ザ・ドレイトーンズ
Gabriel Boccazzi / ガブリエル・ボカッチ - Vocals/Guitar

Luke Richardson / ルーク・リチャードソン - Drums/Vocals

Chris Le Good / クリス・レ・グッド - Bass



2006年、ノース・ロンドンにて結成。ブエノスアイレスに生まれ、キンクス/デイヴィス兄弟の出身市であるロンドン/マスウェル・ヒル育ちのガブリエル(Vo/G)、グリムズビー出身のルーク(Dr/Vo)、イール・パイ・アイランド出身のクリス(B)からなる3ピース・バンド。バンドとしてのスタートは、アルゼンチン人のリード・シンガー、ガブリエルが故郷のブエノスアイレスを離れ、「子供の頃からずっと聴いていた音楽の発祥地を見てみたかった」とキンクスが生まれたマスウェルヒルへやって来たことに端を発している。

2006年3月に行ったファースト・ギグから、その初期ビートルズやキンクスなどを想起させる伝統的な英国ロックに現代の新しさをもたせたサウンドに注目が集まり、THE VIEWのブレイクによってその名を知らしめた1965 RECORDSと契約。同年12月にリヴァプールで開催された1965 RECORDSのパーティに登場したときに残した強烈なインパクトとサウンドは現在において異彩を放ち、翌2007年2月のヘッドライン・ショーが決定。同2月にはシングル『KEEP LOVING ME』でデビューを果たし、THE VIEW等とのツアーを経て、3月にミニ・アルバム『FOREVER ON』をリリース。そのサウンドとエネルギッシュで刺激的なライヴ・セットによって熱烈なファンを増やし、同年8月にはSUMMER SONICにも出演。その後もグラストンベリー・フェス出演やDead 60’s等とのツアーと並行し、フル・デビュー・アルバムとなる『UP IN MY HEAD』を制作。プロデューサーにはミニ・アルバムと同様、これまでにオアシス、ポール・ウェラー、ビヨーク、ニュー・オーダー、マッシヴ・アタック等を手がけてきたスタン・カイバートを迎え、さらに進化を遂げた至高のトリップ・サイケ・サウンドが凝縮された本作で、その「魔術」の虜を増やし続けていくだろう。