrer" target="_blank"> (You Make Me Feel Like A) Natural Woman / ナチュラル・ウーマン</a>
11. Chain Of Fools / チェイン・オブ・フールズ
12. Think / シンク
13. Take My Hand, Precious Lord / テイク・マイ・ハンド、プレシャス・ロード
14. Spanish Harlem / スパニッシュ・ハーレム
15. I Say A Little Prayer for You / 小さな願い
16. Precious Memories / プレシャス・メモリーズ
17. Amazing Grace / アメイジング・グレイス
18. Here I Am (Singing My Way Home) / ヒア・アイ・アム(シンギング・マイ・ウェイ・ホーム)※ジェニファー・ハドソン オリジナル曲
<a href="https://VA.lnk.to/HereIAm_MVAW" target="_blank">https://VA.lnk.to/HereIAm_MVAW</a>
●輸入盤
発売中(2021年8月13日)
●配信アルバム
配信中(2021年8月13日)
‣<a href="https://VA.lnk.to/RESPECTOSTAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">再生・購入はこちら</a>
【映画情報】
ジェニファー・ハドソン主演『リスペクト』
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/900000/900004/images/202108161217280.jpg" alt="" width="481" height="680" />
11月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他にて全国ロードショー
<STORY>
私を輝かせるのは、この“声”。
少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ(ジェニファー・ハドソン)。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)、愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)からの束縛や裏切りだった。極限まで追い詰められる中、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。
「この曲を、不当に扱われている全ての人に贈ります」
自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく――。
出演:ジェニファー・ハドソン『ドリームガールズ』、フォレスト・ウィテカー『ラストキング・オブ・スコットランド』、マーロン・ウェイアンズ『G.I.ジョー』、メアリー・J. ブライジ
監督:リーズル・トミー 脚本:トレイシー・スコット・ウィルソン
原題:RESPECT/アメリカ/2021年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/146分/字幕翻訳:風間綾平
配給:ギャガ
【ジェニファー・ハドソン:プロフィール】
<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/jenniferhudson/profile/" target="_blank">https://www.sonymusic.co.jp/artist/jenniferhudson/profile/</a>
1981年、イリノイ州シカゴ生まれ。幼い頃からゴスペル隊に参加し、ミュージカル等にも出演。
2004年、<アメリカン・アイドル>のオーディションに参加するも、7位で退場。
2006年、8,000人以上のオーディションを勝ち抜き、映画『ドリームガールズ』に出演。初出演作にしていきなりアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で<助演女優賞>を受賞。
2008年にデビュー・アルバムをリリースし、翌年グラミー賞を受賞。
民主党就任式やスーパーボウルで国家斉唱。
マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、プリンスのトリビュート・パフォーマンスなども行ってきている。
2021-08-16緊急リリース!女王アレサ、魂の叫びが今よみがえる
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世界的な新型コロナ・ウイルスの感染拡大、そして、ジョージ・フロイド氏の暴行死に端を発した人種差別に反対するデモ運動が拡大するなか、急きょ、伝説のプロデューサー:クライヴ・デイヴィスが2018年に亡くなったソウルの女王:アレサ・フランクリンの未発表曲を発表し、本日より配信リリースされた。同時に、現在の状況を憂うクライヴ自身のメッセージも発表した。
発表された楽曲「Never Gonna Break My Faith」は、ロバート・F・ケネディ米上院議員(J・F・ケネディ米大統領の実弟)の暗殺事件を描いた映画『ボビー』(2006年)の主題歌としてブライアン・アダムスらが書き下ろしたゴスペル曲で、当時はメアリー・J・ブライジとのデュエット・バージョンで発表された。今回、ブライアンが当時のレコーディング素材を使い、改めてアレサ・フランクリンのソロ・バージョンにリメイクしたものだ。ボーイズ・クワイアー・オブ・ハーレムによる荘厳なコーラスをバックに、祈りを捧げるアレサの歌声はきっと多くの人々の心に響くことだろう。
