INTERVIEW
SUMMER SONIC
DATS
SUMMER SONIC 2015 出演
サマソニがあったおかげで、今でも大きな志を持ってやり続けられている
2015年、活動に注目が集める中『出れんの!?サマソニ!?』を勝ち抜いた彼ら。
サマソニのステージから観た景色と、新体制で突き進む圧倒的原動力に迫った
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DATSがLIVEでいちばん大切にしていること
大井
自由でいること。僕たちは普通のバンドよりも同期モノとか打ち込みモノがたくさんあるぶん、自由な演奏への渇望が強いんです。
吉田
決め打ちにしない。それもLIVEでは大切にしてます。誰かの突発的なアイデアに引かれて、誰かが違うアクションを起こす。決め事じゃない何かが起こるとLIVE自体盛り上がるし、その熱がお客さんにも伝わる気がします。
MONJOE
そういう意味ではコミュニケーションも大切。音でのコミュニケーションもそうだし、お客さんとのコミュニケーションもそう。どうやったら今日は仲良くなれるかなっていうのが毎回楽しみです。ただ演奏して帰るっていうだけじゃなくなってきました。
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あなたにとってLIVEとは？
早川
生き様のようなもの。まだ全然できてないですが、ゆくゆくはステージで自分の人生そのものを表せるような演奏ができたらいいなと思っています。
MONJOE
僕にとってLIVEはコミュニケーション。自分の生き様を伝える場所。
吉田
自分を含めて、存在を実感できる場所です。自分がいないとLIVEはできないし、メンバーがいないとLIVEはできないし、お客さんがいないとLIVEはできない。自分にとってはそれがあることだけでありがたいというか。
大井
僕は修行ですね。精神を無垢へと昇華するための修行。武術とか整体とかそういうマインドに近いものがLIVEには必要だと思っています。
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サマソニに初出演したときの気持ち
早川
最初に出演の知らせを聞いたときはあまり実感が湧かなかったけど、本番に向けて徐々に気持ちが高まってきて。あの日ステージから見た景色は忘れられないです。あのステージにまた立ちたいっていうのが今も原動力になってる。
MONJOE
バンドを組んで1年目だったんで、いきなり1万人規模のステージに立って、こんな景色を見ちゃったらこのバンド辞めることできねえなって思いました。僕にとってサマソニは特別に思い入れのある場所。サマソニがあったおかげで、今でも大きな志を持ってやれている気がする。
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あなたにとって夏フェスとは？
大井
知覚の扉が開く場所。音楽的なレベルの区切りのひとつ。僕らは夏フェス区切りで次の１年の動きを考えるから、夏に１年の計が固まる感覚があります。
早川
僕も区切り。夏フェスにめがけて練習したり、いろいろ考えたりするから、自分たちがステップアップするための大事なイベントごとだと思います。
吉田
音楽ファンとしては、ひとつのターニングポイントみたいな出来事を体験できる場所だと思います。フェスで見たアーティストとか、そこで聴いた音楽が、あとから振り返っても鮮明に甦る。あのときあの場所で見聞きした音楽の記憶をピンで留めたようなものがフェスなのかなって思います。
MONJOE
毎年開催されるワールドカップみたいな感じかな。新譜を出したすべてのミュージシャンが集まって、その中でどれだけヤバいLIVEができるかの勝負。僕らもどう自分たちをアピールできるか、プレゼンテーションできるか。そういう闘いの場所だと思っています。
