ウラニーノ

2001年、埼玉大宮を拠点に活動を始める。山岸による短編小説のような独特な歌詞の世界観、ピストン大橋がライブ開始前に行う捨て身のパフォーマンス「前説」、小倉が執筆した漫画を大量に製本し無料配布するなど、他と一線を画した独自の活動で何かと話題に上がるロックバンドである。自他ともに認めるライブバンドであり、全国を駆け回り年間100本近いライブを行う。3人の親しみやすくも濃いキャラクターが全面に出るライブパフォーマンスは、音源とはまた違った独特の世界観を作り出している。

 2007年発表の4thアルバム『友達の彼女』より、プロデューサーに佐久間正英氏を迎える。同年12月にはインディーズバンドとしては異例のC.C.Lemonホールワンマンライブ「手売りでC.C.レモン」を決行。無謀と言われたこの企画にチケット手売りで1200人を動員。2009年7月、メジャーデビューミニアルバム「ランドリーとワールド」をエピックレコードより発売。2010年6月、2枚の先行シングル曲を含む初のフルアルバム『World end Happy end』を発売。リリースツアーでは「投げ銭ライブ」や「150人入らなかったらカラオケ大会」など、全国各地で独創的な企画のワンマンライブを展開し話題に。2010年秋公開の映画「遠くの空」の主題歌を担当、山岸が同作に役者として出演。結成10周年yearとなる2011年には「毎月ワンマン」を開催。メンバーが本気のコントを披露する「ウラニーノ新喜劇」など活動の幅はロックバンドの範疇を超えますます独創的に。

2013年6月にピストン大橋が脱退。二人体制の新生ウラニーノとして精力的に活動中。