《クライヴからのメッセージ》
世界は今や大きく変わりました。変化はあらゆる場所で起こり、誰もができるだけ前向きに変化を進められるよう最善を尽くしていることでしょう。
いま音楽が大きな役割を果たしている中で、私から皆さんへこの曲をご案内させていただきます。
この楽曲は2006年、ロバート・ケネディの人生を描いた映画『ボビー』の為に偉大なアーティスト/作曲家であるブライアン・アダムスと共作されたものです。映画用には(アレサとメアリー・J・ブライジの)デュエットで録音されましたが、シングルとしては発売されませんでした。
今回、ブライアンはこの曲を女王、アレサ・フランクリンのソロ・バージョンに作り直して私に送ってくれました。すばらしいパフォーマンスです。そして歌詞を読んでいただければ、今日起きていることとも繋がり、身体の芯まで震えることでしょう。
歌詞の一部を引用します。
“主よ、彼らを無知から救ってあげてください
誰かが無実の者の命を奪っても
決して勝利することなどできないということを
彼らが成しえたことは魂を解き放つことだけ
その魂をあるべきところに“
どうかこの録音を聴いてください。アンセムにふさわしいものです。
―――クライヴ・デイヴィス
LETTER FROM CLIVE:
The world is very different now. Change is everywhere and each of us, hopefully, is doing the best he or she can to move forward and make change as positive as possible. Music can play a major role here and, in that connection, I bring to your attention the attached. It is of a song from 2006 co-written for the movie on the life of Bobby Kennedy by the great artist, songwriter Bryan Adams. For the movie, it was recorded as a duet, but it was never released as a single. Bryan just sent me the song done as a solo by the Queen herself, Aretha Franklin. The performance is chilling. And when you read the song’s lyric, and its relevance to what’s happening today, it will shake every fiber in your body. A sample from the lyric is:
“My Lord, won’t you help them to understand
When someone takes the life of an innocent man
Well they've never really won
Cause all they've really done is set the soul free
Where it's supposed to be”
Everyone should hear this record. It deserves to be an anthem.
Best always,
Clive Davis
|商品情報|
「Never Gonna Break My Faith」
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2020-06-19R.I.P. アレサ・フランクリン 1942-2018
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【R.I.P.アレサ・フランクリン1942-2018】
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/80000000/80000006/images/Dku4p7TWsAITXIv.jpg" alt="" width="576" height="545" />
2018年8月16日、"The Queen Of Soul"アレサ・フランクリンがミシガン州デトロイトの自宅で逝去。享年76歳。
アレサ・フランクリン(アレサ・ルイーズ・フランクリン)は、1942年3月25日、テネシー州メンフィスで生まれ、ミシガン州デトロイトで育つ。父親は有名な説教師(C・L・フランクリン)、母親はゴスペル歌手(バーバラ・シガーズ・フランクリン)。幼い頃に両親は離婚し、アレサは父親のもとで育てられた。1961年にコロンビアからデビュー、その後1967年にアトランティックに移籍。ゴスペルをベースにした力強い歌声から、“クイーン・オブ・ソウル”“レディー・ソウル”と呼ばれ、「I Never Loved A Man」、「Respect」、「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」、「Chain Of Fools」、「Think」など数々の名曲・名演を残した。1980年に名プロデューサー、クライヴ・デイヴィスが率いるアリスタに移籍。「Jump To It」、「Freeway Of Love」、「I Knew You Were Waiting (For Me)」などR&Bチャートだけでなくポップ・チャートでもヒット曲を量産し、第2の黄金期を迎えた。
これまでにグラミー賞を20回受賞している他、女性アーティスト初の「ロックの殿堂入り」を果たし、ローリング・ストーン誌で「歴史上もっとも偉大なシンガー」第1位にも輝いている。
