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ソニーミュージックグループ内において、ディスク開発・製造を行っている株式会社ソニー・ミュージック
マニュファクチュアリング(以下SMM)は、CDの音質をマスターテープに限りなく近づけるため、従来"アルト・レーザーカッティング・システム"、"ピット・シグナル・プロセッシング"をCD製造工程に導入し音質改善を行なってきました。
今回開発した「カッティング工程のための"ピュア・デジタル・リンク・システム"」は従来行なっていた高精度でピュアなデジタル伝送技術をさらに進化させ応用したものです。
このシステムは、 固体メモリーから信号送出する"アルト・レーザーカッティング"をさらに進化させた"アルト・レーザーカッティングII"、最終的なカッティング信号であるEFM信号を精密に制御することによりCDの再生時に発生するジッタを減少させる"ピット・シグナル・プロセッシング"、
高精度発振器の発振周波数をデジタル信号のワードクロック等に変換することなく直接カッティングマシンへ与える"ダイレクト・クロック・ディストリビューションシステム"
の三つの要素から構成されており、これらの改善を施した機器の設置にあたってはケーブル、 電源、防振にも細心の注意をはかり機器の性能が損なわれないよう配慮されています。
このシステムは、コピーコントロールCD技術を採用したレーベルゲートCDにおいても使用されており、より一層改善された音質を実現しています。また、SMMは今後も引き続きレーベルゲートCDを含めたCDの音質向上に向けた技術開発に注力してまいります。上記各技術の詳細については以下のとおりです。
"ダイレクト・クロック・ディストリビューションシステム"
〜高精度発振器から出力される高精度クロックの精度を損なわずにカッティングマシンへ供給することを目的に開発。一般的には高精度発振器の出力周波数はデジタル信号のクロック周波数とは異なり変換が避けられませんでしたが、新システムはこの変換を省くことに成功、一層の高精度化を実現。
"アルト・レーザーカッティング II"
〜従来からのアルト・レーザーカッティングシステムの特長である固体メモリーからの信号送出はそのままに、固体メモリーをスタティックメモリー化することでさらに低ノイズ化を達成。高精度発振器から出力される高精度クロックを直接供給することにより一層効果を高めています。
"ピット・シグナル・プロセッシング"
〜最終的なデジタル信号であるEFMシグナルをカッティングマシンの直前で精密に制御することによりディスク上のピットをジッタが最小になるように補正するためのもので、ソニー株式会社がSACDのために開発した技術であり、これをさらに進化させ、今回レーベルゲートCDに導入することに成功。高精度発振器から出力される高精度クロックを直接供給することにより一層効果を高めています。
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