09/4/23 (thu) PLATINUM GATE vol.6@渋谷VUENOS EVENT REPORT

OPEN: 18:00
START: 18:30
¥1,000/1d
出演者: SALLY、3K-RAT、稗島彩歌、PIGEON、Pentaphonic、MIREI、Lydia (順不同)


ライブレポートの前に、一つ皆さんに嬉しい情報をご紹介します。
遂に、PLATINUM GATEに過去出演したアーティストがメジャーデビューしました!
しかも3組も!!! その名は第1回出演のSAWA!さらに第4回出演のSunya、そしてJASMINE!!
3組ともサイコーにクールなアーティストなので、是非チェックしてください!

さて、今回のPLATINUM GATEですが、
募集期間中に、偶然にも「PLATINUM GATEに出るとその後のアーティストとしての運気があがる!!」という噂があると、
応募アーティスト周辺から聴こえきました。そんな言葉に支えられながら迎えた第6回PLATINUM GATE!
第5回と同様、 3000通を超える応募の中から出演権を勝ち取った7組の強豪たちが熱いパフォーマンスを繰り広げた。


1. 3K-RAT(スリーカラット)
華々しくスタートを切ってくれたのは、1MC・1SINGERの2人からなるHIP HOPユニット。
高校生から友達の2人。その息の合ったパフォーマンスとアンダーグラウンドで培った経験から
くるステージは、今日を楽しみに着ていたオーディエンスを引き付けるのは十分なものだった。
2人供に長い海外生活経験を持ち、英語と日本語を駆使した楽曲を武器に、HIP HOPファンだけでなく MUISC LOVERにも届くライブで早くもオーディエンスのVOLTAGEは、トップギアに!!

2. MIREI(ミレイ)
次に登場したのはMIREI。
はっきり言い切る、彼女こそスーパーJK(女子高校生)シンガーだ。
若干16歳に関わらず、彼女は作詞・作曲は勿論のこと、ステージングから振り付けまでこなす。
その非凡な才能は、見るものからまばたきをする隙を与えない。
ハイレベルなダンサーを従え、オープニングでアップテンポなナンバーを見せたかと思うと一転、1人で歌った2曲目のバラードでは、早くも本日初の涙を誘った。
最後は、再びダンサーと共に盛り上げ、正に圧巻のステージだった。

3. PIGEON(ピジョン)
この日の会場を完全に自分達色に染めたと言えば、このアーティストだっただろう。
その名はPIGEON。
ステージのその構成と振り付け、衣装からは「コミック系」と一瞬思ってしまう。
恐らく、僕と同様に上記の感想を持った方は会場にも多くいただろう。
しかし、元ヤンの2人とその2人に引き抜かれた対人恐怖症のDJの3人が放つその音楽には魂がこもっている!
こんな時代だからこそ、心に響く真っ直ぐな歌を歌う、それがPIGEON。
1度こいつらをみたら、誰も「コミック系」等とは思わないだろう。
HIP HOPに、音楽が持つ楽しさを、ステージから伝えてくれる。

4. Lydia(リージャ)
続いて登場したのは、小さな体から溢れ出すPeaceful且つ繊細な歌声が武器のR&BシンガーLydia!
「誰かの笑顔の理由」や「心の支え」になるような歌を歌っていきたいと素直に言う彼女そのものを ステージに出す。
その自然体なパフォーマンスに、観ている者からも自然と笑みがこぼれる。
そんな彼女の雰囲気とは対照的な洗練されたトラックに、Lydiaの抜群のメロディーセンス、そこに誰もが共感できるような等身大の歌詞を乗せた歌は、十分なインパクトをオーディエンスに残しただろう。

5. SALLY(サリー)
彼女の持つgrooveは本物!!
ReggaeのSoulとR&BのVIBESを持つ彼女は、それまで会場にあった雰囲気をいとも簡単に変えてしまった。
2007年にB-Boy Parkに出演等、実力も折り紙付きの彼女が作るステージは、 いわゆる黒っぽいものではなく、温かみがあった。
彼女の背伸びをしない歌詞は等身大の自分自身を素直に表現されており、今回、唯一の関西圏からの出演ということもあり、 間違いなくアウェイの中だったの関わらず、多くのオーディエンスの心を掴んだであろう。
また、出演者の中で、この日を1番楽しんでしたのは彼女だった。
なぜなら、他の出演者のステージ中の殆どの時間を客席で踊りまくっていたから。

6. Pentaphonic(ペンタフォニック)
4MC+1♀DJの5人で構成されるHIP HOPグループ。
コーラスフェイクから始まる彼らのショータイム。オーディエンスの表情にワクワク感と笑顔が自然にこぼれる。
そのキャッチーかつ独創的なトラックと、スキルフルなラップが見事に調和したそのステージは人数で紛らわせるそれとは一線を博す。
紅一点、DJゆみしが回すターンテーブルに、それぞれが確かな実力と個性を持つ4人のMCがライディング。
正に、ミックスアップとは彼らのことを言うのだろう。
オーディエンスも思わず彼らの軽快な振り付けを真似しないではいられない。
こいつら半端ないっす!!

7. 稗島彩歌
そしていよいよ最後のアーティスト!
構成的には、MIREIと同じ彼女も、MIREIと同様に全ての要素を自身で創り上げる。
そう言った意味では彼女もスパーJKシンガーなのであろう。
ただ全くもって雰囲気が別物。
彼女が作るステージは彼女の名前がそれを現している。
彩歌とは本名だそうだ。
様々な面を持つ彼女の歌には、力強い今の女性を象徴しかつ、18歳という多感な時期にしか感じることができない想いがつまっている。
また、2人の女性バックダンサーを従えてダンサー顔負けのルーティーンを披露かと思えば、続くバラードでは、本日2度目の涙を誘うナンバー。彼女の伸びやかな歌声がフロア全体を包み込み、聴衆を惹き付けて離さない。イベントの最後のとなる3曲目では、きっちりと“トリ”の役目を理解しているごとく、オーオーディエンスを楽しい気持ちで帰すことができるようなアップチューン。 短い時間を最大限に活かし、彼女の持つ様々な魅力を感じることができたステージだった。


最後に、イベントスタッフとして一言失礼します。
スタッフとして、「確かな実力」と「伝えるという気持ち」を持った若手アーティストが一夜でこれだけ見れるなんて、こんなにも楽しすぎると思った日はありませんでした。
冒頭でも触れましたが、シーンに影響を与えるアーティストがこの日の出演者の中からも輩出されることを確信しています。
皆さんも次回PLATINUM GATEでその実力を確かめてください。
そして、何かを変えてみたいと思っているアナタ、 是非!
PLATINUM GATEにエントリーを!!! 8月31日締切!!!

------次は、アナタの出番です。