鈴木 重子
東大法学部卒という異色のキャリアに加え、抜群のプロポーションとチャーミングな美貌で人気をもつ鈴木重子。それまでジャズ・ヴォーカル新人賞に選出されるなど、識者の間では注目されていたが、1995年9月に待望のアルバム・デビューを果たした。これに先駆けて行われたニューヨークの名門クラブ『ブルーノート』でのライヴは、多くのマスコミに取り上げられ、話題を集めた。1996年には原宿『クエスト』で初コンサートを開催、成長著しい彼女の歌唱に多くのファンが感嘆の声をあげた。演奏活動のかたわらマスコミ露出の機会も数多く、96年4月にはNHK-BS2の『BSジャズ喫茶』のレギュラーをつとめ、2000年には映画「火星の我が家」へ主役として初出演、そして一番の話題となったのは00年4-5月期の宮沢和史とのKDDのCF出演。今後も更なる飛躍が期待される。

□静岡県浜松市生まれ

□3歳からピアノを習い始める

□東京大学法学部に入学

□在学中にボサノヴァ、ジャズ・ボーカルを習う

□司法試験に3度挑戦

□卒業後、ジャズ・クラブでの活動を始める

1994年 「第10回日本ジャズ・ヴォーカル大賞・新人賞」を受賞

1995年2月 初レコーディングのためN.Y.に渡り、トゥーツ・シールマンスら豪華ミュージシャンと共演

1995年9月 名門N.Y.ブルーノートで日本人ヴォーカリストとしては初のデビュー・ライブ

1995年9月 1stアルバム「プルミエール」をBMGビクター(当時)よりリリース

1996年2月 原宿クエストホールにてデビュー・コンサート

1996年2~3月 2回目N.Y.レコーディング

1996年3~4月 NHK-BS「ジャズ喫茶」レギュラー司会を務める

1996年7月 2ndアルバム「ブリーザ」をBMGビクター(当時)よりリリース

1997年5月 3rdアルバム「ウィンズ・オブ・マイ・ハート」をBMGジャパン(当時)よりリリース

1998年8月 映画「火星のわが家」初出演、初主演

1999年7~8月 4回目のN.Y.レコーディング

1999年9月 4thアルバム「クローズ・ユア・アイズ」をBMGファンハウスよりリリース

1999年10月 映画「火星のわが家」が第12回東京国際映画祭に出品

2000年4月~ KDD「Project 001」CFに宮沢和史氏(The BOOM)と出演

2000年7月 5回目のN.Y.レコーディング

2000年9月 5thアルバム「ジャスト・ビサイド・ユー」をBMGファンハウスよりリリース

2000年9~10月 アルバム・リリース記念コンサート「so many stars~星の降る夜」を赤坂ACTシアター(1200人動員)大阪HEAT BEAT(500人動員)ほか全国台湾國父記念館(1800人)にて行う

2000年10月 読売新聞(木曜日夕刊)でエッセイ連載~('01年7月)

2001年1月 Fantastic Plastic Machineのアルバム「ビューティフル」にゲスト参加

2001年2月~ 千葉銀行イメージ・キャラクター(1年間)

2001年3月~ 資生堂企業CF「おもてなしの国から」出演(BSデジタル放送)

昨年度最も売れたジャズ・アルバムとして2000年度日本ゴールドディスク大賞「ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」受賞

2001年9月5日東宝配給映画「大河の一滴」テーマ・ソング「A Drop of Water」発売。

2001年9月20日初のエッセイ集「天使のいる星で」を講談社より発売。

2001年9月26日初の国内レコーディング6枚目のアルバム「My Best Friends」発売。

2003年開催“わかふじ国体”イメージ・ソング「夢の翼」(作詞:森雪之丞、作曲:葉加瀬太郎)を歌う。