リップコード
バンドメンバー:

PHIL WALLBANK(フィル・ウォルバンク)

Vocals & Rhythm Guitar 

JAMES 'SULLI' SULLIVAN(ジェームス“サリ”サリヴァン)

Lead Guitar 

TOMMY BEAL(トミー・ビール)

Bass 

ROZALIND DUIGNAN-PEARSON(ロザリン・ダイグナン-ピアソン)

Drums



18歳のフロント・マン/ソング・ライターのフィル・ウォルバンク率いるリップコード。彼らは、あのThe Viewを生み出した1965レーベルからメジャー・デビュー第2弾を飾るバンドだ。お兄ちゃんバンドであるThe Viewに共通する、ポップさ、キャッチーさはそのままに、しかし、TheViewのヒリヒリするような荒削りのロックンロールが印象的なサウンドとは対照的に、彼らのサウンドは至って人懐こい。因みに英メディアでは“ブラーやフランツ・フェルディナンドに匹敵するほど、とめどなくポップで、嘗てのスーパーグラスのような元気一杯さ、そして現在のアークティック・モンキーズのような局地的に盛り上がる魅力(今でこそ全国的だが・・・)を持つ”と言われているほどだ。



1998年、退屈な学校生活を凌ぐべく、フィル、ジェームスはバンド結成を決意。高校の音楽室で練習を重ねながらベースのトミー、ドラマーのロズをリクルートし、かくしてリップコードが結成される(このときの彼らの年齢は平均年齢10歳!)。そしてフィルは16歳になる頃に、本格的に作曲活動をスタート。この頃に作られた楽曲のデモ・テープを1965レーベルのジェームス・エンダコットが聴きつけ、一発で気に入った彼はわざわざ彼らの地元、イギリス中部に位置するウェリントンまでスカウトに出向く。その時の彼らをジェームスは“新型のBUZZCOCKS*だ”(*あのグリーンデイにも大きな影響を与えたという、イギリス屈指の伝説のメロディック・パンク・ロック・バンド)と賞賛しているが、そのときまだ義務教育すら終えていなかった彼らの高校の卒業を辛抱強く待つことを決意し、遂に2006年末に1965レーベルと正式にレコード契約を結ぶ。



“彼らはとにかく最高のポップ・ソングをかくんだ。俺が16歳だった頃を思い起こさせるよ。彼らの目はキラキラ輝いていて、とにかく人を惹き付けるキャッチーなメロディーを聴きわける耳を持ったワンパク坊主だ。やつらがどれだけ大きく成長するかって?そりゃ、彼らの思う存分成長するさ!” ジェームスはそう太鼓判を捺す。



そして昨年度から今年にかけ、The View、Baby Shambles、Kooks、Keiser Chiefsら早々たる面子とツアーを重ね、その注目度も急上昇中!一度聴いたら耳から離れない強烈にポップなパンク・チューン、これでバンドの平均年齢19歳というから末恐ろしい限り。 2008年春に予定されているデビューアルバムにも期待が高まる。