全世界を席巻中!カニエ・ウェスト、T.I.らが惚れたヒップホップ界の超大型ルーキー=トラヴィス・スコット待望のデビュー・アルバム『ロデオ』国内盤10月7日発売決定!リリース・パーティーにも密着!
アーバン界が待ち続けた大注目ラッパー/プロデューサー=トラヴィス・スコットが遂にメジャー・デビュー作『ロデオ』をリリース。輸入盤は発売中、国内盤は10月7日に発売が決定した。
2013年にカニエ・ウェスト率いるG.O.O.D. Musicとプロデューサー契約し、同年、米ヒップホップ誌XXLが毎年期待の新人を発表する恒例企画「XXL Freshmen Class 2013」にも選出。その後、自身の「Upper Echelon ft. T.I., 2 Chainz」を皮切りに数々のシングル・ヒットを飛ばし、プロデューサーとしてもリアーナの新曲「Bitch Better Have My Money」を手掛けるなど多彩な才能を発揮。シーンに登場してからは常にヒップホップ・シーンを賑わせてきながらも、なかなかメジャー・デビューをしなかったトラヴィス・スコットが、満を持して強力なデビュー作を発表した。
本作品は発売後いきなりUS iTunesチャートで総合1位を獲得したのをはじめ、各国のiTunesチャートで軒並み上位に食い込むなど全世界を席巻中。シングルとして発表された『3500』と『アンチドート』はまさにトラヴィスのトレードマークともいえる強烈なビートと鮮烈なメロディ/ラップが渾然一体となって畳みかけるキラー・チューンとなっており、アルバムは全編に渡ってトラヴィスらしいダークな世界観が繰り広げられている。随所に美しいピアノや硬質なギター・リフが挟み込まれており、従来のヒップホップの枠に囚われないアレンジも聴き所だ。本作ではさらにカニエ・ウェストはじめ、ザ・ウィークエンド、ファレル・ウィリアムス、フューチャー、トロ・イ・モワ、ジャスティン・ビーバー、スクールボーイQなど超豪華ゲスト/プロデューサー陣が参加。アーバン・ヒップホップ・シーンは勿論、ジャンルを超えて今年最も注目すべきアルバムとなっている。
トラヴィスは現在アメリカのみならず、ヨーロッパでのツアーも大成功させており、先頃開催されたLollapalooza 2015では、ステージ前方に熱狂したファンが殺到したことにより、一時ライヴが中断するといったハプニングが起こるなど、ライヴ・パフォーマンスにおいても大きな反響を呼んでいる。秋には“Cant’ Feel MyFace”、“The Hills”と全米シングル・ヒットを連発し、今最も注目を浴びている全米No.1シンガー、ザ・ウィークエンドと北米ツアーも開催することが決定している。
そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのトラヴィスが、ニューヨークで9月9日、豪華ゲストを迎えてアルバム・リリース・パーティーを開催した。大盛況に終わったショーのレポートを早速お届けする。
<以下リリース・パーティーのリポート>
バウンス、バウンス、モッシュ、モッシュ、ダイヴ。
テキサスはヒューストン出身の23才、トラヴィス・スコットのライヴは、ヒップホップよりロックみたいな見事な縦ノリ。注目の若手ラッパーの中でも、鍛え上げた体躯と、エネルギッシュなステージで知られる人だけれど、これほどまでとは。9月4日に待望のデビュー・アルバム『Rodeo』をリリースしたタイミングでのソロ・ツアー。ニューヨークは、キャパシティ600人強のグラマシー・シアターで3デイズを行い、即完した。最終日だった10日は、30ドルのチケットが転売サイトStubHubで240ドルまで跳ね上がる騒ぎに。
EP『Owl Pharaoh』、ミックステープ『 Days Before Rodeo』を経て、カニエ・ウェストとT.I.の大先輩ふたりを魅了したリリシスト/プロデューサーだけあって、本人の知名度と曲の浸透度は新人とちょっと違う。 20才前後のヒップホップ・ファンの支持率は圧倒的で、グラマシー・パーク内も半分はまだ学生みたいだった。全体のノリは激しいが、ステージ構成はアーティスティック。この辺りは近しいカニエやキッド・カディと同じ匂いがした。ステージ状のバックドロップに、最初の“Quintana”では女性のセクシーな肢体が映った以外は波や森ほか、はっきりしない物体などを映し出し、主役の後方からライティングを当てるので、トラヴィスは終始黒いシルエットのように浮かび上がった。
腿を高く上げるジャンプの合間に、声の強さを生かして歌うようなラップを聞かせて緩急をつけるのが、彼のスタイル。本人こそダイヴしなかったが、観客がステージに上がってダイヴ、客席のそこここでモッシュが起こる。“Mamacita”、から『Rodeo』からの先行シングル“3500”、ラストの“ Drugs You Should Try It”の流れで客席全体がバウンスしながら大合唱する様は、「2015年もっともヤバいステージをする男」とヒップホップ・サイトで書かれるのも納得。
キャッチーな曲はなし、ハードコアなイメージのトラヴィスだが、さすがカニエ一派、華やかな話題にも事欠かない。リリパやアフターパーティーで、ジャスティン・ビーバーが一緒にマイクを握ったり、デビュー作に参加しているザ・ウィークエンドが顔を出したり。年内に発売されるトラヴィスそっくりのフィギュアも話題になっている。極めつけは、トラヴィス・スコット=リアーナの最新カレシ説。なんでも、リーリーは3デイズ全日程参加して、それ以外の目撃情報も噴出中。ただの友だちならサポートし過ぎ? とゴシップサイトやエンタメ番組が、ちょうど今日から騒ぎ立てている。その真意より、トラヴィスのデビュー作をチェックする方が先でしょ、と思うが、『Rodeo』とセットでしばらく話題を振りまきそうだ。
池城美菜子
■商品情報■
トラヴィス・スコット
『ロデオ』
2015年10月7日国内盤発売
¥2,200+税
SICP- 4577
ボーナス・トラック 歌詞・対訳・解説付き
<トラックリスト>
1. Pornography/ポルノグラフィー
2. Oh My Dis Side feat. Quavo/オー・マイ・ディス・サイド feat. クェーヴォ
3. 3500 feat. Future & 2 Chainz/3500 feat. フューチャー & 2チェインズ
4. Wasted feat. Juicy J/ウェイステッド feat. ジューシー・J
5. 90210/90210
6. Pray 4 Love feat. The Weeknd/プレイ・4・ラヴ feat. ザ・ウィークエンド
7. Nightcrawler feat. Swae Lee & Chief Keef/ナイトクローラー feat. スワエ・リー & チーフ・キーフ
8. Piss On Your Grave feat. Kanye West/ピス・オン・ユア・グレイヴ feat. カニエ・ウェスト
9. Antidote/アンチドート
10. Impossible/インポッシブル
11. Maria I’m Drunk feat. Justin Bieber & Young Thug/マリア・アイム・ドランク feat. ジャスティン・ビーバー&ヤング・サグ
12. Flying High feat. Toro y Moi/フライング・ハイ feat. トロ・イ・モア
13. I Can Tell/アイ・キャン・テル
14. Apple Pie/アップル・パイ
15. Ok Alright feat. ScHoolboy Q/オーケー・オールライト feat. スクールボーイQ
16. Never Catch Me/ネヴァー・キャッチ・ミー
■トラヴィス・スコット『ロデオ』(輸入盤) iTunesにて配信中■
https://itunes.apple.com/jp/album/rodeo-deluxe/id1031530485?app=itunes&ls=1
*iTunes、iTunes Storeは、Apple Inc.の商標です。