44年間封印されていた幻の音源発掘。
サンタナの初来日公演を収めた伝説のライヴ・アルバム『ロータスの伝説』が未公開音源7曲を追加収録した「完全版」として世界初発売!ハイレゾ配信も。

2017.03.08

 

69年のデビュー以来半世紀もの間第一線で活躍し続けるグラミー賞10冠のギタリスト、カルロス・サンタナ。来る4月に開催される4年ぶりの日本ツアーにあわせ、サンタナの初来日公演を収めた74年発表の3枚組ライヴ・アルバム『ロータスの伝説』の「完全版」が4月19日にソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから世界初発売されることが決定した。

 

▼サンタナ 73年 武道館ライヴ

 

このライヴ盤は73年7月3日と4日の大阪公演を収録しており、第一絶頂期にある若きサンタナ・バンドが日本のオーディエンスを前に繰り広げた凄まじい演奏と、のちにギネス世界記録にも認定される“22面体ジャケット”という破格のスケールを持つアートワークが今もなお語り継がれるライヴ・イン・ジャパンの金字塔的作品。企画から録音、写真、デザインなどレコード制作に必要なすべてを日本人が手掛けたこともあり、日本のサンタナ・ファンにとっては特別な意味を持つ作品でもある。そんな『ロータスの伝説』の録音で実際に使用されたアナログ・マルチテープが、日本のソニーミュージックの倉庫に長年保管されたままであることが昨年暮れに発覚、実に44年ぶりに蔵出しされた。74年以降は一度も使用されることがなかったアナログ・マルチテープは、一部テープ交換のため演奏が途切れている曲や何らかの理由で紛失したリールがあったものの、コンサート2日分の大半の演奏記録が70年代のテープとは思えないほど良好なコンディションにあることが判明。アナログLPの収録分数の関係で当時やむなくカットされた音源もしっかりと残されており、オリジナル盤にはない「ジャパン」「バンベレ」「ウム・ウム・ウム」「聖なる光」「ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン」「セイヴァー」「コンガ・ソロ」の7曲(約35分)を新たに加えることにより、大阪で演奏された全曲目がここに揃うこととなった。これら発掘音源のミックスはオリジナル『ロータスの伝説』やベック・ボガート&アピス『ライヴ・イン・ジャパン』など数多くの名盤を手掛けてきたエンジニア・鈴木智雄によって行われた。既発音源と極力違和感のないサウンドにすべく慎重に機材やケーブルを選定した上でミックスされ、アナログ・テープの持つナチュラルでダイナミックな音像を保ったままミックス・マスターに落とし込まれた。オリジナル盤に欠けていた7つのピース(楽曲)は実際の曲順通りの場所に見事に収められ、頭から最後まで余すことなく「完全版」となって稀代の名演が蘇った。

 

▼マルチテープ

 

44年ぶりに未公開音源を聴いたカルロス・サンタナから日本のファンへ向けた最新コメントが届いた。
“『ロータスの伝説』は日本生まれの名盤だ。大阪公演のテープは本当に素晴らしい内容だった。それらのテープはこのバンドの最高の状態をとらえており、私たちは心から誇りに思えたのだ。サンタナのコンサートを余すことなく経験できるものにするため、LP3枚組に日本制作のブックレットや画像を用い、すべてを才能ある日本人アーティストたちに手掛けてもらった。そして、改めてこれらの曲とこのアルバムを紐解くのは、次の日本ツアーが間近に迫っている私にとって大いに喜びを感じる作業だった。日本のソニーの友人たちとボーナス・トラックを掘り下げるのは最高の気分だった。日本や世界中のブラザーやシスターと、さらなるお楽しみが加わったこの『ロータスの伝説』を分かち合うことができるのは大変光栄なことだ。”

また、発掘音源の収録だけでは終わらないのが「完全版」たる所以で、日本オリジナルLP盤で採用されたクアドラフォニック・ヴァージョン(4chサラウンド・ミックス)も今回世界初の復活を遂げ、さらには超高解像度であるDSD 11.2MHzマスタリングによるSACD 4.0、SACD 2ch、CDを擁した高音質ハイブリッド盤となっている。加えて、あの横尾忠則が手掛けた空前絶後の“22面体ジャケット”がオリジナルに忠実に7インチ・サイズで復刻されるほか、当時のツアー・パンフレットや大阪公演チケットのレプリカ、豪華別冊ブックレットなども封入される。まさに世界のサンタナ・ファンが再び驚愕すること必至の“究極のロータス”が、ここ日本で誕生した。
なお、この最新DSDマスターを用いたハイレゾ配信も4月19日より開始される。

 

▼22面体ジャケット展開図

商品情報


アーティスト:サンタナ
タイトル:『ロータスの伝説 完全版-HYBRID 4.0-』
発売日:4月19日
価格:¥8,640(税込)
品番:SICP 10116~8
[完全生産限定盤](2017年来日記念盤) 

 

