ウェット

2007年、ニューヨークの同大学に通うケリー・ズートラ、マーティ・スルカウ、ジョー・ヴァリーの3人は共通の友人を介して知り合う。出会って間もなく3人は一緒に音楽を創作するようになり、数年の試行錯誤を経て、2012年の夏にWETとして本格的な音楽活動を開始。その後インターネット上に「Don’t Wanna Be Your Girl/ドント・ワナ・ビー・ユア・ガール」など数曲のデモをアップロードしたこときっかけにバンドとして次第に注目浴びるようになる。2013年にセルフタイトルEP ”WET/ウェット”をリリース。エレクトロサウンドをベースにしながらも、R&B、インディーロック、カントリーなど様々な要素を取り込んだ美しく洗練されたエレクトロ・ポップ・サウンドは各方面より大絶賛を受ける。インタビュー・マガジン誌は彼らを「エレクトロ・ミュージック史上かつて無いほど美しく、孤独なサウンド」と形容した。EPリリース以降着実にファンを広げつつ、各地で精力的にライブも行い、2014年の夏にはフルアルバムの制作に取り掛かるため、レコーディングスタジオのあるマサチューセッツ州に移り、制作活動に没頭。レコーディングを終えた彼らは休む間もなく、全米ツアー、ヨーロッパツアーを敢行し、各地で熱狂的なファンらに迎えられる。そして2016年1月29日、満を持してデビューアルバム『Don’t You/ドント・ユー』をリリース。