ソニー・ミュージックが英国音楽の至宝、ザ・キンクスのRCA/アリスタ時代のカタログの世界での発売権利獲得。日本でも配信開始!
ザ・キンクスは1964年、レイとデイヴのデイヴィス兄弟によって、ロンドン北部マスウェル・ヒルで結成。ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーと並び称される英国4大ロック・バンドの1つ。
「ユー・リアリー・ガット・ミー」、「ウェイティング・フォー・ユー」「サニー・アフターヌーン」などの名曲群は全英1位獲得し、以降の英国ロック・バンド達へ大きな影響を与え続けている。
ソニー・ミュージック、そのキンクスのRCA/アリスタ時代のカタログの世界での発売権利獲得。RCA/アリスタ時代に残した名盤(下記一覧を参照)がリマスタリングを施され、日本でも本日(12月5日)からデジタル配信が開始。
今後、24bit/96kHzのハイレゾ音源の配信も予定されている。
最近ソングライターの殿堂入りを果たしたレイ・デイヴィスはこう語っている。
「キンクスの最高傑作のひとつ『フォビア』のインスピレーションになり、関わってもくれたレーベルとまた組むことができるのは素晴らしいことだね」。
ソニー・ミュージックが獲得したアルバム
●RCAレコーズ在籍時作品
『マスウェル・ヒルビリーズ (Muswell Hillbillies)』 (初出:1971年11月24日)
『この世はすべてショー・ビジネス (Everybody's In Show-Biz) 』 (2枚組/初出:1972年9月1日)
『プリザヴェイション第1幕 (Preservation: Act 1)』 (初出:1973年11月16日)
『プリザヴェイション第2幕 (Preservation: Act 2)』 (初出:1974年7月26日)
『ソープ・オペラ (Soap Opera)』 (初出:1975年4月25日)
『不良少年のメロディ~愛の鞭への傾向と対策 (Schoolboys In Disgrace)』 (初出:1975年11月17日)
『ザ・キンクス・グレイテスト:セルロイド・ヒーローズ (Celluloid Heroes)』 (コンピレーション/初出:1976年6月25日)
●アリスタ在籍時作品
『スリープウォーカー (Sleepwalker)』 (初出:1977年2月12日)
『ミスフィッツ (Misfits)』 (初出:1978年5月17日)
『ロウ・バジェット (Low Budget)』 (初出:1979年7月10日)
『ワン・フォー・ザ・ロード (ライヴ) (One for the Road (Live))』 (ライヴ盤/初出:1980年6月4日)
『ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント (Give the People What They Want)』 (初出:1981年8月15日)
『ステイト・オブ・コンフュージョン (State of Confusion)』(初出:1983年6月10日)
『ワード・オブ・マウス (Word of Mouth)』 (初出:1984年11月19日)
『リターン・トゥ・ウォータールー (Return to Waterloo)』 (レイ・デイヴィスのソロ・アルバム/初出:1985年7月1日)
『カム・ダンシング〜ベスト・オブ・ザ・キンクス 1977-1986 (Come Dancing With The Kinks/The Best Of The Kinks 1977-1986)』 (コンピレーション/2枚組/初出:1986年6月2日)
※今回の配信タイトルは『リターン・トゥ・ウォータールー』(レイ・デイヴィスのソロ・アルバム)を除く、15作品、16タイトル(『マスウェル・ヒルビリーズ』は通常盤とLegacy Editionの2種類)
iTunes Storeのアーティストページ
https://itunes.apple.com/jp/artist/za-kinkusu/id1179227
【バイオグラフィ】
1964年、レイとデイヴのデイヴィス兄弟によって、ロンドン北部のマスウェル・ヒルで結成。ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーと並び称される、英国4大ロック・バンド。リトル・リチャードの「のっぽのサリー (Long Tall Sally)」でデビュー。サードシングル「ユー・リアリー・ガット・ミー」が全英1位獲得。ディストーションのかかった独特のリフは以降「オール・オブ・ザ・ナイト」などにも受け継がれ、彼らの代名詞になっている(パンク・ロックとヘヴィ・メタル両方のジャンルの発端となったとも)。「ウェイティング・フォー・ユー」、「サニー・アフタヌーン」他英国の薫り漂う数多くの名曲を世に送り出し、80年代には「カム・ダンシング」が大ヒット。1990年ロックの殿堂入り。2004年にはレイ・デイヴィスがその音楽界への貢献を称えられ、女王エリザベス二世よりCBE(大英帝国勲章第三位)を授与された。オリジナル・メンバーはレイ・デイヴィス(リード・ヴォーカル、リズム・ギター)、デイヴ・デイヴィス(リード・ギター、ヴォーカル)、ピート・クウェイフ(ベース、ヴォーカル)、ミック・エイヴォリー(ドラムス・パーカッション)。ヴァン・ヘイレン「ユー・リアリー・ガット・ミー」、デヴィッド・ボウイ「ホエア・ハヴ・オール・ザ・グッド・タイムス・ゴーン」「ウォータールー・サンセット」、ポール・ウェラー率いるザ・ジャム「デヴィッド・ワッツ」、ザ・フォール「ヴィクトリア」、そして、ザ・プリテンダーズ「ストップ・ユア・ソビン」など様々な秀逸なカヴァーも存在している