Vega4（ヴェガ・フォー）とは・・・

*ジョニー・マックデイド(Vocal/Guitars/Piano）アイルランド゛出身
*ブルース・ゲンズフォード (Guitars)ニュー・ジーランド出身
*ブライアン・マックレラン (Drums/Percussion) カナダ出身
*ギャヴィン・フォックス(Bass)アイルランド゛出身＜元アイドルワイルド＞
（オリジナルメンバーであったベーシスト、サイモン・ウォーカーは2006年12月に脱退）

育った国も環境も違う4人のメンバーからなるVega4。（ちなみに「Vega」とは「織女星」のこと）
共通の知人を通してロンドンで知り合い、共通の音楽の趣味を基盤にその友情は深まった。出身のお国が違うように　それぞれの影響を受けた異なる音楽を持ち寄る形となった。「僕たちの音楽を一言で説明するのは困難」と語るのはジョニー、「今作に含まれる要素や受けた影響が多すぎて」・・・

セカンドとなる今作『ユー＆アザーズ』から最初に届けられたのはとってもキャッチーなシングル『ユー＆ミー』は、力強いギター・ラインのすばらしいミックスと力強いボーカル、そして一度聴いたら忘れられないフックで成り立つ、Vega4の独特なサウンドを凝縮した曲となっている。

今作プロデューサーのジャックナイフ・リー（本名ギャレット・リー、主な作品はU2『ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』、スノウ・パトロール『アイズ・オープン』など）　とのアルバム制作の体験は感銘させられるものだったのと同時に、一風変わったものだったという。Vega4との作業に心身を捧げたジャックナイフ・リーは、他の仕事の合間をぬってまでセッションを引き受けた。そのため今作の制作期間は驚くことにわずか9ヶ月。ジャックナイフ・リーとの仕事は刺激的だったとジョニーは言う　「彼は僕たちを世界と自分達の音楽に対してのフォーカスを独特の手法で全く新しい視点で行った。あらゆる理由と手段で僕たちが自己反省することを止めさせられた。それが例えば真夜中のボーカル・テイクの最中に草原へと繰り出して卵を投げることだったり、台所で戸棚や収納棚に潜りこんだり。美と好奇心は”普通”の中に存在するんだって教えてくれた。あらゆる所に存在するんだってね。」

その結果生まれたのが高揚させると同時に痛切な曲ばかり。「技術でごまかしたり、流行を追ったり世間を満足させる曲なんて作る必要はないと強く思えたんだ。一番大切なことは、曲が”人”とつながりを持てること。それだけは努力して生まれるものではないし、自然でしかないんだ。このアルバムを制作するということは、小さなものの中に美を見つけ出すことだった。」

そして今、ロンドンで生まれたVega4は、全米で大きく羽ばたこうとしている。
昨年のSXSWの出演は勿論のこと、今作に収録されている名曲『ライフ・イズ・ビューティフル』が全米大人気ドラマ『GREY’S ANATOMY(グレイズ・アナトミー、邦題『恋の解剖学』WOWOWにて放映中)』、そして『ONE TREE HILL（ワン・トリー・ヒル、日本はスター・チャンネルにて放送決定）』それぞれのシーズン・フィナーレで使用され、大きな話題に。既に泣ける名曲を賞賛されている『ライフ・イズ・ビューティフル』、全米ラジオ　オンエア・チャート急上昇！！！