アレサ・フランクリンの「主なヒット曲&チャート順位」、「グラミー賞など主なアワード受賞歴」はこちら。
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2018-08-17アレサ・フランクリン伝記の決定版、『リスペクト』の発売
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2016年1月29日発売
『アレサ・フランクリン リスペクト』
著者:デイヴィッド・リッツ/翻訳:新井崇嗣
A5判・上製 528ページ
定価:3,000円+税
発行元:シンコーミュージック・エンタテイメント
<a href="http://www.shinko-music.co.jp/" target="_blank">http://www.shinko-music.co.jp/</a>
“クイーン・オブ・ソウル”ことアレサ・フランクリンの自伝共著者でもあるデイヴィッド・リッツによる評伝。1999年刊の自伝『Aretha: From These Roots』は本人著でありながら、実は真実からはほど遠い。本書では、自伝にまとめられた本人談を元に、家族を中心とした関係者に取材を重ねることで裏付けを取り、アレサの「明」の部分だけではなく、自伝ではカットや修正がなされた「暗」の部分も描き出しており、その点では自伝よりも真実に近いと言って良い。だが、そのアプローチはタブロイド的センセーショナルなものではなく、彼女の大ヒットから取った書名『リスペクト』にある通り、著者リッツはアレサのこれまでの歩みを、最大級の敬意を持って一冊の本にまとめあげている。『Aretha: From These Roots』がアレサ・フランクリンの人生を描く物語の“本人ヴァージョン”だとすれば、本書は米国黒人音楽史家・筆頭のひとりである著者が綿密に取材を重ねて実像に近づいた、その“デイヴィッド・リッツ・ヴァージョン”である。
■著者:デイヴィッド・リッツ
グラミー賞受賞作家。グリーソン・ミュージック・ブック・アワードを4度獲得は史上最多記録。2013年にはバディ・ガイとの共著『When I Left Home』で、ASCAPティモシー・ホワイト・アワードのアウトスタンディング・ミュージカル・バイオグラフィ賞を獲得した。これまでに自伝2冊、小説数冊のほか、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイ、B.B.キング、エタ・ジェイムズ、スモーキー・ロビンソンなどとの共著書を数多く残している。まら、マーヴィン・ゲイのヒット曲「Sexual Healing」の共作者でもある。妻とロサンゼルスに在住。 <a href="http://www.ritzwrites.com" target="_blank">www.ritzwrites.com</a>
(発行元のプレス・リリースより抜粋)
2016-01-29メディア情報更新(InterFM NAGOYA「S.A.M.」)
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メディア情報を更新しました。
2015-04-03ニュー・アルバム発売記念会見レポート
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2014年10月1日、マンハッタンのアッパー・イースト・サイドにあるホール「92nd Y」で、アレサ・フランクリン(72歳)が、新作『Sings the Great Diva Classics』のリスニング・セッションも兼ねた会見を行った。当日は、アレサとは長年タッグを組んできた名プロデューサーであり、現Sony Music EntertainmentのChief Creative Officerであるクライヴ・ディヴィス(82歳)も同席した。ステージ中央に、ホワイトのパンツ・スーツ姿のアレサ・フランクリン、左にクライヴ・ディヴィス、そして司会役(MC)のジャーナリスト/大学教授のアンソニー・デ・カーティスが右に座り会見が始まった。
(以下、会見の抜粋)
MC: クライヴ・ディヴィスさんといえば半世紀にわたり音楽界に君臨し、今も現役で活躍しています。今回のアレサの新しいアルバムについて伺いたいと思います。
Clive: みなさん、アレサ・フランクリンといえば「クイーン・オブ・ソウル」、「ディーヴァの中のディーヴァ」、つまりシンガーの中でも最も素晴らしいシンガーだということは誰もが認めるところです。ここでさらに私が強調したいのは、今回、彼女がソウル・ミュージックに新しい息吹を吹き込み、音楽業界に大きなインパクトを与えてくれたことです。彼女のこれまでの功績だけでも素晴らしいのに、こんなに素晴らしいアルバムを発表してくれて、最高の気分ですね。
MC: クライヴとアレサとのコラボレーションが始まったのは1979年だそうですが、2人の相性について聞かせてくれますか?
Aretha: クライヴと私は音楽的にとても意見が合うの。音楽性とか方向性とか、いろいろ話し合うんだけど、だいたいいつも意見が合うの。
Clive: 一緒にものを作り上げるうえで、アレサとはフィーリングが合うんです。世の中には才能のある人たちがたくさんいると思うけど、例えば、ピカソとか、ココ・シャネルとか、マーロン・ブランドといった人たちと同じように、彼女もなにか「スペシャル」なものを持っています。僕の中では、最も優れたミュージシャンのトップ5に常に入るのがアレサなんです。他には、ルイ・アームストロング、ビートルズ、ボブ・ディラン・・・。一緒に仕事を始めてからもう35年も経つけど、こうしてまた彼女とアルバムを制作できたことは私にとってもスペシャルなことなのです。
MC: アレサ、あなたにとって、これまで音楽的に影響を受けた人は誰ですか?