【内容詳細】 

  • 大阪公演を記録したオリジナル・アナログ・マルチテープより発掘された未公開音源7曲(約35分)を演奏曲順通りに収録した全29曲入り完全版(追加収録曲「ジャパン」「バンベレ」「ウム・ウム・ウム」「聖なる光」「ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン」「セイヴァー」「コンガ・ソロ」)
  • DSD 11.2MHzマスタリングを施したSACD、そのDSDマスターをダイレクト変換したCDの2層構造による高音質ハイブリッド・ディスク仕様
  • SACD 4.0は実際のライヴ会場で聴いてるかのような臨場感をもたらすサラウンド・ミックス盤
  • ギネス世界記録にも認定された“22面体ジャケット”(デザイン:横尾忠則)をオリジナルに忠実に7インチ・サイズで復刻
  • オリジナルLP封入のカラー・ポートレート、非定型サイズ・ライナーノーツ、初版帯復刻
  • 初来日公演ツアー・パンフレットをリサイズ復刻
  • 7月4日大阪公演のチケットをリサイズ復刻
  • 豪華別冊ブックレット:カルロス・サンタナによる『ロータスの伝説』寄稿文 / 初来日の模様を追った「ミュージック・ライフ」表紙大特集(73年8月号)/ 73年秘蔵写真 / 新規解説(磯田秀人、鈴木智雄他) / 06年再発盤より「時代の証言」(横尾忠則、田島照久他) / 74年オリジナル・ライナーノーツ(松本勝男)
  • 7インチ紙ジャケット仕様
  • 2017年DSDリマスター盤(DSD 11.2MHzリマスタリング)

 

【ハイレゾ配信】 *アルバムまとめ購入のみ
配信日:4月19日
●DSD 11.2MHz:¥9,600(税込)
●DSD 2.8MHz:¥7,400(税込)
●PCM 24bit/96KHz:¥6,200(税込)

 

【収録曲】 ※初収録音源
[DISC 1]
01. 瞑想 (MEDITATION)
02. 家路 (GOING HOME)
03. A-1ファンク (A-1 FUNK)
04. 果てしなき道 (EVERY STEP OF THE WAY)
05. ブラック・マジック・ウーマン (BLACK MAGIC WOMAN)  
06. ジプシー・クイーン (GYPSY QUEEN)
07. 僕のリズムを聞いとくれ (OYE COMO VA)
08. ジャパン (JAPAN)  ※
09. バンベレ (BAMBELE)  ※
10. ウム・ウム・ウム (UM UM UM)  ※ 
11. 輝ける光 (YOURS IS THE LIGHT)

 

[DISC 2]
01. バトゥーカ (BATUKA)
02. シババ (XIBABA)
03. ストーン・フラワー (STONE FLOWER)
04. ウェイティング (WAITING)
05. 砂上の楼閣 パート1 (CASTILLOS DE ARENA PART 1)
06. フリー・アンジェラ (FREE ANGELA)
07. ソウサリートのサンバ (SAMBA DE SAUSALITO)
08. マントーラ (MANTRA)
09. 京都 (KYOTO)
10. 砂上の楼閣 パート2 (CASTILLOS DE ARENA PART 2)
11. 聖なる光 (LIGHT OF LIFE) ※ 
12. すべては終わりぬ (SE A CABO) 

 

[DISC 3]
01. 君に捧げるサンバ (SAMBA PA TI)
02. ミスター・ウドー (MR.UDO)
03. ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン (THE CREATOR HAS A MASTER PLAN) ※ 
04. セイヴァー (SAVOR) ※ 
05. コンガ・ソロ (CONGA SOLO) ※ 
06. 祭典 (TOUSSAINT L’OVERTURE)    
07. ネシャブールの出来事 (INCIDENT AT NESHABUR) 

ツアー日程

SANTANA “TRANSMOGRIFY TOUR 2017”
4/22(土)岩手:盛岡市民文化ホール
4/24(月)大阪:大阪市中央体育
4/25(火)名古屋:センチュリーホール
4/27(木)東京:日本武道館
[問] ウドー音楽事務所 udo.jp 

ショート・バイオグラフィ

メキシコ出身。ヴァイオリニストの父の影響で5歳でヴァイオリンを、8歳でギターを弾き始める。サンフランシスコに移住し、66年にバンド “サンタナ・ブルース・バンド”を結成。69年に“サンタナ”としてデビュー、同年“ウッドストック・フェスティヴァル”に出演。当時ほぼ無名ながら衝撃的なパフォーマンスで大観衆を魅了し、一気に全米で人気を獲得する。デビュー・アルバム『サンタナ』が全米チャート4位、2ndアルバム『アブラクサス』(邦題『天の守護神』)」が全米チャート1位、シングル「ブラック・マジック・ウーマン」が全米チャート4位と大ヒットを記録、サンタナの初期代表作となる。様々なアーティストとコラボレーションした99年のアルバム『スーパーナチュラル』が特大のブレイク、マッチボックス・トゥウェンティのロブ・トーマスをフィーチャーしたサンタナ初の全米No1ヒット・シングル「スムーズ」はビルボード12週連続1位、アルバムも同じく12週連続1位という驚異的な成功を収める。続くシングル「マリア・マリア」も10週連続1位を記録し、2枚のシングルで全米チャート1位の座を約半年間も独占するという歴史的快挙を成し遂げて迎えた00年のグラミー賞では、最高の栄誉である「最優秀アルバム賞」 「最優秀楽曲賞」含む全9部門で受賞し、サンタナの“第2黄金期”が始まる。06年に紙ジャケットで再発された73年の初来日公演を収めたライヴ・アルバム『ロータスの伝説』の“22面体ジャケット”(デザイン:横尾忠則)がアナログLP最大の面数としてギネス世界記録に認定される。これまでに全世界で1億枚以上のセールスを記録。ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大なギタリスト」で20位に選出。


rss