Aretha: 私は、シンガーが好きなの。キチンと歌える人。私はずっと教会で歌ってきたから、影響を受けたのはゴスペルのクララ・ウォード、マヘリア・ジャクソン、他にはジャズのエラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、アル・ジャロー、ジョージ・ベンソンとか。本物のシンガーが好きなの。
Clive: 私はコロンビア・レコード時代から多くの「アイコン」と呼ばれる才能のあるアーティストたちと仕事をしてきましたが、その中でもアレサは特別です。私が初めてアレサと仕事をした時、彼女はすでに大スターでした。音楽のトレンドなども変わりますし、ずっとスターの座を維持するのは並大抵のことではありません。でもアレサは「Natural Woman」「 Freeway of Love」「 A Rose Is Still A Rose」など、次々と新しいヒットを放ちました。世の中の変化に見事に対応してきたのです。グラミー賞はもちろん、あらゆるアワードをねこそぎ受賞してきました。常にトップのディーヴァとして君臨してきたのです。彼女とここまで長く一緒にやってこられたことはとても光栄なことです。
MC: アレサ、長い間ずっとレコーディングやコンサートをしてきて、一時、体調をくずした頃もありましたが、今は大丈夫なのですか。
Aretha: ええ、調子はとてもいいです。大丈夫。God is good!
MC: それでは具体的にニュー・アルバムの内容について教えて下さい。
Clive: これまでに他の女性シンガーたちが歌った「クラシック」といわれる曲を、アレサがカヴァーして歌っています。バーブラ・ストライサンドやグラディス・ナイト、チャカ・カーンなどです。アレサはテンポやアレンジを変えて、彼女らしさを全面に出しています。先行シングルは、アデルが歌ったコンテンポラリーなヒット曲「Rolling in the Deep」です。
Aretha: 私、アデルのCDを聞いてとても気に入っていたの。彼女はとても素晴らしいソングライターね。歌詞もヘヴィーで深みがあるの。この曲が今回のカヴァーの候補曲リストに入っているのを見て、「やる!」ってすぐに決めたわ。ところで今日は、ヴァレリー・シンプソンも会場に来てくれているのよ。ヴァレリー、どこにいるの。あ、いた。私、モータウンともつながりがあるし、モータウンのスタジオにもよく遊びに行ったりしたわ。だからこの曲に、ヴァレリーが書いた「Ain’t No Mountain High Enough」をミックスするのは、私にとってとても自然なことだったの。
MC: アレサ、プロデューサーのベィビーフェイスとのコラボはいかがでしたか?
Aretha: フェイスはとても静かな人。とても綿密に丁寧に仕事をする人で、とにかく静かで、穏やかな人なの。なんで、私なんかと仕事できるのかとても不思議(笑)。
Clive: アルバムには他にもアウトキャストのアンドレ3000も参加してくれました。私は彼が17歳の頃から知っていますが、彼は昔から「アレサ・フランクリンのプロデュースができたら死んでもいい。」って言っていたくらいなので、今回夢がかなって喜んでいました。「Nothing Compare 2 U」をやってもらいましたが、アレンジが素晴らしいんです。誰も想像がつかないようなプロデュースでびっくり。オリジナルとはまったく違います。この曲は、当初はDJのデンジャーマウスを予定していたんだけど、スケジュールが合わなくて、アンドレ3000にお願いしたんですが、それが想像を絶する出来なんです。
MC: あなたはずっと教会で歌っていましたが、あなたにとってのゴスペルとは?
Aretha: 父が牧師でだったので、私は父のクワィアーのソロ歌手としていつも父のツアーに同行しました。父が私の才能を見抜いてくれて、トレーニングしてくれたのです。それが歌手としてとても役に立ちました。ただ、ゴスペルは私のルーツですが、私はジャンルを問わず「いい音楽」が好きなのです。
MC: 客席からの質問があります。もしアレサ・フランクリンの伝記映画を作るとしたら、誰に主役を演じてほしいですか。
Aretha: そうね、ジェニファー・ハドソンかしら。オードラ・マクドナルド(Audra McDonald:ビリー・ホリデイ物語のブロードウェイ・ショーの主役)もいいわね。彼女歌えるし、ブロードウェイの女優だしなかなかいいと思うわ。
(取材:伊藤弥住子/音楽ジャーナリスト)
2014-12-21クイーン・オブ・ソウル=アレサ・フランクリン、72歳にして復活!アデル、アリシア、ホイットニーなど新旧、ジャンルを超え”ディーヴァ”たちの名曲カヴァー・アルバムをリリース。先行シングルは21世紀最大級のヒット「ローリング・イン・ザ・ディープ」
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72歳になったソウル・ミュージックの女王、アレサ・フランクリンが、エタ・ジェイムス、バーブラ・ストライサンド、ホイットニー・ヒューストン、アリシア・キーズなど、時代やジャンルを超え“ディーヴァ”と呼ばれる女性シンガーの名曲・名唱をカヴァーするアルバム『グレイト・ディーヴァ・クラシックス』(“ARETHA FRANKLIN SINGS THE GREAT DIVA CLASSICS”)を10月21日にリリースする。日本盤もソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより近日発売予定。
収録されるのはエタ・ジェイムスの「アット・ラスト」から始まり、バーブラ・ストライサンド「ピープル」、グラディス・ナイト「夜汽車よ ジョージアへ」、アリシア・キーズ「ノーワン」など名曲ばかり。グロリア・ゲイナーの名唱で知られるディスコ・クラシック「アイ・ウィル・サヴァイヴ」には、デスティニーズ・チャイルドの「サヴァイヴァー」がマッシュアップされる。また、シュープリームスの「ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン」ではピアノの名手としても知られるアレサの演奏が収録される。
先行シングルとなる「ローリング・イン・ザ・ディープ」は、2010年に英国のシンガー、アデルが歌い、全英・全米をはじめ世界11カ国でナンバー・ワンを獲得し、2012年のグラミー賞では、レコード・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤーなど6部門を独占した21世紀最大級のヒット曲。オリジナルの持つブルース・フィーリングを、アレサは曲の後半でソウル・クラシック「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」のフレーズをミックスするなどしてゴスペル風に仕上げている。YouTubeには本楽曲の試聴用の動画が公開された。<iframe src="https://www.youtube.com/embed/oNWeGngQqOI" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
レコーディングは、1980年代にアリスタ・レコードでアレサ第2の黄金時代を共に過ごし、ホイットニー・ヒューストンをはじめ数々のスーパースターを世に送り出した重鎮、クライヴ・デイヴィス総指揮のもと行われ、ベイビーフェイスやアウトキャストのアンドレ3000、ハーヴィー・メイソンJr.(アンダードッグス)、テリー・ハンター、エリック・カッパーらがサウンド・プロデュースにあたっている。
【商品情報】
『グレイト・ディーヴァ・クラシックス』 | “ARETHA FRANKLIN SINGS THE GREAT DIVA CLASSICS”
2014年10月21日発売(日本盤:近日発売予定)
*iTunes Store、mora、レコチョクでのデジタル配信は10月21日予定
収録曲(オリジナル歌手や著名なヴァージョン)
1. At Last (Etta James) [1960年]
アット・ラスト(エタ・ジェイムス)
2. Rolling In The Deep (Adele) [2010年]
ローリング・イン・ザ・ディープ(アデル)*全米・全英1位
3. Midnight Train To Georgia (Gladys Knight & the Pips) [1973年]
夜汽車よ ジョージアへ(グラディス・ナイト&ザ・ピップス)*グラミー賞受賞
4. I Will Survive (Gloria Gaynor) [1978年]
アイ・ウィル・サヴァイヴ(グロリア・ゲイナー)*全米・全英1位
5. People (Barbra Streisand) [1964年]
ピープル(バーブラ・ストライサンド)*ブロードウェイ・ミュージカル「ファニー・ガール」より
6. No One (Alicia Keys) [2007年]
ノー・ワン(アリシア・キーズ)*全米1位/グラミー賞2部門受賞
7. I’m Every Woman [1978年] / Respect [1967年]
メドレー:アイム・エヴリ・ウーマン(チャカ・カーン、ホイットニー・ヒューストン)/リスペクト(アレサのセルフカヴァー *全米1位)
8. Teach Me Tonight (Dinah Washington) [1954年]
今夜教えて(ダイナ・ワシントン)*ダイナ・ワシントン:1924年生~1963年没(39歳)
9. You Keep Me Hangin’ On (The Supremes) [1966年]
ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン(シュープリームス)*全米1位
10. Nothing Compares 2 U (Sinead O'Connor) [1990年]
ナッシング・コンペアーズ・2・U(シニード・オコナー)*全米・全英1位 *プリンス作
2014-09-30